大阪駅前ビルの風景(ディスカウントチケット屋さんと激安ビジネスシューズ)で、大阪駅前のビルは特色がある話をしたが、その中でも特に第3ビルはパチンコ屋さんやチケット屋さんが多かった。特に新阪急ビル側の地下側から入っていくと、すぐ両面に競い合うようにパチンコ屋さんが並んで、開店していたが、ほぼどちらも同じような形態であり、以前と比べて、客の入りも少なく、存続できるのかなとしきりに考えていた。
昨日ふと、北新地周りで帰ると途中に、この通りを歩いていると、アレーと不思議な感じがして、よく見るとやはり閉店となっていた。 このパチンコ屋さんの角にTVが設置されており、野球放送(勿論阪神タイガースだと思うが・・・)が何時も放映され、たくさんの通り掛かりの人達が見ていたのを思い出す。
確かつい最近まで、開店していたのだが、毎日ここを通っているにも関わらず気づかなかった。昨日からの閉店かもしれない。
一世を風靡したパチンコ産業であるが、今や不況の波はこの業界も例外ではなく、客が遠のき始めている。
同僚も昔からパチンコと競馬を趣味としていたが、ついにパチンコは止めたそうである。あまり健康的でもなく、マトモな産業かと言うとなかなか難しい産業とも取れるが、チョットしたギャンブルとゲームを併せ持つ、この業界は今まで半導体や多くの産業を支えてきたが、今後かなり危ない産業といえるかもしれない。
何処のパチンコ屋さんを見ても代わり映えのしない且つ絶対に儲からない仕組みで時間をつぶすのは、あまり健康ではない。もちろんたばこの煙の中では・・・。
チョットさびしい気がするが、余暇を楽しむ事の多様性が広がっており、且つ不況の中で、パチンコに救いを求める人も急激に減ってきているようで、この先この業界の市場が縮小すれば、各産業に及ぼす影響も計り知れない。既にハイテク分野つまり半導体市場への影響もでている。
昔の手動式のメカ式の頃のパチンコ台と異なり、今のパチンコ台は電子の塊であり、スロットマシンも同様となっている。
※1 上の写真は閉店したパチンコ店
※2 下の写真は、上のパチンコ店の対面のパチンコ店。ここもどれだけ頑張れるか?かなり厳しいものがある。あまり人が入っていない。
数年前まで、パチンコ屋さんの開店前には、それを待つ人達の行列ができていたが、今は私が通る所では、まったく見かけなくなった。これは健全なのかも知れないが・・・。
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