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iPhoneアプリ開発者のSHIKIBUさんが、歴史・文化・オカルトその他の雑学をいろいろ呟きます

(まとめリンク)【33-4】大阪、トホホな話10選【なんでや!阪神関係ないやろ!】 10回シリーズ × 5編

2017-01-26 07:22:07 | 歴史
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(まとめリンク)【なんじゃこりゃ?】世界の大失敗発明品10選【理解できん!】 10回シリーズ × 10編

2017-01-26 07:21:39 | 歴史
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【恐怖!!】霊界からの発明【決して夜中には見ないで下さい…】 第2回(5回シリーズ)

2017-01-15 01:53:00 | 歴史
3746
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(担当S)
 
 世の中には色々と奇妙な発明品がありますが、その中でも特に奇妙な発明と言えるのがオカルト的な効果や効能を謳っている発明品です。
 怪しげな霊感商法とかとは一切関係なく、霊的あるいはオカルト的な事を実現するための装置と言うのが過去には実在していました。
 そこで今回は、その中でも特にぶっ飛んでいると思われるオカルト的な発明5選を、担当Sの独断と偏見で選んで紹介していきたいと思います。
 
■恐怖と戦慄の発明、霊界から授かった驚異のアイデアの数々…第2回(5回シリーズ)
 
●心霊を写し出すカメラ
 この写真は、19世紀のアメリカで心霊写真家と言われたウィリアム・H・マムラーが、 1871年に撮影したリンカーン大統領の心霊写真です。
 写真下側の中央に写っている女性はリンカーン大統領の妻であるメアリー未亡人で、その後ろにボヤッと写っているのが1865年に亡くなったリンカーン大統領の霊です。
 このリンカーン大統領の心霊写真が他のよくあるような心霊写真と大きく異なるのは、偶然このような写真が撮られたわけではなくて、マムラーが発明した霊視機能のあるカメラにより"意図的"に撮影された、霊との2ショット写真だと言う点です。
 噂では、マムラー自身に霊を呼び出せるある種の心霊能力があって、それで心霊の姿をカメラに収める事が出来たのでは無いかと言われていますが、真偽の程は分かりません。
 しかし彼が発明したカメラには、心霊を撮影できる特殊な機能がありました。
 マムラーが最初にこの様な写真を撮ったのは、1868年だと言われています。
 当時のカメラは技術的にまだ未熟で、写真を1枚撮るのに10~20分もかかり、また特殊な技能を必要としたことから、彼が撮った心霊写真の全ては、写真家でもあった彼自身が撮影したものです。
 1回の撮影料金は、当時の一般的な撮影料金の5倍もする10ドルで、これは当時の労働者の月給の3分の1から半分に達するほどの法外な金額でした。
 それでも予約してから撮影まで3ヶ月も待たなければいけないほど注文が殺到し、ビジネスとして大きな成功を収めていました。
 こんな高額な撮影料金にも関わらず、マムラーの心霊写真がこれだけの人気を呼んだのは、家族と死別した悲しみを癒す為に、例え写真の中だけでもいいから亡くなった家族と触れ合いたいと切実に希望する者が、後を絶たなかったからです。
 そういう事もありマムラーの元を訪れる客は、例外なく裕福な人か社会的に地位の高い人でした。
 アメリカの歴史で最大の悲劇と言われた南北戦争が終わってから、僅か数年しか経っていなかった事もあって、マムラーの元には戦争で死別した夫や息子と一緒に心霊写真に収まりたいと言う依頼が、次から次へと舞い込みました。
 当初はとても順調だったマムラーの心霊写真のビジネスでしたが、1869年の4月に思わぬ事が起こります。
 19世紀後半のアメリカで、演劇やサーカスのビジネスで成功を収めていたフィニアス・ティラー・バーナムと言う人物が、マムラーを詐欺罪で訴えたのです。
 バーナムの訴状によれば、マムラーはトリックを使い、あたかも亡くなった家族が一緒に写っているかのような写真をでっち上げ、法外な撮影料金を顧客に対して請求していると言うものでした。
 7日間つづいたとされるこの裁判で検察側は証拠として、バーナムが作り出した心霊写真とその撮影方法を法廷に提出し、簡単なトリックで誰でも心霊写真が作れることを証明して見せました。
 しかし、検察側が法廷に提出したのと同じ方法でマムラーが心霊写真を作り出したと言う決定的な証拠がなかった事と、被害者とされたマムラーの顧客が皆、彼をかばったことにより、裁判官はマムラーを無罪放免にせざる得ませんでした。
 どうしてマムラーの顧客が皆、彼を庇ったのかと言うと、マムラーは顧客達の遺族とは生前会った事が無く顔や姿をまったく知らなかったのに、彼の撮った心霊写真の中には顧客の遺族が寸分違わぬ姿で写っていたからでした。
 だからマムラーの顧客達は、彼が何らかのトリックを使ったとは全く思っていませんでした。
 寸分違わぬとは言っても心霊写真ですから、亡くなった家族の姿は当然ボヤけてはいましたが、マムラーをかばった彼の顧客の1人は「友人達にも写真を確認してもらったが、写っていたのは間違いなく亡くなった妻でした」と法廷で力説しました。
 こうしてマムラーの発明は一度は詐欺として疑われたものの、法廷の場においても真実の発明である事が証明されたのです。
 それではマムラーが発明したカメラは、現在どこにあるのでしょうか?
 残念ならがらマムラーが発明したされる心霊が写るカメラは、彼が死の直前に写真のネガ(※今風に言えば写真の元データー)と一緒に処分してしまい、現物は残っていません。
 金銭トラブルによって、マムラーも不本意ながら自らの発明を処分してしまったようです。
 もしマムラーのカメラが残っていれば、証拠が掴めずに停滞している現在の心霊研究が、大幅に進んでいた事でしょ。
 不本意だったとは言え、マムラーがカメラを処分してしまったのは、非常に悔やまれます。
 ……と、これから後半のパートである真相究明のパートを始めますが、前半のパートの話にあるように、マムラーがどのようにして心霊写真を撮っていたのかについて、それがトリックであったと言う決定的な証拠が出てこなかったのは事実です。
 なのでマムラーが発明したカメラが、どのような仕組みであったのか興味の湧くところですが、彼は自らの手で全ての証拠を消し去っているので、今となっては真相は闇の中です。
 検証できるような物的証拠は何も残っていませんが、詐欺罪に問われた裁判では無罪放免になっている事から、「マムラーは本当に心霊カメラを発明していて、それで心霊写真を撮ったのでは?」と思う人も中にはいるでしょう。
 しかし、彼が裁判で無罪になったのは、検察側が状況証拠にばかりに拘ってマムラーを有罪にしようとした為に、裁判そのものを検察側自らが台無しにしてしまったと言う面が大いにあります。
 決定的な証拠が無いのに状況証拠だけで誰かに罪を背負わせるのは、いつの時代も難しいものです。たとえ告発した相手が限りなくクロに近くても…
 検察側がマムラーのインチキを暴くような証拠写真でも持っていれば、裁判の行方も違っていたんでしょうけど、前半のパートにもあったように、当時の写真は撮影するのに特殊な技能が必要だったので、今みたいにスマホで証拠写真をパチリと言う訳にはいきませんでした。
 そうした決定的な証拠が欠けていた上に、被害者であるはずのマムラーの顧客達が皆、彼をかかばってしまったので、裁判そのものが成立しなくなってしまいました。
 マムラーを裁いた裁判官も判決を述べる時に、彼の心霊写真には何らかのトリックがあるとはずだと言うニュアンスを含ませていますが、彼の顧客の誰もがマムラーに騙されたとは思っておらず、被害者が存在しない以上、彼に詐欺罪を適用する訳にはいきませんでした。
 しかしながら当時から現在に至るまで、マムラーの心霊写真には、やはり何らかのトリックがあったのでは無いかと考えられています。
 もしトリックを使っていたとしたら、彼はどんなトリックを使ったのでしょうか?
 一番、可能性が高いのは「二重露光」です。
 上の写真(※PCで閲覧している場合は右の写真)は、その「二重露光」を使って撮った写真です。
 マウスの上にかぶさっている手が透けているので、何だか幽霊の手みたいに見えますよね。
 この写真のトリックは非常に簡単で、最初にマウス"のみ"の写真をフィルムカメラで撮っておいて、その後でマウスに手を乗せて、全く同じ視点から同じフィルムを使って写真を撮れば、こう言う写真が撮れます。
 ただし、現在主流になっているデジカメでは、このトリックを使っても同じ写真は撮れません。
 フィルムカメラだからこそ出来る、アナログなトリックなのです。
 これで、マムラーが心霊写真を撮った時に使ったらしいとされる、トリックの内容は分かりましたけど、大事な疑問がまだ残っています。
 彼は全く会った事が無いはずの、顧客の遺族の顔や姿をどうやって知ったのでしょうか?
 どんなトリックやイカサマを使ったとしても、顧客の遺族の顔や姿が分からなければ、心霊写真は作りようがありません。
 これを解く鍵はマムラー自身が設定した、法外な撮影料金に隠されていると思います。
 前半のパートでも触れましたが、マムラーが設定した撮影料金10ドルと言うのは、当時としてはかなりの大金で、一般的な労働者の月給の3分の1から半分の額に相当しました。
 この為、マムラーの顧客は例外なく裕福な人か社会的に地位の高い人ばかりになってしまいましたが、こう言う金銭的に余裕のある人達は、亡くなった家族の生前の様子を収めた写真を必ず何枚かは持っていました。
 写真自体が珍しいかった時代に、こういった事は非常に稀でした。
 ちなみに、普通の写真撮影の料金は、だいたい2ドルくらいですが、これは当時の一般的な労働者の、だいたい2~3日分の賃金に相当します。
 一般的な労働者でも生活をある程度犠牲にすれば、払えない事も無い金額ですが、それでも決して安いとは言えず、当時のアメリカの一般大衆は冠婚葬祭などの余程の事でもない限り、自分や家族の写真を撮ろうだなんて思いませんでした。
 しかし裕福な人や社会的に地位の高い人からすれば、2ドルなんて大した額ではないので、何か機会があるごとにパシャパシャと自分や家族の写真を撮っていました。
 前述しましたけども、当時の写真は例外なく特殊な技能を持った写真家が撮影していましたから、写した写真のネガ(※今風に言えば写真の元データー)はその写真家が保管していました。だからマムラーの顧客の遺族の写真のネガは、探せば必ず何処かの写真家が持っていました。
 ここからは推測になりますけども、マムラーはあの手この手を使って顧客の遺族のネガを探し回していたんじゃないでしょうか。
 ネットもSNSも何もない時代ですから、顔も姿も全くわからない人物のネガを探し出すのは、大変な手間と時間がかかります。だからマムラーの心霊写真の撮影は、予約待ちが3ヶ月なんて事態になっていたんじゃないでしょうか。要は時間稼ぎをしていたと言う訳です。
 当然"タネ"がばれないように、ネガを提供してくれた写真家には口止料とかも払っていたと思います。なんせ、マムラーはかなりの高額な撮影料金を設定してましたから、口止料を払うくらいは何ともなかったはずです。
 ここまで説明すればもうお分かりでしょうが、マムラーが法外な撮影料金を設定したのは、探せば必ず何処かに遺族のネガが有りそうな、裕福な人か社会的地位の高い人だけを相手にしたかったので、そのような料金設定にしたのでしょう。
 しかし、このビジネスモデルも、そう長続きはしなかったようです。
 裁判では無罪放免になったマムラーでしたが、心霊写真家としてのキャリアには大きな傷がついてしまい、裁判が終わった後は顧客が激減します。
 それでも彼を信じた顧客が心霊写真の撮影を依頼する事はあったようですが、以前のようにビジネスとして成立しなくなり、裁判の時に弁護士費用などで3,000ドル(※現在の日本円で2千~3千万円に相当)と言う大金を投じてしまっていたのが仇となって、晩年の彼は貧困に苦しみながら1884年に亡くなります。
 本当にマムラーが心霊を写せるカメラを発明していたのなら、裁判で無罪になった事は彼のビジネスにとっては追い風にはなれど逆風にはならないので、顧客が以前よりも増えそうなもんですけど結果は全く逆でした。
 この事実からしても、マムラーが発明したとされる心霊が写るカメラについては、本当に霊視機能のようなモノが備わっていたのかについて非常に疑わしい面があり、彼の心霊写真のビジネスが行き詰まったのも、そこに原因があったのではないかと思われます。
 
 
 
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 [gooブログ]【恐怖!!】霊界からの発明【決して夜中には見ないで下さい…】 第2回(5回シリーズ)

【恐怖!!】霊界からの発明【決して夜中には見ないで下さい…】 第1回(5回シリーズ)

2017-01-14 03:06:53 | 歴史
5145
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(担当S)
 
 世の中には色々と奇妙な発明品がありますが、その中でも特に奇妙な発明と言えるのがオカルト的な効果や効能を謳っている発明品です。
 怪しげな霊感商法とかとは一切関係なく、霊的あるいはオカルト的な事を実現するための装置と言うのが過去には実在していました。
 そこで今回は、その中でも特にぶっ飛んでいると思われるオカルト的な発明5選を、担当Sの独断と偏見で選んで紹介していきたいと思います。
 
■恐怖と戦慄の発明、霊界から授かった驚異のアイデアの数々…第1回(5回シリーズ)
 
●エジソンの霊界通通信機
 さてエジソンと言えば、某フジテレビの人気アニメ「ちびまる子ちゃん」の主題歌の歌詞でも「~偉い人」と歌われていることから、日本でも老若男女が知っている偉人の一人では無いかと思います。
 しかしエジソンが発明王である事は知っていても、具体的に何を発明した人物なのかを知らない人は結構いるのではないでしょうか?
 エジソンが発明したモノの中で最も有名な発明品を三つ挙げれば「蓄音機(※別名レコード。音楽が再生できる、CDのご先祖様的な機械)」、「活動写真(※映画の事)」、「電球」になります。
 偉大な発明王としてエジソンは生前から名を馳せており、19世紀末から20世紀初めにかけてのアメリカで彼を知らない者は殆どいませんでした。
 その偉大な発明王が、死者と通信できる奇妙な機械を発明しようとしていた事実は、余り知られていません。
 当時、神智学者としてアメリカで活動していたブラヴァツキー夫人とエジソンは交流があり、神秘主義的な物に魅せられる一面がエジソンにはありました。
 19世紀後半にドイツのヘルツによって電波が発見されると、早速エジソンは電波で通信が行える装置~無線機の発明に乗り出しますが、その研究の過程で人間の魂も電波と同じようなエネルギーではないかと思うようになります。
 結局エジソンは、後もう一歩の所で無線機の発明者として歴史に名前を残すのを逃してしまい、世界初の無線機の発明者の名はイタリアのマルコーニに譲りますが、当時の無線機に使われていた真空管と言う部品を使って霊界からの信号を受信すると言う着想をこの時に得ます。
 上の写真(※PCで閲覧している場合は右の写真)が真空管ですが、エジソンはこの怪しく光る真空管にこそ、霊界の扉を開ける鍵があるはずだと直感しました。
 前述した通り、エジソンは人間の魂も一種のエネルギーだと思っていましたから、眩いエネルギーを放って輝く真空管に霊的な何かが潜んでいると感じたのも無理はありません。
 自身が思いついたこのアイデアを元にして、エジソンは「霊界通信機(英:Spirit Phone)」と呼ばれる発明品の製作に取り掛かります。
 ただし余りに常軌を逸した発明品だった為に、世間体を気にしたエジソンは、自身が「霊界通信機」を発明しようとしている事を誰にも喋らずに一切を極秘にしようとしました。
 その為、エジソンが「霊界通信機」の発明をいつから始め、そしてどの位の長い間、この発明に取り組んでいたのかは全く分かりません。
 それだけ極秘主義で、この発明に取り組んでいたのですが、何らかの原因で「霊界通信機」ついての情報が外部に漏れてしまい、一度だけマスコミにスッパ抜かれた事があります。
 米サイエンティフィック・アメリカン誌は1920年10月号に「発明王エジソン、死者と通信する装置を発明か!?」と題する記事を載せます。
 エジソンは「霊界通信機」は非常に真面目な発明だと思っていたのに、サイエンティフィック・アメリカン誌が面白おかしく自分の発明を取り上げたので、この事に非常に憤慨して、以後「霊界通信機」については以前にも増して固く沈黙を守るようになります。
 彼の沈黙にかける決意は非常に固く、信頼できる人間に、もし自分が死んだら「霊界通信機」についての実験器具や資料は、全て跡形も残らないように徹底的に破壊してから廃棄して欲しいと、と自ら願い出るほどでした。
 遂に「霊界通信機」を世に発表せぬまま、発明王エジソンは1931年10月18日に84歳の生涯を閉じます。
 エジソンが息を引き取った屋敷では、彼が亡くなった直後に居間に飾ってあった大きな振り子時計が突然動きを止め、それを奇怪に思った屋敷にいた者達は皆「エジソンが魂が実在する事を証明する為に時計を止めたんだ!」と口々に呟きました。
 彼の死後「霊界通信機」は、遺言通りに資料はおろか彼が作っていたであろう実験装置や部品に至るまでまで徹底的に破壊されてから廃棄されてしまい、現在に伝わっているのはエジソンが「霊界通信機」の発明を手がけていたと言う事実のみです。
 果たしてエジソンは「霊界通信機」を完成させていたのか?
 もし完成させていたとしたら、念願通り死者との交信を果たせたのか?
 謎は深まるばかりです。
 …と、前半のパートではかなり飛ばしてしまいましたが、そもそもエジソン本人に「霊界通信機」なるものを発明する能力があったのかについては、かなりの疑問が残ります。
 エジソンの三大発明として必ず取り上げられる「蓄音機」「映画」「電球」ですが、これらの発明品に纏わる話は、やたらと美化されいて事実とは異なる話が後世に伝わっていたりしてますし、そもそもエジソンの発明でなかったりするケースもあります。
 「蓄音機」と「活動写真」に関しては、そのいずれもエジソンが作ったものは構造や原理が原始的すぎた為に、後から現れたより優れた発明品に駆逐されてしまい、早々に世の中から姿を消しています。
 まず「蓄音機」から解説をして行きますが、「蓄音機」とは、かつて音楽用のメディアとして主流だったレコードの古い呼び方で、CDやDVDの遠いご先祖様にあたります。
 CDやDVDが円板型をしているのは、かつてのレコードが円板型だったのでその名残ですが、エジソンが発明した「蓄音機」に使われていたメディアは円板型でも何でもない「蝋管(ろうかん)」と呼ばれる円筒形をしたメディアでした。
 この「蝋管」と呼ばれるメディアは、音声の信号を円筒の表面に縦溝の深さとして記録して、再生する時には表面に刻まれた縦溝を「蓄音機」が金属製の針でなぞって音を出する仕組みになっていました。

 上の写真(※PCで閲覧している場合は右の写真)の右側の青い筒がいわゆる「蝋管」ですが、現在の円板型のメディアとは、およそかけ離れている形をしているのが分かります。

 現在のCDやDVDの間接的なご先祖様と言える、円板型のメディア~レコードを世界で初めて発明したのはエミール・ベルリナーと言う人物なのですが、ベルリナーが発明した円板型のレコードは、エジソンの「蝋管」とは異なる録音方式が採用されていた事から音質が良く、大量生産にも向いていました。
 このベルリナーによる円板型のレコードが現れると、暫くは「蝋管」との市場争いはあったものの、最終的には円板型のレコードの優位性が認められ、市場を完全に制覇しました。
 そういう経緯があるので、原始的な「蓄音機」についての発明者はエジソンだと言えますが、現在に直結する円板型のメディア~レコードの発明者はベルリナーだと言うべきです。
 「蓄音機」だけでなくて「活動写真」についても、同じような事が言えます。
 「活動写真」、つまり映画の事ですが、最初にエジソンが発明した映画は、現在我々が知っているような映画とはおよそかけ離れていました。
 普通、映画と聞きいたら、大きな劇場で大スクリーンに映像を映し出す娯楽を連想しますが、エジソンが発明した「キネトスコープ」と呼ばれる映画の装置は、装置内に映し出された映像を観客が覗き込むようになっていました。
 言葉だけの説明だと、何を言っているのか分かりづらいと思いますので、上の写真(※PCで閲覧している場合は左の写真)をご覧ください。
 写真に写っているのが「キネトスコープ」ですが、映画を鑑賞する時は左側に写っている帽子を被った男性のように、一人の観客が一台の「キネトスコープ」を占有して覗き込み、内部に映し出される動く映像を見て楽しむというものでした。
 「キネトスコープ」は、登場した直後には爆発的な人気を呼び、全米各地に「キネトスコープ・パーラー」と呼ばれる娯楽施設が作られた程でした。
 しかし、この方式だと現在の映画のように、一度に大勢の観客が同じ映像作品を見るのには全く向いておらず、映像をスクリーンに投映する、いわゆる普通の映画が出現すると歴史から姿を消してしまいました。
 現在の我々がよく知っている映画の直接のご先祖様は「シネマトグラフ」と呼ばれるもので、これは19世紀末にフランスのリュミエール兄弟によって発明されました。
 ちなみに映画の事をシネマと呼ぶのは、この「シネマトグラフ」が由来となっています。
 このように、エジソンが発明した物の中には、単に「エジソンが世界で最初に発明した」と言うタイトルが付いてるだけで、現代の我々がイメージするものとは全く別物と言うケースが結構あります。
 それではエジソンの三大発明の中で、まだ解説を行っていない「電球」についてはどうでしょうか?
 実は「電球」の発明者はエジソンでは無く全く別の人物で、彼は単に「電球」の改良を行ったに過ぎません。
 世界で初めて「電球」を発明したのはジョゼフ・スワンと言う人物なんですが、エジソンはスワンが発明した「電球」に「竹の炭素で作られたフィラメント(※電球内の発光する部分)を使用して寿命を延ばす」と言う改良を施して「電球」の性能を上げただけなのです。
 それでもこの改良によって「電球」は実用的な照明器具へと大幅に進歩し、「電球」の商業化にエジソンは世界で初めて成功しているので、その手腕は高く評価されるべきでしょう。
 エジソンが発明王の異名をとったのは、生涯で1,300の発明をしたと言われているからですが、その発明の中には、他の発明品に対して改良や改善を施した程度のものも少なくなく、また「蓄音機」や「活動写真」の様に、性能あるいは機能が不足していた為に、そのすぐ後に現れた同様の発明品に駆逐されてしまったりと、彼を本当に発明王と呼ぶべきなのかは疑問を感じてしまう部分があります。
 それなのに何故、彼が発明王として有名なのかというと、エジソンは非常に優れたビジネスマンであり、自分の功績を売り込むのが非常に上手だったのです。
 「電球」についても、エジソンのようなビシネスの手腕に長けた人物が改良に取り組まなかったら、恐らく普及するのには、かなり長い年月がかかったでしょう。
 そう言う意味では、歴史に名を残す功績を挙げていると言えます。
 それにエジソンは米ゼネラル・エレクトリック社(※アメリカ有数の優良企業であり世界企業)の創設者でもあり、やはり商売の才能に長けていました。
 エジソンが発明しようとしたとされる「霊界通信機」についても、その例外ではありません。
 前述した米サイエンティフィック・アメリカン誌が「霊界通信機」をスクープとしてスッパ抜いた1920年頃は、第一次世界大戦に参戦したアメリカの人々の間には心の傷がまだ残っており、もし方法があるのなら、戦争で亡くなった家族と連絡が取りたいと心から願っている人が大勢いました。
 そこで優れたビジネスマンであるエジソンは、世間のその雰囲気を敏感に察知して、死者と電話感覚で連絡が取れる「霊界通信機」を発明して売れば、一大ビジネスになると考えたのです。
 彼が神智学などの神秘的なものに惹かれていたのは事実ですが、そういうものに惹かれているからと言って「霊界通信機」を発明できる訳ではありません。
 問題はエジソンに、そんな機械を本当に発明できるような能力が備わっていたかです。
 エジソンの発明家としての能力は、彼の三大発明だと言われている「蓄音機」、「活動写真」、「電球」の例を見ても分かる通り、世間がイメージしている発明王とはかけ離れた部分が存在し、それは「霊界通信機」に関しても同じ事が言えると思います。
 しかし「霊界通信機」は実物が現存しない為、エジソンが何処までその装置を完成させていて、仮に完成させていたとしても、それは実際に動作したのか、又はしなかったのか、それらの評価は全くできません。
 前述しましたが、エジソンは遺言で、自分が亡くなったら「霊界通信機」に関する資料や彼が作りかけていたと思われている装置の全てを、痕跡が残らないように破壊してから破棄するようにと周囲の者に言い残し、彼が亡くなると遺言通りに「霊界通信機」に関する全ての証拠や痕跡は跡形もなく消されてしまいました。
 しかし余りにもキレイさっぱり消され過ぎてしまった為に、この手の話が好きな人々の間で「実は霊界と通信できたから、証拠を全て消したのでは?」と言う、妙な憶測を呼ぶ原因にもなっています。
 果たして真相はどうだったのでしょうか?
 全ての秘密を握ったままエジソンは亡くなっていますから、現代の我々に真相を知る術はなく、真相を知ろうと思えばエジソンに直接聞くしかないので、それこそ「霊界通信機」が必要になります。
 エジソンが亡くなった時に、居間に飾ってあった大きな振り子時計が止まったと言う話もありますが、担当Sが知る限りこの話は某オカルト雑誌以外では見た事はないので、何処まで本当の話なのかは疑わしい限りです。
 あっ、ちなみに担当Sはいわゆる「ムー民ではないので念の為(汗)。
 
 
 
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お詫び

2017-01-07 00:15:22 | 日記

(担当S)

 いつもブログ作成に使っているMac Book Airが絶不調で、本日は記事の投稿ができませんでした。スンマセンm(_ _)m

 現在、超常現象ネタの記事を作成中ですので、今しばらくお待ち下さい。


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