台風12号の余波でしょう。
朝の内は小雨も降り,時折風が枝を揺らしていました。
その雨もあがり,厚い雲の間から薄日のさすようになった午後。
「シャン,シャン,シャンシャン,ジャンジャン,シャンシャンシャンシャン」
庭木の間で,クマゼミが一斉に鳴き始めます。
「群れだ,群れだ」
庭木にとまって,シャンシャン鳴いている“者”がいます。
樫の木から,金木犀に場所をかえるのもいます。
モミジから,松に飛んでいく“者”もいます。
クマゼミは頻繁に,木と木の間を飛び交います。
“飛び回っているのは,メスかなぁ”
「こっちのオスが,魅力的」
「いや,あっちの方が,強そうだ」
「鳴き上手」なオスを捜して,近づいては見たけれど・・・
間近で見た「セミ相」で,気が変わり・・・
飛び回っているのは,メスばかりかと思いましたが,違います。
“おっ,樫の木に留まった”
モミジから移動して来た“者”が,とまるなり「シャンシャンシャンシャン」
移動しているのは,オス,メス,関係ないようです。
“我が庭で飛び交うのも何かの縁,「記念写真」を撮ってやろう”
“今日の天気ではなぁ”
撮ろうとしますが,曇天です。
枝の中でレンズを上に向ければ,どちらを向いても「逆光」になります
おまけに雨で,幹の色もセミに同化しています。
上手な「記念写真」には,ならないんです。
金木犀の中で,クマゼミ「5匹」,写っている“はず”の「記念写真」です。
「カユカユカユカユ」
雨上がりの庭です。
当然のことながら飛び回っていたのは,クマゼミだけでは無かったんです。
朝の内は小雨も降り,時折風が枝を揺らしていました。
その雨もあがり,厚い雲の間から薄日のさすようになった午後。
「シャン,シャン,シャンシャン,ジャンジャン,シャンシャンシャンシャン」
庭木の間で,クマゼミが一斉に鳴き始めます。
「群れだ,群れだ」
庭木にとまって,シャンシャン鳴いている“者”がいます。
樫の木から,金木犀に場所をかえるのもいます。
モミジから,松に飛んでいく“者”もいます。
クマゼミは頻繁に,木と木の間を飛び交います。
“飛び回っているのは,メスかなぁ”
「こっちのオスが,魅力的」
「いや,あっちの方が,強そうだ」
「鳴き上手」なオスを捜して,近づいては見たけれど・・・
間近で見た「セミ相」で,気が変わり・・・
飛び回っているのは,メスばかりかと思いましたが,違います。
“おっ,樫の木に留まった”
モミジから移動して来た“者”が,とまるなり「シャンシャンシャンシャン」
移動しているのは,オス,メス,関係ないようです。
“我が庭で飛び交うのも何かの縁,「記念写真」を撮ってやろう”
“今日の天気ではなぁ”
撮ろうとしますが,曇天です。
枝の中でレンズを上に向ければ,どちらを向いても「逆光」になります
おまけに雨で,幹の色もセミに同化しています。
上手な「記念写真」には,ならないんです。
金木犀の中で,クマゼミ「5匹」,写っている“はず”の「記念写真」です。
「カユカユカユカユ」
雨上がりの庭です。
当然のことながら飛び回っていたのは,クマゼミだけでは無かったんです。