ふかふか と もふもふ と むくむく・・・

新しく家族になった美しい兄と妹猫。妹分が加わり3匹になりました。破壊力も倍増しています。微妙な同居生活は果たして・・・

【ともだち】作戦、失敗の人為的原因と結果分析。。。

2012-08-27 12:10:05 | 猫との生活
今回、【ともだち】作戦が失敗に終わった原因は、すべて人為的なものである、と判断せざるをえなかった。

今後の対策と状況改善のために、失敗の詳しい分析が必要である。
すべての関係者は、自らの犯した過ちを認め、今後、再発することの無いよう、最善を尽くすことを期待する。


事件勃発

日時  2012年8月26日、午後1時ごろ
現場  姉やん、自宅リビング、ソファー付近
状況  負傷者 1名(軽症)
    興奮者 2匹(軽くパニック)+3人(よく理解できなかったが)
    無関係 1匹(いつも現場にいない)





それは、日曜日のまったりした午後の出来事だった。
ご機嫌なマニさんは、リビングのソファでくつろいでいた。



右側に母、左側に姉やんを従えて、エリザベスのついた首をもたげ、頭やら喉やらをよしよしするように命じて、悦に入っていた。



  マニ『なんて、チョロイんだろう、人間って。うちが可愛い声で鳴いたら、イチコロやわ。』



自分が可愛いってことを知ってるヤツは、ちょっと扱いにくい。


うちの子かも、、、なマニさんに頑張って距離を置いていたんだが、今回の病気のどたばたで、すっかり情がわいてしまった。



  そうならないように、努力、してたのに・・・  by 姉やん&母



エリザベスカラーをつけて、よろよろと歩き回り、ソファに座る姉やんに喉を鳴らすマニさんを、ハンター様が複雑な表情で見つめていた。


   ごめんね、タムにゃん。でも、タムにゃんはやさしいから、大丈夫だよね。



人間の思い込みなんて、勝手なものである。



マニが退院してきてから、ゲージから出すことが多くなっていた。

大きい姉さんの近くでも、マニはあまりうならなくなっていた。

エリザベスが邪魔をして、後ろに神経が回らないのだろう。

ハンター様が後ろから近づいて、しっぽやお尻のあたりをくんくんしていても、気づかないことも多い。


そんな様子を見て、受け入れてくれたんだなぁと、人間は勝手に思い込んでいたのだ。



毎日、猛暑が続いている。

うちのあたりは、関西圏でも高温の地域らしい。
夕方のニュースで、地名が何度もあがっている。


日中、クーラーをかけずに過ごすことは難しい。

リビングに、にゃんずも出たり入ったりしている。


どちらかといえば、リリーしゃんよりも、タムにゃんがいることが多い。



まったりした日曜の午後、タムにゃんが、鼻水を飛ばしながら、くしゃみをしていた。

暑すぎてリビングに避難してくるのだが、28度でも、にゃんずには冷えずきるらしい。。。

ソファのあたりにやってきて、姉やんの足の上にペタリと座った。


   ハンターさまの、ものすごい、自己主張である。


それもそうだろう。



ソファには、母と姉やんにはさまれて、ご機嫌なマニがいる。

ハンターさまは、地べたに座り込んでいる。



   ・・・、だめじゃん、これだとマニのほうが、えらいってことになっちゃうじゃん!



中途半端な関東弁で何か思いついたときって、ろくなことは無い。

どっぷり関西な姉やんに、魔がさしたとしか思えない。



   タムにゃんを抱っこして、おひざに乗っけてあげよう!!







姉やんは今、激しく反省している。

   大きなお世話だったんだ。


メス猫同士、微妙な距離感を保ちながら、なんとか平穏に過ごしていたはずの、ハンターさまとマニ。。。

勘違いした姉やんは、ハンターさまがマニを威嚇しないよう、しっりか捕まえて持ち上げた。



   リラックスしていて、目の前に突然、デッカイ姉さんが現れたんだから、仕方が無い。。。




エリザベスカラーをつけた、ちっこいマニは、目の前に突然現れたハンターさまの巨体に、飛び掛った。





驚いたハンターさまは、暴れて、姉やんの手首と胸の辺りを、思いっきり蹴り飛ばし、脱出した。



追いかけてきたちびっ子は、姉やんもソファも飛び越えた。



やられっぱなしのハンターさまは、もちろん、やり返した。。。。。



   ギャギャギャギャギャ~~~。。。。。




数秒の出来事だった。




所詮、人間な姉やんの動体視力では、なにが起こったのか、よく理解できなかった。


だから、さっき書いたのは、状況証拠からの推測である。。。




ほわっ、と、白い猫の毛が飛び散った。



一瞬で離れた二匹。



これといった、怪我はしていないようだ。




負傷者は、1名ですんだ。


 自業自得の、1名だ。



興奮したマニは、ゲージに戻された。




ねぼけまなこのリリーが、のこのことやってくる。

いつものことだが、現場に、リリーがいたためしがない。

女同士の戦いは、いつもの、男のいない場所で勃発するのだ。。。



タムにゃんは、すぐに落ち着いて、心配顔でウロウロしている。

ハンターさまは、いろいろやらかすが、ものすごく自覚がおありになるのだ。


今回は、姉やんが悪いので、応急手当が終わったら、タムにゃんを抱きしめて謝った。



   ごめんね、もう、余計なことしないし、マニのことも、かまわないよ、私。



ということで、マニに関するお世話は、しばらく放棄させていただきます。 by 姉やん




その後、妹(人間)が、続いて軽く負傷した。

ゲージをはさんで、第二戦が行われたらしい。。。

ハンターさまのプライドは、やり返さないと納まらなかったらしい。

弱っていたマニは反撃できなかったが、元気を取り戻しつつある今、負けてはいない。


妹(人間)の友達に言われた。

『一ヶ月でその状態って、たぶん、相性悪いと思うよ。もっと馴染むもん、普通。。。』


   。。。だそうだ。




 土曜日にソファでくつろぐマニを、やさしく見守るハンターさま ← あくまでも人間の解釈。。。



顔も声も姿も可愛いマニさんは、人間大好き猫である。

お客さんにも、いつも愛想がいい。

野良猫のお世話ばかりしている妹のお友達は、一度でマニにメロメロにされてしまったらしい。



だがマニは、猫嫌いな猫のようだ。



 必死でエリザベス付でグルーミングしようとする、マニさん




これから、どうすればいいのか。。。


抜糸の日が、近づいている。

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