夜勤を終えて
睡眠不足を補うべく眠っていた
夜勤でまた事故が起きてしまった。
利用者さんの夜間の転倒
頭を強く打ったらしく
しばらく意識の混濁があり、脳内出血の疑いもあるので
救急搬送をすべきかもう少し様子観察すべきか
わずか5分の間だが、緊迫感の中、決断を迫られた
話しかけてもうなり声だけで状態は良くない
それでも3分経過した時点で転倒時よりも
こちらを認識できる様になっている
どうしよう？
一秒一秒に判断の揺れる状況だった
懐中電灯や指をかざし
それを目で追えるかを確かめていた。
なんとか追っている
そう確信したときに救急搬送では無く
しばらく様子見することが最善と判断し
声かけをしながら徐々に回復していく様子を見ていた
結果的に歩けるようにまで回復していくのだが
極度の緊張の中で数分過ごしたせいで
ボロボロの夜勤になってしまった
そして事故報告書
どう反省してどう対応策を取ったら良いのか？
無事で当たり前の世界で事故が起きてしまうと言うことは
当然誰かが責任を負わなければならない。
一ヶ月前にも転倒と怪我の事故があり
保護者様からの「気をつけて支援をしてください」という言葉に
おおいに反省しきり
無事で当たり前の世界で働く者として
それはある程度覚悟している立場だが
これほど神経すり減らして臨んでも事故は必ず起きる。
今は次に事故が起きにくいよう
どれだけの対策が取れるかを問われていると思う
倒れた利用者さんが必死に動いて泣く状況
申し訳ない想いに窮してしまったが
次は転倒を起こしにくくすることを
心の中で約束した。