思い付きブログ

直球表題ロボットアニメ感想。笑いを調査する非戦闘型ロボット。笑いとは人間の本質に関わるそういうことだったのか!

 2013年冬アニメの感想です。
 他のアニメの感想をgdgdと書いているうちにこのアニメも終わってしまった、というところ。


◎「直球表題ロボットアニメ」

○ 2月に始まって4月下旬まで。これは結構面白かったです。
 
 「gdgd妖精s」は楽しかったですが、それと似たような15分枠の3人の会話だったので期待してよいのやら、眉唾で見たほうが良いのやらで見始めました。


 人間がいなくなって7千年以上、戦争が始まって1万年近く経った地球で3体の非戦闘型ロボットが軍事用ロボットの戦いを終わらせるために笑いをもたらそうと、日々、笑いとは何かを調査・研究するという、馬鹿げた話が「gdgd妖精s」よりも面白かったです。

 2期の「gdgd妖精s」よりも1期のこれの方が目新しさがあったからかも知れませんが。
 分かり易いパロディだらけで良い感じだったのも、私には良かったのかも知れませんが。



 左から、カトウ(cv荒川美穂)(国立図書館の司書ロボット)、主役(?)のフジイ(cv西明日香)(家庭用メイドロボット)、モリ(cv大久保瑠美)(工業用ロボット)。

 ナレーション:平田広明。


○ 笑いが理解できないのに、後半のアドリブのコーナーになると声優、ではなくてロボットが笑いを時節こらえているのは、何なのか。

 「まるで人間の笑い声のようなノイズは、資料館のシステムから干渉を受けたロボット達の、一時的な外部スピーカー異常」(1話後半)なので、気にしない、気にしない。


○ 最終(12)話で、ロボットのハナブサ(cv平田広明)によると、

 笑いとは、
「ルールにとらわれない自由さと、それを受け入れて楽しむ余裕」
だから、プログラムで動くロボットにとっては、

「自発的若しくは偶発的にエラーを起こし、それを受け入れて肯定するということ」
となり、

「プログラミングを無視できるようになってしまうと、人間のような有機生命体と違って生存本能がないため、存在の目的を根底から失ってしまう。僕達ロボットは、自由にプログラミングを無視して活動を続けることは不可能なんだ。」
と、ロボットに笑いを導入すると活動を停止するということが明らかに。



 ハナブサの主人の人間が作った、ロボットが有意義に過ごせるように作った笑いのプログラムの副作用(主人は気付かずに死んだ。)を導入するかどうかに悩む3体のロボット。



 無茶ブリでその決定権を持たされたフジイ。
 人間もロボットも地球に平和をもたらすことが出来なかったので、人間でもロボットでもない次の世代に希望をつなぐため、導入を決めるフジイ。

 清清しく、心地よい笑いの中で機能停止するロボット達。


○ ただのギャグアニメが最後は真面目な話になりましたが、だから最終話の笑いの調査テーマが「これまでの流れに対して本末転倒なことを言うことで、流れ全体を台無しにする」(byカトウ)という「落ち」だったのか。

 これはこれで構いませんけれど。

 2期があるとして、機能停止するまでの別の話としていくらでも作れますし。


 3体のロボットよ、楽しい話をありがとう! (ToT)
 3体のロボットよ、永遠に! (>o<)



○ でも、ネットで配信された12話ではエンディング後に「落ち」もありました。
 まあ、ギャグアニメですしね。

 それはそれで楽しかったから構いませんけれど(ただ、私は基本的にTV放送されたもので良し悪しを判断するので、こっちは別ルートと認識しますけれど。)。

 ネットでは13話も放送されるようですしね。


 オープニング以外は出番の少ない軍事用ロボット。


【shin】
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