「夏色キセキ」で下田市に行こう！でも、西伊豆がお勧め

　春アニメ感想の続きです。

●「夏色キセキ」

　これは、スフィアの4人を中心として、下田市を含めたイメージビデオみたいなもので、ローソンがコラボしているのだと思えばいいんでしょうかね。



　伊豆半島の東寄りの一番南にある下田市は、東京から電車で行けるし、白い砂浜と海がまぶしく綺麗なので、一昔前は若者に結構人気だったはずなのですが、今はどうなんでしょう。
　いずれにせよ、夏の観光シーズンを前にアニメでPRということですね。

　しかし、伊豆半島であれば、岩場が多い砂浜の海水浴場が多く、入り組んだ海岸と緑の景色が良く、かつ比較的空いている西伊豆の方がお勧めなのですが、電車がないので、車（かバス）で行かないといけないため、2～3泊しないと疲れるばかりなのが難です。
　但し、観光施設のようなものは東伊豆の方が多いので、行き先は目的に合わせて。

　なお、西伊豆は、車で行くと、道は2車線あるものの比較的細く、曲がりくねっているので、運転者は楽しいのですが、乗り物酔いに御注意を。
　また、ラジオが入らない区間が多いので、音楽を用意するのも良いですが、窓を開けて、風や木々の音、昼は蝉や鳥の音、夜は虫の音を楽しむのも一興かと。



　話をアニメに戻して、伊豆の下田市が舞台で、アイドルを目指す4人の女子中学生の夏休み前から夏休みの友情物語。

　1人が2学期から転校するから、楽しいような、悲しいような夏休みの雰囲気は、それなりに出ていたかな。
　ただ、良くある出来事の寄せ集めなのは一向に構わないのですが、あまり面白く描かれていなかったのかなあ。どこをどうすればなんて、私には到底分かりませんが。


　特定の名前の神社の岩に願うと願いがかなうことがあって、空を飛んだり、中身が入れ替わったり、タイムスリップして過去の自分達に会ったり。夏休みが終わらないことを願ったら、1日戻ることを何度も繰り返したり。
　夏休みが終わらないと、友達は転校しないから別れはなくなるものの、オーディションは何度も受けられても結果発表の日が来ないから、オーディションに受かることもないのですけど。


　やがて、母親の示唆もあって、夏休みを何度も繰り返すことがおかしいことに気付き、永遠の中2、永遠の14歳の夏、そしてキセキに別れを告げるわけですが。
　転校予定と夏の経験が、自分の力で歩いていくことの必要性、変わっていくことの必要性に気付かせ、4人の少女を少し成長させたと。

　ラストで、もうキセキは起こらないけれどと言って、4人が岩を囲んで手をつなぎ、ずっと友達でいられるようにお願いしたシーンで（神頼みしたり、何度も確認しなければ続かない、あるいは確認できない友情なんて、はなから続くとも思えないのですが、女の子や女子は、そんなことをしたがるようですね）、手の長さが1.5倍になっていましたが、手まで成長した一夏だったと？。