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LUPIN THE ⅢRD 血煙の石川五ェ門 感想。ハードなので一般受けはしないだろうが、とてもいい

【ネタバレ】

◎「LUPIN THE ⅢRD 血煙の石川五ェ門」(・・・ちけむりのいしかわごえもん)

総合評価5点(5点満点)

「未熟なり、五エ門・・・!」

2017年2月4日公開、54分、PG12、小池健監督。
ルパン三世(cv栗田貫一)、次元大介(cv小林清志)、石川五ェ門(cv浪川大輔)、峰不二子(cv沢城みゆき)、銭形警部(cv山寺宏一)、ホーク(cv土師孝也)など。


賭博船を運営するヤクザの用心棒になった五ェ門、そのあがりを盗みに来たルパンと次元、一足先にやってきた不二子、ルパン殺しを依頼されたホーク、ホークを捜索している銭形はやっぱりルパンに遭遇。ホークに負けて失意の五ェ門が修行をして再戦。ルパンらは手を出さず、見守り、感謝する五ェ門。負けたら苦しまないように介錯したと、本気か冗談かわからない口調で言うルパン。

「LUPIN THE ⅢRD 次元大介の墓標」(2014年公開、小池健監督)のシーンが少し出てきたので、「次元・・・」の少し後の物語、若かりし頃のルパンたちです。つまり、ルパンたちがまだ仲間とは言えない頃の物語。

「LUPIN the Third -峰不二子という女-」(2012年、TV)、「次元・・・」の系統のハードでシリアスメインのルパンなので、あまり一般受けはしないでしょう。その系統や1stテレビシリーズが好きなら気に入るでしょうが、2ndテレビシリーズが好きな人には合わないでしょう。

○ 飲みませんでしたが、ノンアルだと、カクテルといえどもジュースになるのでは。


前半の入場者特典のフィルム風のしおり、全7種中3種。



○ 1stテレビシリーズが好きな私は、なぜか、ツッコミを入れながら見ていました。

・ホークに飛びつく少女、ジャンプ力ありすぎ!
・庭が広すぎ!
・バイクに乗ったホーク、まだまだ先なのに門が(自動で)開くのが早すぎ!


五ェ門が刀で銃弾を切れる世界観ですから、同じようなことができる人がいてもおかしくはないわけで、ホークは斧で銃弾を受け、それを打ち返して銃と同じ威力で人に当てることができました。
怪力すぎですし、バイクで派手に転んでも爆発の近くでもほとんど怪我をしないという頑丈さ。

ホークに負けた五ェ門、命よりも大事なものをなくし、失意のどん底。
五ェ門、まだまだ未熟ですね。でも、若いですから。
で、修行。

・あのサメ、全長50メートルはあるだろ!
・あんな太くて大きな丸太、どこにあったんだよ!。あんなのが滝の上から落ちてきたら、普通は滝に打たれる五ェ門に当たるだろ!


五ェ門がヤクザを切るときに、手首の少し上あたりを切ることが多かったですが、多数の手首が舞い散る風景はシュールでした。

・銃で鎖を撃ち切っていましたが、ルパンなら手錠くらい針金で開けられるだろ!
・エンドロールで、メインの5人以外のキャスト一覧の流れが早すぎて、読めねえだろ!
少女のcvが分からなかっただろ!


ルパンシリーズは、メインの5人(場合によっては数人。)が出ていればルパンシリーズになるという、相当に融通の利く作品ですからね。

・少女、出番は最初だけかよ!


【shin】

コメント一覧

shin
http://yaplog.jp/shin99shin/
>シンジンさん
ヤクザを次々と斬るところは、格好良いですが、シュールな上にちょっと笑えるという、イロイロな要素があって好きです。
シンジン
こんにちは。五エ門が修行の末に前半と後半で雰囲気ががらりと変わっていく描写は(すごい作品を観ちゃったな。)と思うほど鳥肌が立ちましたが(人間はこうでもしないと不可能を可能にする超人になれないんだろうな。)と真面目に考えたりもしました(笑)

shinさんがこの作品で好きな場面はどこですか? 僕は五エ門と銭形警部がラストシーンで会話をする場面とエンドロールです。不可能を可能にする超人になった五エ門と自分の正義を貫く為に不可能を可能にする超人になろうとする銭形警部の対比のようなものが描かれているように観えたからとこの作品がきっかけで(LUPIN THE IIIRDをもっと観たい)と思うようになったのでエンドロールは(しばらくこの悪党たちの腐れ縁を観る事は出来ないんだな。)と寂しい気持ちになったからです。
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