ゆるゆり、うぽっての始まり

　夏アニメの始まりの感想です。とは言え、既に3から5話は放送していますけれど。 しかも、一部のアニメのみの感想ですが。
　まずは、面白い2つ。

　この暑い夏は「ゆるゆり」と春から続く「氷菓」だけで乗り切れるなと思っていたところ、「うぽって」も面白い。ちょっと得した気分の夏です。

●「ゆるゆり♪♪」

　1期の感想で、ごらく部の話は今一つ、生徒会の話は面白いという主旨のことを書きましたが、この2期でもその印象は基本的に変わらず。
　この原因は、生徒会のキャラの方が特徴がより強いキャラなので単に大袈裟かつ面白く描きやすいのだろうなとか、生徒会のキャラの声の方が好きな声が多いからだろうなとか（あかりも好きですが）、いくつか思い付きますが、好みの問題という結論になるでしょうけれど、そこは、2期が終わってからあらためて考えてみようと思います。

　でも、ごらく部の4人の声優は人気ありますよね。
　生で見たトークも面白かったです（6月9日のプレメモのイベント）。

　女子中学生同士の友達以上恋人未満な日常における、ゆるーい「ゆり」な感じとか、これを高校生でやると恋人関係に発展しかねず、そしてもっといやらしくなりかねないから、中学生というのは丁度良いのだろうなとか思いながら、楽しく見ています。

　ただ、全体としてやや散漫な印象が。
　1期に比べると、各話でより多くのキャラが出てきている感じ。各キャラにファンが付いているからなのでしょうけれど、私としては、好きなキャラは複数いるので、（キャラよりも全体として面白いことが第一なので痛しかゆしですが、）それはそれで良しとしておきます。


●「うぽって！！」

　ライフルとかがそこそこ可愛い少女（主に中学生）になり、それがその銃の特徴に応じた性格になっている学園青春ギャグということで、面白いです。
　銃としての訓練バトルもあり、日常会話もあり、萌アニメなんでしょうかね。

　アサルトライフルは、アメリカのM-16と旧ソ連のAK-47（カラシニコフ）くらいしか知りませんでしたが、というか、この2つが抜きん出ているから他にアサルトライフルは無いのだと思っていたら、いろいろな国の国民性や技術水準を反映したいろいろな銃が覚えられて楽しいし。

　銃なんて、どこも同じようなものかと思ってたら、そんなことはないそうで。
　高価な戦闘機になると1国で開発するのは大変だから、ヨーロッパなんかはユーロファイターを共同開発していますが、銃の開発費だったらそれ程かからないから、自国産業の保護・育成のためもあって、自前で開発する国が多いということなのかな。だから、国民性や使途に基づく違いが出てくると。

　しかし、イギリスの欠陥銃であるL85の「える」、不憫だ。
　撃とうとして引き金を引いたら部品が壊れて撃てなかったり。
　銃としての良いところが見当たらない。
　存在理由が見当たらない。

　あまりに不憫すぎるので、ちょっとだけ応援していこう。