●「うぽって!!」の感想
夏アニメとしては面白かったのに、10話で終わってしまい、ちょっと残念。
でも、銃の特徴が一通り出てしまったら、あとはワンパターンか、ただの萌アニメか、萌バトルアニメになってしまうから、どの道、面白いのは1期限りと思って見ていたので、もうちょっと見たい、という感覚もいいものです。
原作が4コマギャグなのでテンポ良し。
立派な銃になるために世界中から集り、訓練をしながら学園生活を過ごす、中等部の女子に擬人化された銃(アサルトライフル)。銃の性質を受け継いだ性格。
作った国の国民性、国における主な使途に応じて銃の性格も異なるところが面白いです。
私は、世界の2大アサルトライフルの、アメリカのM-16とソ連(ロシア)のAK-47カラシニコフくらいしか知りませんでしたけれど。
銃の擬人化という馬鹿馬鹿しい設定にもすぐに馴染めたし、銃の豆知識も楽しめるし。
しぐ、ふんこ、いちろく、える。
スイスのSG550(しぐ。cv佐土原かおり)は遠射が特異なものの、上手くできなかったので補習を受けさせられるベルギーのFNC(ふんこ。cv野水伊織)、アメリカのM16A4(いちろく。cv富樫美鈴)、イギリスのL85A1(える。cv味里)ですが、木の枝で風船を割ってしまってまともに訓練の対戦に参加できなかったり(2話)、エルが何かと情けなさ過ぎるのでちょっと応援していたところ、最終話では落ちやすい弾装を体育座りして膝で押さえ、それなりの活躍をしたところなんか、肝心の実践で良いところを見せてくれ、ちょっと一安心。
出来が悪くても、国内産業の保護のためにも、武器を自前で作るという安全保障のためにも、自国で銃を作り続けるというのは仕方ないのでしょうけれど。飛行機と違って、銃の開発費はそれほどかからないし。
何せ、伝統を重んじ、伝統的に、栄光ある孤立の方向に行きたがるイギリスですし。
銃の特性を活かした、基本的にほのぼのとした萌アニメで楽しんでいたところ、銃の特性を活かした話も底をついてきて、ただの萌アニメになってきたかなと思っていたところ、旅先で敵が襲ってきました(9話)。
「銃でありながら本来の姿を見失っているおろかなやつらよ。お前達に存在する価値は無い。」(10話前半)
ふんこが好きらしい現国の先生(cv近藤孝行)が撃たれて怒るふんこ(10話後半)。
人間は銃が撃つ銃に撃たれても死なず、人間が撃つ銃に撃たれると普通に怪我をするという設定は、まあ、そういうものだと思うしかないのでしょう。
敵は、ふんこを怒らせて本気にさせ、自分を撃たせようとします。
ななよん(AK74。cv高垣彩陽)「撃ちなさい。そして私にとどめをさしなさい。そこから全てが始まる。」「ためらうなら、私が撃つ。」
現国「FNC!」
ななよん「何で人間が出てくるのよ。やめろ、と言う資格がおあり?私達を生み出しておきながら。」
現国「だからこそだ。」
ななよん「それでも、私達はこの生き方を変えませんことよ。だってそれは、人間が望んだことですから。必ず来ますわ、私達の楽園が。必ず。帰りますわよ。」
ふんこ「そんなことない。私達は、、、、、」
ふんこのナレーション「これが彼女達との戦いの始まりでした。」
その後、これまでより真面目に射撃などの練習に励むふんこ達。
教官「あれから、少し変わりましたな。あいつら。」
先生「感じたのかもしれません。我々、銃の一番大事な役割を。」
ふぁる(FAL L1A1。cv美名)「少しは大きくなったかしらね。」
じーすり(G3A3。cv小菅真美)「そうですね。あの子達なりの速さできっと。」
続きがありそうな終わり方でした。
銃は使うためにあるのか(積極的に使うべきか)、銃は銃を使わせないためにあるのか(やむをえない場合にのみ使うべきか)。
銃を使っていい場面はあるのか。あるとしたらどんな場面か。
アメリカに根強い、自国に攻めてきそうであれば、もっと言えば、自国にとって脅威であれば先制攻撃をして良いという立場か、日本の基本的スタンスである、直接的な侵略がない限りは攻撃もしなければ武力も使わないという専守防衛という立場か。
いろいろと意見が分かれることについても描くのかなあ。
そこまで踏み込むアニメがあってもよいですが、この萌アニメではそこまで踏み込まなくても、と思います。
だから、2期はなくていいです。もう少し見たかったなあ、という、現在の状態のままでいいです。
●「バトルスピリッツ覇王(ヒーローズ)」の感想
去年の9月からの、朝アニメ。
1年も経ったんだ。早いもんだ、、、、、
子供向けですけどね。
主として中学生が平和的にカードゲームで戦うのですが、肝心のゲームのルールは、結局分かりませんでした。
ライフで受けるとか、BPがどうとか、レベルがどうとか。何が何だか。
基本的にカードゲームが楽しい!というか、宣伝のアニメで、友情、正義、勇気、愛というありふれたものがギャグにまみれていています。
その具合がほど良いバランスで、友情や正義とか、胡散臭くなりがちなものが胡散臭くならずに楽しめました。
世界征服を目指す、高飛車な中学生のヒロインのキマリ(cv藤田咲)が楽しかったというのもありますけどね。
メインキャラ。
キマリ様。リボンと態度が馬鹿でかい。
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