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「バブル」感想

【ネタバレ】

◎「バブル」

 「重力は壊れた、好きに跳べ。」

 2022年5月13日(金)公開、監督は荒木哲郎、企画・プロデュースは川村元気、キャラクターデザイン原案は小畑健、脚本は虚淵玄、大樹連司、佐藤直子、100分。

 ヒビキ(cv志尊淳)、ウタ(cvりりあ。)、マコト(cv広瀬アリス)、シン(cv宮野真守)、カイ(cv梶裕貴)など。








 2022年4月ー5月の新宿ピカデリーにありました。


 2022年5月の渋谷モディにて。










○総合評価点は上中下で下くらい。絵や動きは綺麗、アクションが好きなら楽しめるかもしれませんが、物語は今一つ。
 「圧巻のグラビティ・アクションに没入せよ。」とあるように、それが売りのアニメなようで、そう言えば、実写のアクションものはあまり好きではないですし、アニメでも好きというわけではありません(嫌いなわけではないですが、アクションの良さが見る理由にはあまりならないです。)。

○パルクールとは「走る・跳ぶ・登るといった移動に重点を置く動作を通じて、心身を鍛えるスポーツ(運動方法)です。ただし、パルクールが包括しているフィールドは非常に幅広く、スポーツ(運動方法)という言葉だけで表現できるものではありません。」(日本パルクール協会のHPから。)とのことで、本作はパルクール+童話の「人魚姫」
 本作でのパルクールは、チーム戦で街中を駆け抜けて離れた場所にあるフラッグを先に取った方が勝ちで、下が海なので海に落ちても失格、日用品を賭けてバトルをしています。

 謎の泡の出現によって壊れたビルや橋などの合間を駆け抜けたり、空中に浮かぶ泡を踏み台にして空中を駆け抜けたり、というアクションが見物なのでしょうし、アクションが好きなら楽しめるのでしょう。泡の出現によって重力に異常が生じているから、10mはありそうなところから飛び降りても問題ありませんし、10mは横に飛んでいるように見えます。
 物語としては、泡の謎も(何なのか、現れた理由、何をしに来たのかなど。)、泡からできたウタが何者なのかも明かされないので(ヒビキに恋をしたらしき泡が人の形になってヒビキを助け、ウタと呼ばれたということは分かります。)、物語は二の次でアクションを見てほしいということなのでしょう、たぶん。ただ、パルクールのアクションのバリエーションが少ないと感じました。

 映画館で見て欲しいとも宣伝されていますが、だったらNetflixで世界に先行配信はするべきではなかったです(2022年4月28日から配信。)。劇場公開よりせめて1週間は遅くしないと宣伝の意味が分かりません。
 なお、確かに映画館の大画面で見た方が良いと思いますが、私はアクションは好きというわけではないですし、それほど凄いアクションというわけでもないです。

○声優ではないメインの2人、志尊淳(俳優)さんの演技は、最初は下手でしたが、途中からはまあいいかという感じ。りりあ。(歌手)さんの演技は、元は泡で最初は言葉が話せなかったという設定ですから、感情があまりこもっていなくて少したどたどしい話し方はキャラにそれなりに合っていますが、それが演技かどうかは疑問です。

○何回か、ヒビキとウタの顔がアップになって、厚化粧をした感じの美形になることがあり(多くは静止画に見えましたが、少し動くのもある。)、ざっくり言えば少女漫画のキラキラの表情みたいです。少女漫画ならそういう流れも込みで楽しさですが、本作では唐突。物語上の意味があるのでしょうか?。


【shin】


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