長尾会計所長のブログ

長尾会計所長の日常のブログです。

生物とものづくりの不思議な関係

2012年04月24日 | 長尾愼一のつぶやき
生物の「合理設計に学ぶ」

厳しい環境を生き抜く昆虫や植物の体の仕組みは、

新製品の開発現場に斬新な機能やアイデアをもたらす。

「生物模倣(バイオミメディクス)技術」
驚きの仕掛け

鳥のカワセミのくちばしをまねた新幹線、サメの肌に似せた水着

見る角度によって7色に光るタマムシ羽の表面にナノ(10億分の1)メートル大の粒子が幾層も並ぶ。
発色の原理をステンレス製品に応用
カタツムリはいつもきれい。汚れたものを見たことはない。
外壁材に応用

バラと水分吸着材
チョウの羽と扇風機の羽

ヤモリは天井に張り付く。粘着力の強いテープ

蛾の目は光りを反射しにくい。液晶などの反射防止フィルム

マグロの皮膚は海水との摩擦が起きにくい。船舶用塗料、海水との摩擦抵抗が減り燃費向上


ふと目にする身近な虫にも革新的な技術を生み出すヒントがあります。

サンデー日経4月22日日曜日


虫を見る機会は減りましたね。

生物の合理的な設計には不思議な気持ちになります。