4月12日、上賀茂神社で行われた「賀茂曲水宴」へ出かけました。
世界文化遺産の「渉渓園」にて、平安の雅な宴の雰囲気を満喫しました。
13時より本殿で神事を終えた宮司以下奉仕者の方々が入場・・・
その後ろから平安王朝の衣装、十二単衣をお召しになった斎王代が入場です。
斎王代より今年の歌題「春月」が披露され宴の始まり。
雅楽の流れる中、曲水(ならの小川)に羽觴(うしょう)が浮かべられ童子が上手に流します。
羽觴(うしょう)とは、お神酒を注いだ盃を運ぶ鳥型の小舟。
5人の歌人は、それぞれ自分の前を盃が流れ過ぎるまでに、即興で和歌を詠み短冊にしたためます。
短冊に詠みあげると、流れる羽觴から盃を受け飲み干します。
神職により短冊が回収されます。
冷泉家時雨亭文庫の方々によって披講されます。
自分の歌が詠まれるときは席を立つようです。
斎王代は、昨年の葵祭から始まりこの賀茂曲水宴が最後のお役目とのこと。
1時間半の優雅な宴も終宴となりました。
紅しだれ桜『斎王桜(さいおうざくら)』が満開でした。
一部、動画でも撮りましたのでご覧くださいませ。(ブレブレですが。。。)
賀茂曲水宴 京都 上賀茂神社