引きつづき、鎌倉国宝館のひな人形展②です。
蒔絵調度品 江戸時代 鎌倉国宝館蔵
蒔絵調度品 江戸時代 鎌倉国宝館蔵
蒔絵調度品 江戸時代 鎌倉国宝館蔵
本格的な雛段飾りになると、実に多くの漆器そろえられます。一般的な漆塗りの調度品や飲食器の他に、
金粉をまきつけて文様をほどこした蒔絵の漆器が江戸時代以後大流行したそうです。
ガラス調度品 江戸時代 鎌倉国宝館蔵
雛人形の調度品にガラス器が盛んに加えられるのは江戸時代後期になってからです。
ギヤマンとかビードロと呼ばれて珍重され、技術的にも吹きガラス、プレスガラスなど多様です。
陶磁器調度品 江戸時代 鎌倉国宝館蔵
江戸時代後期に陶磁器の調度品や飲食器が雛人形に付くようになります。そのほとんどが染付けや瀬戸であり、
小型ながら形や文様は精巧にできています。
錫製調度品 江戸時代 鎌倉国宝館蔵
木目込人形 江戸時代 鎌倉国宝館蔵
木目込人形は一般に加茂人形ともいわれ、木の人形に溝を掘り、そこに衣装裂を押し込んで作られます。
形も雛人形の他に公家・庶民・子供・動物・七福神など多種多様で、その流行は江戸時代から現代にまで至っています。
そういえば、最近は飾っておりませんが我が家も木目込人形でした。
芥子雛(けしびな)江戸時代 鎌倉国宝館蔵
芥子雛は、雛祭りに飾られるきわめて小型の人形で、芥子粒のように小さな人形という意味です。
別名は「豆雛」ともいい、木や土などで作られた人形・動物・玩具などがあるそうです。
木目込七福神 江戸時代 鎌倉国宝館蔵
衣装七福神 江戸時代 鎌倉国宝館蔵
御殿絵 住吉弘貫筆 江戸時代 鎌倉国宝館蔵
以上、冊子より引用させていただきました。ほかにも様々な雛人形の展示をされおり、とても見応えありました。(3月12日迄)
帰りがけの源氏池で、、、ユリカモメの姿は見あたりませんでした❗
もう北に渡ったようですね?