羅臼町そよかぜ公園に立つオホーツク老人の像
長い間知床を漕ぎ続けてきた。私は知床で経験を積みホーン岬やアリューシャンへと向かった。知床は私にとってのベンネビスのようなものだ。
スコットランドの最高峰ヘンネビスはヒマラヤを目指す英国の登山家の修練の山として知られている。彼らはそこでトレーニングを積み未踏の山を目指した。
それにしても最近は自分の能力不足を痛感する。6月には岩本君とアリューシャン行くが、彼に迷惑をかけるのではと心配だ。
前回はアキレス腱が切れていてみんなに迷惑をかけたが、今回は頸椎ヘルニアで首が回らない以外はなんとかなりそうだ。しかし不安だ。
不安が私にとつての冒険の動機なのかもしれない。だとしたらはた迷惑な話だ。5月に続き6月も知床を回る。良い旅でありますように。