暗日記

くらがり日記

女王が現れる時、画面が青っぽくなる。

2005年07月17日 20時53分31秒 | ドラマ・他テレビ等
(珍しく真面目な、少し長めの文章なので、スルーして下され)

この記事、こちらのコメントからの続きのようになっております。

「女王の教室」というドラマ、非常に面白いんですが、賛否両論が起こっているようです。
私は、阿久津先生(天海祐希)が本当に悪い人には見えないので、このドラマ(今の所)支持しています。
阿久津先生は何らかの意図があり、あのような行動をしてるように見える。
(何を意図しているのかは今の所わかりません。)

阿久津先生が本当に子供のことを考えてることを示すようなエピソードが第2話にありました。
防犯訓練で、暴漢に扮した並木先生(内藤剛志)がナイフを持って現れます。
子供たちは怯えます。
さすまたで取り押さえようとした天童先生(原沙知絵)がずっこけ、暴漢役の並木先生は所在なさげになります。
すると並木先生は何を思ったか、生徒の方に向かって(驚かすように)ナイフを振り回します。
悲鳴を上げて逃げる生徒たち。
阿久津先生はマイクを手に取り、言います。
「6年3組、教室に戻ります」
教頭(半海一晃)と校長(泉谷しげる)に説明を求められた阿久津先生。
「こんなパフォーマンスみたいなことをやっても子供たちが怯えるだけです。緊急時の訓練なんて、私たち教師が普段からきちんと考え、誰も知らない所で訓練していればいい。それだけのことです」
そのあと、「阿久津先生のきちんとした対策を見せてほしい」という声に答え、並木先生と対します。
並木先生を投げ飛ばした阿久津先生、並木の首元に護身用のナイフを突き付ける。

少なくともこの先生は真剣に子供のことを考えている、ように見える。

子供への悪影響がある、という批判がありますが、
このドラマの子供たちは何一つ悪いことはしてないですから、真似のしようがありません。
(若干、裏切り行為のようなのはあるけど、すごく嫌な感じで描かれてるので、悪影響があるとは思えない)
少年犯罪を描くドラマなどは問題がある場合もあると思うけど、このドラマは違うように見える。

不安なのは、現実の世界で、
阿久津先生を安易に真似た勘違い教師(ただ厳しいだけの教師)が増えるのでは?
という懸念があることです。

これからどういう展開になるのか分からないけど、なんか気持ちのいい終わり方を希望しています。
(きみさんも言うように、わかりあって終わりなんてのも嫌だしね
コメント (3)
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