サンコミックス あすなひろし「かたばみ抄」(1982年刊)
あすなひろし珠玉の短編集。
私の一番好きな、あすな本。
高二の時に買ったんだけど、近所には売ってなかったので、
友達(F田)が梅田に出た時に買ってきてもらった。
(当時、私は梅田にも行けない人でした

)
その後いろいろあり、24歳の時に、全ての漫画と録りだめたビデオを処分してしまった。
(全てのこだわりを捨て、背水の陣で生きていくことにしたため)
月日は流れ、俺はあの頃より、少しはマトモな人間になったんだろうか・・・?(何を書いとんやろワシ)
そして昨日、まんだらけで再会した。この本と。
2625円!!
(定価380円)
差額2245円・・・・。
何をやってるんでしょう私・・・・。
しかしあの時もし手放してなかったら、今この本を手にして、こんなにも感動できただろうか?
15年と2245円かけて、俺は何ものにも代えられない感動を手にしたのだ。
ありがとう、あすなひろし。
ありがとう、まんだらけ。
ありがとう、F田(悪魔)。←こいつについては
HPくそみちの「五年生失格(第1部)」参照。
もし「かたばみ抄」を読んでみたいと言う方がいらっしゃったら、
この単行本は見つかりにくいのですが、マンガ少年なら割りと見つかると思います。
(収録作品)
「かたばみ抄(前編)」 マンガ少年 1980年7月号
「かたばみ抄(後編)」 マンガ少年 1980年8月号
「悪夢症候群」 マンガ少年 1980年11月号(原題「夢の中」)
「懐かしいうた」 リュウ 1981年1月号(1982年かもしれない)
「夏草(青狼記・第二部)」 マンガ少年 1979年8月号
「六頭の白い馬」 マンガ少年 1978年7月号
「詩が聞こえる」 マンガ少年 1978年12月号
(青狼記・第一部は、サンコミックス「哀しい人々3」またはマンガ少年 1977年8月号に載ってます)
マンガ少年はまんだらけ等で300円ぐらいで売ってます。
なお、読んでみて
「面白くなかった」「金返せ」などの苦情は一切受け付けませんのでよろしく。
それからこの漫画、物凄く哀しい、暗い漫画なので、覚悟しといて下さい。