2014年7月12日(土)
乳がん学会の報告です!
お待たせ致しました。
でも、新幹線を乗り間違えて反対に行ってしまったので
学会には実はあまり出れていなくて・・・
医療者向けの
ランチョンセミナーと
コンセンサスカンファレンス
患者向けの
市民公開講座と
患者セミナー
に参加してきました。
正直
医療者向けは、難しいです。
患者向けに判りやすく説明はしないので・・・
☆遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)と診断された場合
乳房について、その定期的な検診(follow up)方法は?
25歳(?)以上ではMRIが有効
25歳以下ではMRIとエコー
但し、腎臓が悪い人はMRIは×で年1回程度(?)
卵巣がんは 4割発症
卵巣を取ると乳がん発症の下げるが実際の予防治療としては難しい
☆ホルモン陽性乳がんの晩期再発
ER(エストロゲン)陽性では、
晩期再発が多いが
術後ホルモン療法は10年が推奨で
今は進行度によってで
リンパ節転移がある場合で
ホルモン療法による副作用が軽度の方を対象としているとのこと
今後エビデンスが揃ってきたらもう少しはっきりしてくるのかも
10年行うと
タモキシフェンは 15年後再発 死亡を27%下げる効果があるとの
研究結果がでている。
たしか・・・
絶対値で5年より10%前後UPだったような・・・
他の薬ではまだ研究結果が出ていないが今後でてくるのではとのこと
長く続けることによる子宮体がんの心配は
通常の子宮体がんの発症とホルモン療法を行った場合で
頻度は同じだったとのこと
☆腋窩廓清の意義
の見直しがあって、医師によっても見解がまだ別れる部分ではあるけれど
センチネルで1.2個
画像で転移なし
腫瘍T1,T2
温存で放射線あり
↓
↓
廓清は進められないとのこと
予後が変わらないらしいです。
☆ホルモン療法で閉経後の場合の副作用
エクササイズをすると副作用が改善するという研究結果が発表されており
週2時間程度の有酸素運動で改善がみられるようです。
☆HR2陽性の方に
ハーセプチンは使えないHR2陽性の方に
新薬があり、脱毛がないらしいです。
☆放射線
放射線もいろいろ変わってきているようで
乳房内再発の殆どが切った部分なので
加速乳房部分照射と言うものをするといいらしいです。
温存では術中に胸を開けた状態で放射するとか
組織内照射をするとか
有効みたいです。
でも術中は移動をさせなければいけないし、
かなり大変みたいで、なかなか難しいかも
手間が掛かることとコストの問題で
出来る施設がなかなかないのが現状
☆新しい診断法として
乳がん95遺伝子によるリスク決定ツールが出てきているらしい。
あと
対策型検診から個別化検診に変わっていくよね。
とか
再建のエキスパンダーとインプラントが保険適用になったことで
2013年は再建が増えたとか
がん患者らしくだはなく『わたしらしく』だよねとか
そんな話もありました。
もっといっぱいあったのですが
記憶があいまいで・・・
速すぎてメモもあいまいで・・・
ごめんなさい。
よって
内容に責任は持てないです。
ごめんなさい。
内容もあれ違うよって場合はご連絡いただけると嬉しいですm(_ _)m
あっ
次回は2015年7月2-4日東京国際フォーラムで
中村清吾先生が会長をされるそうです。
今回行ってみて様子が多少なりとも判ったので
次回もう少し要領よくまわれるのかなと思っております。
時間がない方は
乳がん学会の後にボランティアで行われている
患者セミナーに参加されることをお奨めします。
発表をしてくださる先生方が3日間の学会の様子を
凝縮してまとめてくださり説明をして頂けます。
名古屋アロマヨガ&ランチ会がいよいよ来週7月26日(土)です。
楽しみですね~
まだ若干名様 空きがございますので
良かったらお声掛けくださいね。
最後まで読んで頂いてありがとうございました!
ご報告ありがとうございます!!
ご報告ありがとうございます!!
読んでもらってうれしいです!