ドッグラン

さて久し振りにピンボケ劇場の始まりです。
オイラの散歩コースには溜池が多く登場しますが、その内の一つの山側にコロちゃん家の田んぼがあります。
田んぼは段々になっていて一番上のところにも小さな溜池が有ります。

田んぼはもうすっかり稲刈りも終って格好のドッグラン広場になっています。
最近この田んぼ周辺でコロパパが斜面の修復とか畦道下の草焼きとかの作業をしています。
そうしますと当然の如くコロちゃんも一緒に来ていてコロパパの作業をみたり、
猪や何か動く物がいないか偵察しているのです。

夕方頃散歩に出かけちょうどこの辺りを通りかかろうとすると、
上の田んぼで豆粒のように小さいが、
しっかりとハッキリ黒い物が伏せしてこちらを見ているのが分かります。
アヤツ目はコロちゃんに違いない。
獲物を狙うかのごとくにこちらの動きを偵察しているのです。

知らん振りして溜池沿いを通り過ぎようとすると、
猛然とこちらに向って飛んできました。
その速い事里山の黒い稲妻です。

オイラの身体に絡んできて「遊ぼう」のお誘いです。
オイラも若いピチピチした女の子のお誘いを拒む理由は何処にもありません。
いざ、出動とリードを放してもらって即行コロちゃんと一緒に田んぼドッグランへと爆走です。

ヨーイッ、スタートで段々広場を上へ行ったり下へ行ったりグルグル回ったり、
果てはもんどりうって田んぼの籾殻に顔を突っ込んだり、
転げて背中をスリスリして痒いの痒いの飛んで行けッってしてコロちゃんも
「おめぇ、何してまんねん」って顔してましたが、
それでもピッタシと離れずコロちゃんは一緒に走り続けました。


さすがコロちゃんは若くてスリムだから体力は抜群です。
オイラはそろそろ若い娘のお相手をするのが疲れてきました。
喉が渇いたので下の溜池へ降りて水を飲もうとコロちゃんに言いました。
↓の写真の右側に以前「鯉の散歩」でお話しました大きな溜池があります。


オイラは、水が少し少なくなっている溜池の水のあるところまで行き水に入って飲み始めました。（表題写真）
だが、コロちゃんは水に入る事が出来ません。
いくら誘っても水の中には入らないのです。
岸辺からチロッと水を飲むだけです。

鱈腹水を飲んだので岸辺の葦に片足上げて燦水して置きました。
若い娘は興味津々ですね。
コロちゃんは、オイラの臭いをしっかりとチェックしていました。


溜池から上の畦にあがる所は当然１ｍ位の段差があるわけですが、
オイラはそこでちょっとドジった。
ジャンプが甘く、ずり落ちるところを強烈なハグの力を発揮してなんとか落ちずに田んぼへと上がって行った。
その点、コロちゃんは自分の庭ですから素早く軽やかにジャンプして上がって行きました。

田んぼに戻ってからはまたしばらく同じ様に遊んでいましたが、
大分田んぼも耕して肥料もやったので、今日はこの位にしといたると散歩の続きへと向いました。
コロちゃん、コロパパ、
ありがと燦、まぁ～たねぇ～