癖１

無くて七癖と言うことわざが有りますが、オイラにも面白いのが二つ有ります。
一つは、タレ耳族特有の耳に関する物です。
オイラは今のところ何処と言った病気を持っていませんが、
タレ耳族共通の悩みである耳の痒みが色々と悪さをしています。

痒みの原因は、耳の中で酵母菌が密造酒を作っているということらしいです。
病院でピンクの液体を貰っていますので、
これを耳の中にぶち込んでグチュグチュとやりますが中々敵も手強いです。
数日間は大丈夫みたいですが、また耳をパタパタやりだします。

この液を注入するのは嫌がりますが、
基本的にはウェットティッシュで耳の中を掃除するのは好きです。
ウェットティッシュを一枚取り出そうとすると急いで近付いてきてお座りします。

指の先っちょにティッシュを巻いて耳の中に突っ込み優しくグニュグニュしてやると、
唇を反対側の耳の方へ吊り上げ、頭を掃除している耳の方へ傾け気味に倒してきます。
そして気持ち良さそうな声でクゥ～って言う様な声を発します。
これって、人間もやりますよね。
ってゆうかボスの真似？

さて、痒い時には一人でどうしているかといいますと、
先ず座って、痒い耳と同じ方向の後足で耳朶の外側をガシガシと素早く掻きます。
段々と掻くスピードを遅くして撫でるようにゆっくりと後足を動かしていきます。
そうすると足先が耳の中に入り結果的には耳の入口付近を掻いている事になるのです。
気持ちがいいとまた例の鳴声を発しています。

さてここで一連の耳掻き動作は終了するかと思いきや、
最後に面白いのを見せてくれます。

ナント、今まで掻いてた足先を鼻の所に近づけて臭うのです。
間カンペイ犬ならここでクッシャァ～とかいって顔をクシャクシャにしますが、
オイラは無事耳掻き終了をチェックした犬ねという涼しい顔をして立ち去るのです。

ボスはこういう行動は決してしませんですが、
何分癖ですからね、自分では無意識の内にしているのかも知れませんね。
皆さんも愛犬の行動を笑ってばかり居られませんよ。

クセッその１でした。
続く・・・・