里山流

何も物騒な事を言っている訳ではありません。
燦ママが家を空けていた時は、オイラとボスの二人っきりの生活でした。
オイラの毛は短毛だけど毎日物凄く床を汚しているのです。
暑い時はソファーから降りて床の上で寝たりもしますが、
そうするともうそこの床の上には短い毛がもわもわっとかたまって見えます。
ちょっと手で寄せ集めると勿論灰色の毛の塊ができる訳です。

そんな訳で毎日掃除機で床を掃除しなければいけませんでした。
里山作業を午前中にすると汗がびっしょりになるのでシャワーを浴びて着替えます。
そこで一人とはいえ洗濯も毎日することになりました。

掃除洗濯とくれば後は食事です。
オイラは毎日ドッグフード３カップを夜食べるだけだからいいけど、ボスはドッグフードという訳にはいきません。
朝は毎日パン食なので調理の手間はいりません。
お昼は、大体麺類でこちらも畑からネギを取ってくるくらいでそんなに手間はかかりません。
晩御飯だけは、お米を炊いて適当にオカズを作って食べていました。
畑からピーマンやナス、シシトウ等を採ってきてタジン鍋にいれて電子レンジでチンで終わりです。
これに和風ドレッシングをちょっと落とせばバッチグーです。
野菜だけでは偏りがあるので後、肉とか魚を適当にあわせて頂きました。
ものすぅ～ごっく手抜きでした。

燦ママが帰ってくる前日には一応こざっぱりと家の中を掃除して、
一生懸命家を守っていた事を見て貰おうと取り繕いました。
オイラ共々いい子にして待っていたのよって思われたかったからです。

最後のキメは見えない所で心からのオモテナシです。
トイレに里山流の生け花をして置きました。（表題写真：燦ママ携帯で撮影）

里山流は表でも裏でもありません。
未詳流でも溜池坊でもありません。
ひょっとしてデクノボウかもね。