牛丼狂想曲

昨日大阪へ一日、吉野家の牛丼騒ぎの状況がどうであったのか取材に行って来ました。
当里山では、この様なハイカラなお食事所は無いので、少し時間もあることだし、
高速バスによる移動の術で久し振りの大都会訪問でした。

何分、人ごみには酔い易い性質ですが、
そこは取材ですから、目、耳、口、手、足をフルに活用して、
念入りにやってきました。

やはり、ここ大阪でも相当なハチャメチャ振りで、
それは、それは、天を突く様なこんな感じでしたとさ。

吉野家さんの周りには相当な人垣が出来て、
怒号渦巻く中で、老若男女＆犬が右往左往、まだかまだかの数珠繋ぎ。
果ては、怒鳴り散らしては、我先にと順番を守らず飛び込んだり。
おまけに、車までもがオイラも頂戴と割って飛び込む始末だったとか。

「どうでも一句」風に綴りますと、
先ず、オープニングはさりげなく、
　吉野家が　取り囲まれて　モー大変

さすが天下の関西人いろいろ面白い人が居ますな。
ある人は、
　一日中　どんぶり片手に　駆け回り

さあもう食いたくて、しょうが無い。
　早よ食わせ　ガソリンじゃねえ　牛丼だ

何をわめいているか定かでなくなった。
段々イラチになって来て、そろそろ順番も有ったもんじゃない。
　牛丼が　くるまで待てぬ　順番を

そして、とうとう行くとこまで行ってしまいやがった。
　猪に　成り果てたかや　牛野郎

牛が猪突猛進してどうすんねん。
何と言いましても、この牛丼狂想曲振りは、
イヨ、吉野家！！の一言に尽きましたね。
　吉野家が　一日牛汁　天下日と

おかげで、オイラにも少し早めのバレンタインプレゼントとして、
大阪で、生まれて初めてのお着物を買って来てくれました。
フード付きのと、グレーのＴシャツみたいなのです。

とにかく、初めてなので、その気持ち悪いことと言ったらこの上ない。
しかし、せっかく買ってきたのだからその心意気を汲んで、
しばし、毛皮の上に乗っけて置いてやろうか。
後は、イヒッ、ビリビリビビリよ！

最後の締めで一句。
　チンチンで　○ン○ン隠す　品の良さ