![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/66/185809cdf160f26f3f131313484b8405.jpg)
岡山は海を挟んでお隣の県ですが、あまり観光とかで出かけたことが有りませんでした。
新幹線の乗り継ぎで通る程度でした。
岡山の西方で、旧山陽道に沿った宿場町として栄えた町があります。
矢掛(やかげ)の宿です。
昨年結婚した人兄貴2号の嫁さんの実家がここにあります。
今回は孫の顔見世と両家の親睦の為に当地で会食をすることになりました。
折りしも当地では年に一度の大名行列という行事がありまして相当な人出で賑わっていました。
丁度良い機会なので町の観光とこの大名行列を観て行く事にしました。
道沿いの家は「なまこ壁」の家として多く保存されています。
蔵は全面このなまこ壁で囲まれています。
瓦をはめ込んだ「なまこ目地瓦張(めじかわらばり)」というこの地方独特の技術で仕上げられています。
白いなまこ壁の蔵の間では、ちょっとした庭の植木でも良く映えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0f/bd/1a85ffdc394b6ea51c0f9d63400a9aeb_s.jpg)
またこの宿場町の直ぐ横には大きな川が沿って流れており、
この宿場町自体が川の中州で有った場所に出来ております。
その影響か蔵の下側には石を高く積んであり水害対策を施してあります。
そして蔵の裏側には今は使用していませんが深い水路も見られ、
昔はこれを利用して荷物の出し入れをしたということです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/38/dc/683939b7925844130bc08c0f52a32d91_s.jpg)
水にまつわる建物としてこのような物もありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5d/ee/7d5caf8a4c44198120108caa37f9eabe_s.jpg)
通常これは「火の見櫓」かなと思いましたが、これは「水見櫓」というものだそうです。
これも水害に対するものであったのでしょうか。
そろそろ大名行列が出発するという合図の大砲の音がしたので、旧山陽道の道沿いに陣取って見学する事にしました。
行列は、本陣から脇本陣と言われる場所まで約数百メートルを「したぁ~にぃ~したぁ~にぃ~」とゆっくりと進んでいきます。
この本陣には西国の諸大名や格式あるお歴々が宿泊されたそうです。
大河ドラマで名を上げた「篤姫様」も逗留されたそうです。
トップバッターは奴さんで急にこちらへ「およよッ」と来たのでビックリしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/21/c4/ff4bb24e1230d545e923693a731dd02a_s.jpg)
最初の奴さんはハデに動いていましたが続く奴さんは粛々と来ました。
金髪の奴さんもいらっしゃいました。
この時点では後ろの方までは見えませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/79/d0/96cde84a1acc1c7a935dd30c2982c8a0_s.jpg)
奴さんが去るとお次は供の侍衆でしょうか。
お次はちょっと冴えないお殿様とお小姓、駕籠が続きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/01/a9/07bd6605e10c628bdf21b945d2a22a7d_s.jpg)
続きまして、華やかな奥方と愛嬌たっぷりの腰元衆でしょうか。
中には外人さんの腰元衆も参加して笑顔を振り撒いていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/49/cd/e975bc22955a82bc91082e95202cb3c5_s.jpg)
ミス岡山のお姫様が来たぁ~っというので慌ててシャッタをきってしまい得意のピンボケ劇場になってしまいました。
お姫様、恐れ多い事をしました、堪忍しておくれやっしゃ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/09/13/c76d62e925d5191d3f1a71bb7b6c22ec_s.jpg)
そして医師?に続いては家老でしょうか?
こちらの方が恰幅が良くお殿様の様にも見えました。
続いて道具を運ぶ中間・足軽でしょうか。
この足軽は非常に元気が良くって、段々と胸を張っていき、
「いよッ、男前!!」って直ぐ横で言ってやると両手を左右に大きく開き胸をさらに張って顔を天辺に向けました。
行列の最後にはまた奴さんが現れて、
「毛槍」を飛ばして受け取るというパフォーマンスをやって見せてくれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6a/82/9b5e524ea76b01e85d5f6ae3c012f9fd_s.jpg)
総勢約90名が参加した大大大名行列でした。
矢掛の町を十分堪能して帰りの高速道路の入り口で人兄貴2号家族とお別れをしました。
あたちは、生まれて3ヶ月の「まめ奴」どちゅえ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/75/04/4f95bec86abdfb60e3167b5a3cde711b_s.jpg)
帰れば何時もの白黒が出迎えてくれました。
おいどんは、里山の「なまこ壁」でごわんど。
新幹線の乗り継ぎで通る程度でした。
岡山の西方で、旧山陽道に沿った宿場町として栄えた町があります。
矢掛(やかげ)の宿です。
昨年結婚した人兄貴2号の嫁さんの実家がここにあります。
今回は孫の顔見世と両家の親睦の為に当地で会食をすることになりました。
折りしも当地では年に一度の大名行列という行事がありまして相当な人出で賑わっていました。
丁度良い機会なので町の観光とこの大名行列を観て行く事にしました。
道沿いの家は「なまこ壁」の家として多く保存されています。
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蔵は全面このなまこ壁で囲まれています。
瓦をはめ込んだ「なまこ目地瓦張(めじかわらばり)」というこの地方独特の技術で仕上げられています。
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白いなまこ壁の蔵の間では、ちょっとした庭の植木でも良く映えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0f/bd/1a85ffdc394b6ea51c0f9d63400a9aeb_s.jpg)
またこの宿場町の直ぐ横には大きな川が沿って流れており、
この宿場町自体が川の中州で有った場所に出来ております。
その影響か蔵の下側には石を高く積んであり水害対策を施してあります。
そして蔵の裏側には今は使用していませんが深い水路も見られ、
昔はこれを利用して荷物の出し入れをしたということです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/38/dc/683939b7925844130bc08c0f52a32d91_s.jpg)
水にまつわる建物としてこのような物もありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5d/ee/7d5caf8a4c44198120108caa37f9eabe_s.jpg)
通常これは「火の見櫓」かなと思いましたが、これは「水見櫓」というものだそうです。
これも水害に対するものであったのでしょうか。
そろそろ大名行列が出発するという合図の大砲の音がしたので、旧山陽道の道沿いに陣取って見学する事にしました。
行列は、本陣から脇本陣と言われる場所まで約数百メートルを「したぁ~にぃ~したぁ~にぃ~」とゆっくりと進んでいきます。
この本陣には西国の諸大名や格式あるお歴々が宿泊されたそうです。
大河ドラマで名を上げた「篤姫様」も逗留されたそうです。
トップバッターは奴さんで急にこちらへ「およよッ」と来たのでビックリしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/21/c4/ff4bb24e1230d545e923693a731dd02a_s.jpg)
最初の奴さんはハデに動いていましたが続く奴さんは粛々と来ました。
金髪の奴さんもいらっしゃいました。
この時点では後ろの方までは見えませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/79/d0/96cde84a1acc1c7a935dd30c2982c8a0_s.jpg)
奴さんが去るとお次は供の侍衆でしょうか。
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お次はちょっと冴えないお殿様とお小姓、駕籠が続きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/01/a9/07bd6605e10c628bdf21b945d2a22a7d_s.jpg)
続きまして、華やかな奥方と愛嬌たっぷりの腰元衆でしょうか。
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中には外人さんの腰元衆も参加して笑顔を振り撒いていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/49/cd/e975bc22955a82bc91082e95202cb3c5_s.jpg)
ミス岡山のお姫様が来たぁ~っというので慌ててシャッタをきってしまい得意のピンボケ劇場になってしまいました。
お姫様、恐れ多い事をしました、堪忍しておくれやっしゃ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/09/13/c76d62e925d5191d3f1a71bb7b6c22ec_s.jpg)
そして医師?に続いては家老でしょうか?
こちらの方が恰幅が良くお殿様の様にも見えました。
![]() | ![]() |
続いて道具を運ぶ中間・足軽でしょうか。
この足軽は非常に元気が良くって、段々と胸を張っていき、
「いよッ、男前!!」って直ぐ横で言ってやると両手を左右に大きく開き胸をさらに張って顔を天辺に向けました。
![]() | ![]() | ![]() |
行列の最後にはまた奴さんが現れて、
「毛槍」を飛ばして受け取るというパフォーマンスをやって見せてくれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6a/82/9b5e524ea76b01e85d5f6ae3c012f9fd_s.jpg)
総勢約90名が参加した大大大名行列でした。
矢掛の町を十分堪能して帰りの高速道路の入り口で人兄貴2号家族とお別れをしました。
あたちは、生まれて3ヶ月の「まめ奴」どちゅえ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/75/04/4f95bec86abdfb60e3167b5a3cde711b_s.jpg)
帰れば何時もの白黒が出迎えてくれました。
おいどんは、里山の「なまこ壁」でごわんど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/50/58/251c25368e0818b3f6b28a93a52c3bdc_s.jpg)
大名行列、珍しい催しがあるんですね。
ご両家揃って、大名行列を見学しながらの会食ではさぞかし話題もつきなかったろうと思います。
もっとも初孫さんがいるので、そっちが全部話題をさらって行ったことでしょう。
まめ奴ちゃん、ミニの3ヶ月先輩ですね。
すくすくと元気そうで、何よりです。
江戸時代に参勤交代での宿場町として存在していた町にはこの様な催し物があるみたいですね。
まだ3ヶ月ですから大人しいものですが、
その内喋りだすと賑やかになってくることでしょう。
なまこかべ、黒の色がとりどりなのがまた温かみがあっていいですね。
こういう街並みの美しさ、大好きです。
お大名の行列を珍しく拝見しました。
この記事でご紹介いただかなければ「矢掛」という町名をきっと知らないままに終わるところでした。
御蔭様で地図を広げて位置関係を確認し、この町についての勉強を少しだけすることも出来ました。
町並みがなかなかシックでありますね。
地勢的にはおっしゃるように水とご縁が深そうです。川が集まってきていてそれが特徴的ですね。
こういう小さい町に、大々的な大名行列が祭りとして残っているのも大したものだと思いました。
「いよっ男前!」・・・・声を掛けるほうも、それに応える方もなかなか洒落っ気がありますね。
土塀好きにはたまらない建造物ですね。
倉敷も近いですからこの様な様式の建物が岡山ではあちらこちらで見られそうですね。
落ち着く町並みですね。
お陰さまでいいものを見せて頂きました。
町並みは落ち着いた感じでゆっくりと楽しめました。
今年の台風の時には川に水が溢れて危なかったそうです。昔から氾濫を繰り返してきた地域なんでしょうね。
行列にはこの様な掛け合いがいいですね。
お互いが楽しめますからね。