竹垣

師走になって忙しくなって来ました。
毎年暮れの頃には、竹林の整備を兼ねて竹の利活用として何か作っています。
去年は門松を作りましたが、今年は玄関先の竹垣をリニューアルすることにしました。

竹は一年もすれば、色が褪せて、ひび割れが出来たりと見栄えが悪くなります。
３年位前にマキの木の並びに竹垣モドキを作りましたが、
大分お化け屋敷みたいになっていました。

今回これを取っ払って、新しく孟宗竹で垣を作ることにしました。
裏の庭に数年前に作ったやり方で今回は実施しようと思っております。
これなら上部の取替えと、笹の枝の取替えが可能です。
竹の有効利用ですから、定期的に竹を切って使えるというのが良いです。
現物をお見せしていないので、
この記事だけでどんな竹垣やら理解は出来ないでしょうけど、そんな竹垣なんですよ。

１０ｍ以上もある竹の上部がユサユサと風に揺られている竹林で、
ヘイヘイホーと竹を切り倒し、輪切りの支柱を作り、
縦に４等分の割竹を作って、ついでに枝の部分も全部鉈で落とし竹垣の材料を調達します。

縦横交わる要所要所にネジ止めをします。
以前は全部紐で実施しましたが、
竹も年数が経つと細くなったりしてグスグスになって緩んでしまいます。
まあ、素人という事も有りますが、
やはり文明の利器も使わなければいけませんね。

中程の竹は、縦横を黒紐で結びます。
専門用語でイボ結びと言います。
タコにはイボみたいな吸盤が有りますが、タケにはイボ結びが有効です。
あまり関係がありませんでした。
寒波で滑りました、ドデッ。

そんな訳で、本日は竹垣作製（竹中製作所とは関係ありません）の途中経過を、
里山より実況中継致しました。
どんな竹垣なのか少しはお分かり頂けますでしょうか。

そろそろ、大長今の時間です。
急がねばねば。