友達

強風で寒い日は外に出るのが億劫ですが、
風も無くお日様が出ていれば独りでに足が外に向かいます。

畑でまだ黒マルチが残っている場所が有ったのでそれを外し、
そこをスコップで寒起ししました。

暫くするとアヤツ目が何処からともなく現れてすぐ近くに来て待ってます。
そして更にこちらの身体すれすれに飛び去って近くの別の所に止まります。
よッ、来たからね、例のヤツたのんます、
と自分の存在を知らしめてアピールしてくるのです。

畝を掘り起こしているとミミズやヨトウムシが出て来ます。
早速、ヨトウムシを見つけたので近くに放り投げてやると、
少し首を傾げたりして様子をうかがってから、
すぐさま地面に下り虫を銜えて飛び去ります。

庭で休憩してる時でも容赦なく近づいてオネダリ飛行をしてきます。
テーブルの上にミミズを放り投げて置くと、
ここぞとばかりに飛来して小さいのを啄んでいきます。（表題写真）
あまり長いのはお口に合わない様で口にしません。
すっかりご馳走を鱈腹食べてご満悦です。

里山での友達は鳥だけではありません。
以前のブログ・燃える女でもご紹介しました燦ママの友達が居ます。
その内の一人であるチカちゃんがお昼過ぎに真っ赤なスクーターでやってきました。
竹林整備の時には真っ赤なスポーツカーでやって来てびっくりぽんでした。
こう言っては失礼ですが、姿形からは想像できない乗り物だからです。

弟さんが漁師では有りませんが釣りが好きで船を持っており、
よく二人で釣りに行っているみたいです。
今日も朝７時から海に行き、
お昼過ぎまで釣っていてその釣果を友達に配っているとの事でした。
そして我が家にもヘルメット姿でやって来たのです。

鯛を釣ろうと思ったが釣れなくて鰯を沢山持って来てくれました。
ビニール袋に氷を入れて鰯が２０匹位は入っていたでしょうか、
やはりまだ新鮮だからか背ビレの所のブルーが物凄く鮮やかで綺麗でした。

新鮮な内は刺身が一番美味しいよ、とチカちゃんに言われたので、
その晩は刺身にして本当に美味しく頂きました。
これなら１０匹位一人でいけそうと思いましたが、残りはツミレにして保存です。

正月には年に数回しか潜らないと言う弟さんが採って来た赤ナマコを持って来てくれました。
鯛も蛸もサザエの時も有ります。
赤いスクーターの海の幸宅配便はチカちゃんの心意気と言ったとこでしょうか。

また一緒に竹の子掘りましょね。
こちらからは里の幸をお返しです。

そう言えばジョウビタキ君のお返しは何かな？
いえいえ、お返しをお目当てにしている訳ではありませんよ。

アナタが来てくれるだけで十分でおます。