月の雫海の吐息

月海です。うさうさと感じるままに、思うままに、
言の葉つづりしてます

想いの重さ

2007-07-19 11:17:41 | かんじるままに

こんにちは

西は台風が過ぎ去ると夏を迎えたのですね
私の住む街は今日も曇り空
少し肌寒いくらいの夏空です

今週は天災の影響をどう受け留めるか
いろいろな問題が表に出てきています
考える事が沢山あるようです

プライベートな話をすると
私は普段から お話相手の年齢の巾が広く
大正生れの方から 昭和60年代・・
平成生まれの方もいらっしゃいます

仕事がらみになると平均して
昭和30年代から昭和60年代の方たちと
触れ合うことが多い事になります

自分の生き方を考え想うとき
5年、10年と区切りを付けて
想像することが多いです
その辺りまでの自分の想いを自分に当てはめて
どう生き抜くか考えています

今、昭和40年代後半から昭和60年代生れの
方達と接していて時代差を感じる事が沢山あります
同じ昭和を生きてきたはずですが
大人と称される世代から受け継いでいる事が
世代によってかなり差を生じていること。。。

伝える側と受け留める側に
その伝承の形が変わってきてる。。。

花の立ち姿を見極める時
『見返り美人』の絵を 例に取る事が有ります
あの絵に見られる ほのかな色気・・艶を
感じ取れる世代に区切りがつくようになってきました
ある世代を堺に あの絵に色香を感じなくなっています

あの女性はどうやって ふりかえっている?

そう・・尋ねると

『なんとなく・・ふりかえる・・』
『ガーーと いきおいついて・・・ふりかえる?』

いろいろな答えが戻ってきます
立ち姿の美しさは。。
これから どうやって伝えていけばよいのでしょう。。

私が昭和10年代、20年代の方達から伝承された事を
どう 表現したら伝えることができるでしょうか
自分の言葉のつたなさに・・未熟さにガッカリしつつ
今日・・伝えられ得る事を きちんと伝えられているか。。
伝承する側にも大きな責任があります

もし5年・・10年という時間が
私の人生に持ち得ていなかったら
私が受け継いだ事を
今日最大限に継承しているだろうか。。

ささやかな
自分の人生の中で
私のささやかな受け継いだ事
継承し伝承してくださった
先人の方達の 大きな想い

私は生きている価値を
見出せているだろうか。。

『想い』という言葉の中に
時の重みを感じている・・
そんな私がいます

人の心からの想いは
いつか 誰かの心に伝わり

その想いは
いつか 誰かの心を通じて

その想いは
脈々と 次の時空へと流れていく


今日できることは・・今日のうちに。。。


Good day and Peace





想いはね

想いを重ねて

生れるの

だから想いは

とても重いの


想いにね

想うだけでは

いけないの

伝える想い

しっかり伝えて


その空に

想い告げても

届かない

時空のかなた

見据えて投げかけ


想いはね

あなたの手の内

暖めて

小さな掌

上手に渡して







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