夏土用がやってきて
ふらりと近くの参道へお散歩に行く
そちらのお寺さんにちゃんとお参りを済ませ
奥の掘りごたつになっている座敷へあがり
暑気払いとなる
西日本は一足先に梅雨が明けてしまい
東日本は一歩取り残される
おきまりの鰻を頼み瓶ビールが運ばれてくる
『暑気払いはね、暑い陽射しと気温の中でするものですよ』
昔ながらの江戸弁の山の手言葉で話すおじ様が言っていた
もう久しくお目にかかっていないが
あのご年配のご夫婦はいかがお過ごしだろう
ご年配の男性が あの美しい言葉を発するのは
とても魅力的で自分のがさつさが嫌になることもあった
「わたしは」の私がどうも
私たちの私とは意味が違って聞こえていた
その方にお目にかかるたび 性別を超えて言葉使いは
美しいに越したことがないと実感していた
さて鰻を待つ間に店の中をゆっくり見渡せば
壁に凧が掛かっていた
春夏冬・・・なぜに?ともう一度繰り返し読み返す
秋がない・・・うかつさに苦笑しながらなるほどと納得
商いだものね。ご商売=秋ないね。
そんなことを一人頭の中で納得しているうちに
鰻が焼きあがったのだった
この夏も楽しもうね
鰻さんの滋養をありがたく頂戴させていただきます
Good day and Peace and Love
☆
いま できることを すこづつ だれかのために
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