月の雫海の吐息

月海です。うさうさと感じるままに、思うままに、
言の葉つづりしてます

薔薇へ想いを語ります

2007-06-03 23:17:11 | 想い月

こんばんは
今夜は アート展の私の作品から・・・

この作品は4方向の他 上から眺めることも
考えた作品になっていました

アルミが鏡のような役割を持って
作品と写る薔薇の姿の境目が ハッキリしない
そんな紅(あか)の妖艶を映しこんでいました

『艶壺瞑想』 
と名づけた作品は
熱い炎の中、熱風に晒され焼き締めされて
割れた形を持って生まれてきた壷が
それでもなお 彩艶(いろつや)を発して
自分の生まれてきた意味を深く想い描く
そんな命の祈りを込めた作品でした

水が無くては生きられない生花を
水の色から限りなく遠ざけて
生きることに力を注がせる

そんな・・薔薇への想いがありました







会場では 説明をできるだけ避けていました
花は見る人の心を映す鏡でもあります
その人の その日 その時 その瞬間の心持で
作品をご覧いただければ それで良いと思っています

陶芸家さんの言葉を借りるなら
花は生き物なので 「日々進化をしている」
いけこみの日は 蕾がやっと開いたくらいだったのに
最終日は 綺麗にその姿をそれぞれの薔薇が誇っておりました

お越し頂いたお客様にも ご挨拶だけ声をかけさせていただき
ゆっくり感じて過ごしていただきたいと
会場に居ながら ご覧いただいているお客様の姿を
そっと拝見させていただきました


今一度 写真にてご覧いただき
私の想いを説明させていただきました

今 あちらこちらのバラ園で
美しく咲きそろっている薔薇たち

薔薇の香りがあなたの夢に
静かに溶け込んでくれますように

おやすみなさい


Good day and Peace




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