昭和人俊やんの鐵活日誌回顧録帳

【THE昭和の名車】伊豆急行100系

伊豆急100系、伊豆急行線開業時から2002年まで活躍したハワイアンブルーの電車である。

その後入換用として残っていたクモハ103が、2011年に営業復活している。
写真は復活後の2011/12/24、団体貸切列車に乗車した時のもの。

伊豆高原駅で発車待のクモハ103。
定期営業列車時代に冷房化改造されたが、復活時に非冷房に戻っている。
(室外機カバーはそのまま。)



車内の座席と天井。恐らく登場時のまま。
各停用だが、国鉄で言う急行・準急(※1)型と、近郊型の中間とも言うべき座席配置である。


伊豆急下田駅留置線にて、185系と並ぶ。
かつては日常的にあったと思われる並び。


100系は車種が豊富(※2)だったが、運転台上にパンタがある(いわゆる前パン)のは、両運転台のクモハ100形のみ。
(片運転台のクモハ110形は全て連結面側。)


現行の主力車8000系と並んだクモハ103。
私が静岡(藤枝市)にいた頃は、まだ100系がバリバリ現役だったが、藤枝から同じ静岡県内の伊東・下田までは遠く、また伊豆急行線の運賃が高かったことから、あまり行く機会には恵まれなかった。
しかし100系(車体更新車の1100系含む)は各停用電車としてはレベルが高く、車種も豊富で、国鉄の気動車列車に匹敵するくらい編成組替の自由度が高かったことから、好きな電車の1つであった。(1100系は2両固定)
その後100系はJR東113・115系改め200系に置替えられたが、あの車体に全く似合わないド派手なカラーが気に入らなかったのと、当時JR各社にはまだ113・115系がかなり残っていたことから、伊豆急からさらに遠退いてしまった。
さらに同線の主力は元・東急8000系に、そして最近は8000系の後継車になるかもしれないJR東209系が移籍してきた。
だんだん車両がレベルダウンしてるように見えてならない。
【注釈】
※1:
私が物心ついた時には、すでに国鉄から準急はなくなっていたが、有料準急用に新製された国鉄キハ26・55形気動車や80系電車のように、デッキ付、戸袋部のみロングシートの車両を、勝手に「準急型」と呼んでいる。
※2:
クモハ(両運/片運)、モハ、クハ、サハ、旧サロ(サハ180形)、サロ(ロイヤルボックス)、旧サシ(サハ190形)などがいた。
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