昭和人俊やんの鐵活日誌回顧録帳

【THE昭和・平成の名車】西鉄の特急用電車

西鉄にはかつて、特急用電車が存在した。



筑紫車両基地一般公開にて、1998年頃撮影。
1974年就役の2000系(左)と、その後継で1989年就役の8000系(右)。
どちらも両開き2扉転換クロスシートの、特別料金不要自由席仕様の特急用電車だった。
2000系は、8000系就役を機に3扉化されたが、急行用電車としてクロスシートは残された。



8000系の一部は、観光電車「旅人」仕様に改装された。2014年、太宰府駅にて撮影。

写真の3000系投入で、2000系は2010年、8000系は2017年にそれぞれ全車引退してしまった。
3000系は元々急行用電車という位置づけだったはずだが、結局、特急・急行兼用の「優等列車用クロスシート車」扱いのようである。
今後、西鉄に「特急用電車」は出ないのか?


福岡在住の友人を通じて購入した、2000系引退記念マウスパッド。

【秘蔵写真追加】
2扉特急車として活躍していた頃の2000系。1989年頃、都府楼前駅付近にて。

2000系のさらに先輩にあたる、元初代特急車1000系。3扉化後は、実質各停専用的に使われていた。
写真の編成は5000系と同じ外バメ式ユニット窓になってることから、元1段降下窓車の1201Fと思われる。
コレの特急車時代は、私は知らない。

天神大牟田線(撮影当時は単に「大牟田線」だった。)時代の600系。3扉ロングシート車で日中は各停主体だが、通勤時間帯などの多客時は、後継の5000系とともに特急・急行運用にも入っていた。
貴重な写真なのでオマケとして載せた。
2000系や8000系より古いが、一部が2000系と同色化、および狭軌化されて今も貝塚線(旧・宮地岳線)に現存する。
写真の編成は、2+2のブツ4で4両固定化されてないこと、スカートがない前期車であることから、貝塚線に現存している可能性あり。
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