「趣味の山歩き ますます深くなる近くの山域 」(C)趣深山since2002
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一山越えて また一山。
平成18年11月3日撮影 白髪分岐から剣山方面
[分け入っても分け入っても青い山]山頭火
一山越えて また一山。
やっと山頂にたどり着いたら まだ先がある。その先も まだまだ山並が連なる。
山登りで 前向きに 目標をもって 常にそれに向かって進んでいくことは とても難しいことだ。
過去 幾多の試練を乗り越え 素晴らしい登攀を成し遂げてきた 傑出した登山家 山野井泰史氏。
現状に決して満足せず 更に 先へ先へと向かう そのひたむきな 山に取り組む姿勢、考え方などに いたく感銘する次第だ。
「どこかを目指さなければ落ち着かない性格になったのは何時からだろう?一年中、頭の中は山や岩のことを考え、身体のほうは登りたくてうずうずしている。-----------------
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毎回いろいろな事を山やルートに期待して出発するが、終わってしまえば何かが物足りなかったり、理想のスタイルで登れなかったりと どこかが いつも不満足だ。本当に心の底から楽しかった、面白かったと思える場所がよくよく考えてみるとみあたらない。例えば自分自身にとっても限界に近いと思われる登りに挑戦し、仮に成功しても気分の良い余韻にひたれるのは長くて1日といったところである。もっと上の課題に挑戦すればよかったのにと、後悔し始めるのが常だ。」
山野井泰史 『日本の登山家が愛したルート50』
岳人編集部編 東京新聞出版局 2006年4月
一山越えて また一山
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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「山登りは夢、まさに夢が無限にある。
だから自分は一生夢を見続けられる」
好きな言葉で、素直な心 いいですね。
夢のある話 大変 有り難うございます。
いつでも 夢をもち 夢を見続けたいですね。