漫画とアニメ版の違いの続きですが、その大きな違いは…、
なんと言っても、キャラクターの外見です。
アニーを黒髪に、アルバートさんの髪の色と髪型を統一しました。
本当にね。
少女漫画を軽んじてる。
アニメ製作者の方が、少女漫画家よりも作劇に長けてると、傲慢にも、製作者スタッフは、そう思っていたんじゃないでしょうかね?
古いセオリーに、とらわれていただけです。
古いセオリーとは。
・キャラクターの髪型を変えない。
・主人公が分かりやすいように、他のキャラクターと色かぶりを失くす。
おそらく、そういうセオリーに乗っ取って、アニーは黒髪に、アルバートさんは作中、ずっと同じ髪の色で同じ髪型で長髪のままなのだと思います。
(かつて漫画の書き方の本など読んだ時に、こういうセオリーがあるのを読んだ事があります。)
ですが、こんなの、単純化された絵で、個体の判別がしにくい古い時代のセオリーです。古くさいセオリーに囚われて、原作の世界観が台無しです!
大おじさま、丘の上の王子さま、アルバートさんという、何役か兼ねた役柄だと判っているのだし、絵も詳細に描けるようになっている時代の作品なのだから、髪の色も髪型も原作通りにすべきだったと思います。
アニーは金髪!!
キャンディと、双子のような二人なんです!!
(#`皿´)
全然、ツボが判ってない!!
アルバートさんの髪型の変化は、立場や心情の変化を物語っているのです!!
(#`皿´)
セオリーと、作者の意図と、どっちが大事かの判断も出来ないのか!!
ヽ(`Д´)ノプンプン
キャンディが名作アニメなのは、まさしく水木先生の力だ。
水木先生は、演劇経験があるだけあって、シーンをつくるのがお上手だ。
(ご自身でそう言ってらしたのだが。)
アニメの名シーンは、ほぼ、漫画の通りなんじゃないかな?
階段の別れのシーン。
一人歩く、雪の降るブロードウェイ。
これは、場所、シチュエーション、全て水木先生の指定だったと推察する!!
大事なシーンは、水木先生は、ト書きにして作画先生に渡してると推察。(推察です!)
格段にドラマチックなのだ!!
汽車を追いかけ、走るキャンディ。
アンソニーとの、ばらの門の出会い。
ばらの門はいつも閉じていた。
その門の中に初めて入る、パーティーの日。
前振りも効いている!
ニューイヤーパーティーの豪華客船。パーティー会場でなく、霧の甲板で出会う、涙を流した少年。
テリィとの出会いなんて、映画が撮れるよ!!また、作画先生も、逃げずに背景書き込んでるから、世界観、臨場感がドラマチックに表現されていて素晴らしい!
言っちゃ申し訳ないけど、同じ水木先生の原作付き漫画を何本か読んだけど、アップ多用、面倒な背景は小さなコマでちょこちょこっと、しかも、書き込みもわずか…なのがあったのですが、ドラマチックさや、説得力に欠けちゃうと思うんですよね。
汽車でのシーンなんて、いがらし先生だから描けたと思います。
雪の降るブロードウェイは、後ろ姿で描いたのはいがらし先生の力量なんじゃないかなーと想像します。背景もばっちり入って、ムード満載。号泣です。
しかも、ステアのオルゴールを聞きながら…。
音までついてる。鳥肌ものの名シーン!!!!!
なんか、語ってしまった。
つまり、
キャンディキャンディが大好きなんだ…って事なのよ。
的外れな事を言ってるところもあるかもしれないけど、ご容赦ください💦
アニメの方が好きという方や、アニメ制作した方々が見たら…、申し訳ないですが…💦上記の、部分的なところにあれ?っと思うだけなので…。それ以外の部分では、長いシリーズを、良く構成された、良く出来たアニメ作品なのだろうなと思います。
作者が和解して、アニメや漫画が封印から解かれる日が来ると良いですね。
更新が止まっている二次小説ですが、これから、本気で取り組もうと思います💦
最終的には、おかしくても突っ走れば良いですよね!!
終わらせる事が大事!アルバートさんとキャンディの、ラブラブが書ければいいの…😂
二次小説は、お知らせカテゴリーの、「二次小説の読み方」の記事をご覧くださいませ🥰