キャンディキャンディは、あしながおじさんをベースにしている。
原作者先生も自ら、そう言ってらっしゃるようです。
で、そのあしながおじさんと、続・あしながおじさんを、最近読んだのですが、それらの作品と、キャンディキャンディの事について、感じた事を書きたいと思います。
ネタバレ含みます。
まず、あしながおじさん、続・あしながおじさんは、両作品とも、素敵な恋愛小説でした。
それにしても、あしながおじさん、秘密の花園、赤毛のアン…あの辺りの小説って何なんだろう?
児童文学?
あしながおじさんは、完全に恋愛小説だと思いました。
かなり、ロマンチック!
赤毛のアンも、ギルバートとの恋愛が、たまらないんです。アンの作品の方は、恋愛だけでなく、グリーンゲイブルズの生活や、マリラとマシューとのやり取りも物語の主題なので、児童文学の面が多いのかな?
それは、おいておいて…。
で、思う事とは…。
ひとつ目は…。
あしながおじさんの作品は、ネタバレしてから、読み返す楽しさがありますね。
あしながおじさんは、ジュディが夏休みにハンサムなお兄さんがいる女友達の別荘に招待されたのに、行くことを許可しないんです。ジュディは泣いて、どうして?と訴えるのですが…。
おじさまは、この時すでに、ジュディを愛していて、ハンサムな青年のいる別荘には行かせたくなかったわけです❤️
そう思うと、にやにやしちゃいますよね。
同じように、いつからアルバートさんは、キャンディが好きだったのか?
アルバートさんは、記憶が戻ったのに、それを告げずに一緒に暮らしていました。
何故でしょう?
やはり、にまにましてしまいますね❤️
キャンディいわく、『憎らしいったらない。』でしたっけ…💕FSで言ってましたね。
そして2つ目は…、
続あしながおじさん、では、ジュディとおじさまの結婚生活が垣間見えるのですが…。
その描写が…。
“夫婦一緒に行動していていて、夫の仕事についてそばにいなくちゃいけないので、自由に友人に会いに行けない”…というような描写が、何度も出て来るんですよね。
これ、キャンディのファイナルストーリーで、『あのひとが、かたときもそばを離れるのを許してくれない』ってあるじゃないですか?その部分と同じだ!と、思いました。あの描写は、続あしながおじさんでの、ジュディとジャービスの結婚生活をなぞらえているのかも…と、思いました。
というか、きっとそう。
『あのひとが、かたときもそばを離れるのを許してくれない。』
という描写は、FSの感想として、テリィっぽいとの意見が多かったのですが、この描写は、水木先生にとって、『続・あしながおじさん』へのオマージュであり、テリィっぽい描写ではなく、理想の夫婦の在り方としての描写にすぎないのかも…。と、思ったわけです。
どうでしょう?
作品を理解するには、やはり、ネタ元となった本や、作者らが見たり読んだりしたものを知るのは大事なんだな…と、思いました!オススメしてくれた◯様、ありがとうございました!
他の感想としては、
続あしながおじさんは、ジュディのお友達が、孤児院の建て直しをする話なのですが…、わたしが書いた二次でも、キャンディは孤児院の建て直しをしていまして…。似たような事やってるな…と、可笑しくなりました。同じように火災が起きるし💦
でもやはり、続あしながおじさんの孤児院の描写は詳細で説得力がありました。自分の二次小説も、これを読んでから書けば、違った描写になったろうなあ、と、自分の勉強不足を歯がゆく思ったりしました💦
が、まあ、
二次小説だから😅
ま、いっか…ですが…💦
あしながおじさんと、キャンディキャンディ…での、関連性について…でした。
(他にも似てる点はいっぱいありますが、省略。)
それから、感じた事なのですが…、
ダウトンアビーや、ブリジャートン家、冬のソナタのドラマを見て思った事があります。
それらの小説は、ストーリーで、往復書簡をしているみたい…と、思ったんです。
冬ソナ作者が、キャンディファンだというのは有名な話だし。
ダウトンアビーやブリジャートン家の作者は、高慢と偏見や、アンとかあしながおじさん、が、絶対好きだと思う。
ネタ元になってると思う。
精神病院に入っている妻がいる…とか…。
ダウトンアビーにもあったし、続・あしながおじさんにもありました。また、当時、そういう事件が実際にあったようです。
こういうネタ、素敵!!
そういう作者の気持ちが、作品の間で繋がっている…と、感じたのです。
面白いですよね。
さて、こんな事まで考えてしまって…、わたしは、どんだけキャンディキャンディが大好きなんでしょうね❤️
骨の髄までキャンディキャンディを楽しませて貰ってます🥰
二次小説の方ですが、
それなりに、頑張ってますー😅
二次小説は、お知らせの二次小説の読み方をご覧くださいませ🥰