**暗い話が嫌な方は読まないほうがいいと思います。
擬冬眠、というのだそうですね。
今日の朝は元気だったうちのハムが、昼頃巣箱の中でごろんと寝ていました。
一瞬ドキッとしたのですが、時折深呼吸見たいのをしているので、「本に書いてあった爆睡かぁ」とのんきにケージの掃除を始めました。
しかし、いつもはすぐ起きる筈の子が、全然起きないのです。
手に乗せてみたら目は空いたのですが、やっぱりじーっとしている…。
もしかして、冬眠?でも20度くらいあるのに…。
とりあえず、なんだか不安になって、うすい布だけひいた私の膝の上に寝せていたら、10分もしないうちにだんだんもぞもぞしだしたり、深い呼吸も多くなってきたんですね。なんか寝起きの「伸び」みたいのもしだして。半目のままながら、ひげが動いたりして。
「あー!もう!驚かせて!!」
と、とりあえずケージごと窓辺の陽だまりにおいて、そっと彼女を巣箱のもふもふティッシュの中に戻したんです。
そしたら彼女は、静かにまた目を閉じて、眠っちゃったんですね。
そして、今度は全然動かなくなりました。
日曜なので動物病院もやってなく、彼女を手に乗せたままハムスターを飼った事がありそうな友達・知人に10人くらいメールして、東京にいってる母にも電話しました。
入院以来1ヶ月、私が一人で世話をしているので、それを気にしてか母は「様子を見るしかない。仕方ないよ」といいました。
仕方ない、といわれて、ボロボロ泣きながら、本を読み、ネットで調べて、慌ててカイロを使い、ドライヤーで遠巻きに暖めて、でも、急に温まると心臓に負担が掛かるとかいてあって慌ててちょっとカイロを離したり、「飼い主の手が一番良い。でも、動かなくなって2,30分ならいいが、ロボロフスキーの場合体力がないので大抵永眠する」というのをみつけ、でも「数時間で動き出す事がある」にかけて、いま、彼女を暖めながら、なんだかしらないけど日記を書いています。
私が事前にちゃんと冬眠のことをもっと調べていれば。
この時期が危ないと知ってて、もっともっと温度差に気をつけていれば。
元気に餌を食べている昼間でも急に倒れる事が多いと知っていれば。
少なくとも、膝に乗せて回復してきた時に、巣箱に戻さなければ。
今更泣いたって何にもならないのに涙が出てきます。
なんてアホな飼い主なんだろう。
体は冷たくて、手足は硬いので、覚悟は出来ているのですが、まだ、動かなくなって2時間なのでとりあえず暖めてみます。もう一匹は元気いっぱいで私の背中まで上ってきたりしてて、それが無性に切なくなります。
昨日の夜までは、彼女も私の手の上で一生懸命ひまわりを齧っていたのに。
…友達の少ない私ですが、何人かが速攻で「飼った事ないけど」…といいながら、対処法を調べてくれたり、他の人に聞いて返信してくれて、凄く嬉しかったです。本当に有難うございます。休みの日にごめんなさい。
もう一匹のハムは、今後もっとしっかり温度対策して、絶対平和に暮らさせます。