マメモ

適当な日々のメモ。
写真 犬 育児 何かの感想 植物 たまに落書き が主です。

暗い日記なので、スルーしてください。

2011-03-27 | 日常日記
親が、毎日毎日「帰ってこい」といいます。

「こういう時に、どこに行っても仕事ができるように資格職でしょ」
「職場に義理立てして、体悪くしたら意味ないでしょ」

下手をすると、相方を責めるようなことも言います。


デマに惑わされないように。

そうはいっても、心配するのが親だと思います。

被災して疲れきっている親を悲しませてまで、
何をしているのかと思います。

まして、いまいちどれがデマで、それがデマじゃないかわからない。

最初に流れたチェーンメールも、あながち嘘じゃなかった。

国も専門家も、これからどうなるかの予測も立てずに
何かが起こってから、「ただちには影響ありません」

今まであまりに「想定外」ばかり言い訳されてきたから
想定できていないだけじゃないかって思う。

検査の被爆量とだけ比較されても、
内部被爆や放射能の種類については?

水に土壌に空気に雨に海に食べ物に。
それぞれは基準内でも、合わさったらどうなるの?
その日は大丈夫でも、蓄積はどうなるの?
水が汚染されてたら、それで野菜を洗って汚染は落ちるの?


不安を煽るつもりではないけれど、答えも示されずに
大丈夫と言われても。
原発自体がどうなるのかは、予想できないかもしれないけど。
今後どういうことが起きる可能性があるから、そのときはこうして。
こうすれば、大丈夫だし、こうなったら逃げて。
それが言えるのが、専門家じゃないんでしょうか。


親に、大丈夫と言えるだけのものが、私にはなくて
だけど、こっちのものを捨てる覚悟もつかなくて。

結局は、自分が決めることなんだけど。
どうしていいのか、わからなくなります。

嘉永六年。

2011-03-27 | 日常日記
昨日はなんだか眠れなくなってしまい、
適当にとってあった録画番組を見ました。

「水どう」もやってたんですね。
一週目は震災前にみてたのですが、2週目をやってたみたいで。

なんだか、何も考えずにぼんやりみてました。
去年の7月に撮影された、平和な映像。
あんまりうまく楽しめなくて、なるべく頭空っぽにしてみてました。
文久3年~、金~パチ先~生~。

なんか、繰り返されてるうちに、ふふっと笑って、
ああ、震災後ももちろん笑ってたけど、普通に笑ったなと思ったり。


ああ。私もどっかいきたいなぁ。

たとえお尻がランブータンになっても。

ポテト

2011-03-27 | 日常日記
昨日、某ファーストフード店のポテトを食べました。
仕事で、お昼に部署に戻ったら部屋中が●ックの香り。

普段は本当年に一回食べるかどうかな食べ物なのですが
「一本ください!」とよって行ってしまいました。
(そしてあまってたやつ、Sサイズまるまるもらいました。)
(しかも、買い出し行く人に、ハンバーガーお願いしちゃいました)

ああ、なんか、平和の味だな~とおもいました。
なんか、震災後は「水!ああ、水がないからお茶と、氷と」みたいな
買い物して。買い物も100人とか並ぶのは当たり前で。
最初は本当お米をなけなしの水で炊いて、残ってた野菜を大事に食べて。
一週間くらいしてから、やっとパンが手に入って、ちょっと感動して。

だから、ジャンクフードって!!

もちろん、お菓子は食べてたんです。
買い置きしてあったやつとか、むしろ、お菓子しかお店になくて。

でも、ジャンクフードって!!

なんだか、復興の味がしました。
なんだろ。ああ、ちょっとずつ、前の生活というか、前の世界に
もどってきてるな。みたいな。


大げさかもしれないけど。
すごくおいしかったです。


かといって、またすぐに食べたいわけではないのですが、
きっと1年後とか2年ごとかにポテトやハンバーガーを食べた時、
こんな気持ちを思い出すのかなぁなんて思います。


そのときには、穏やかな気持ちで「ああ。平和の味だ」なんて
たべられたらいいな。
なんて、ちょっと浸ってみたりしています。


非日常

2011-03-23 | 日常日記
なんとなく、振り返ってみる。


地震の日は、地震の対応に追われ、帰ったら家の中は酷い有様で。
頭の中は、うちの近所を通る側が氾濫している映像が浮かんできて
親とは連絡が全く取れないまま、とりあえず破片や飛び散った牛乳
を片付けて、なんだかくたびれて眠って。

でも、次の日は、当たり前のように、当たり前に仕事をしました。
職場には貯水タンクがあったので、水も出て、電気も付いていて。
一見すると、町も被害はそれほど無く見えて。

でも、家に帰ると水は出ないし、寒いし、トイレは流れないし。
コンビニやスーパーもやっていないので、とりあえず自動販売機で
お茶(水はどこも売り切れてました)を買って歩いて。
米も炊けないし食欲もなくて、クッキー一枚でとりあえず寝たり。

日曜は仕事が休みだったので、近所のスーパーに行ってみたら
開店30分前なのに、何十人と並んでいて、とりあえず並んでみたら
しらないおばちゃんたちの会話に参加することになって、
情報を貰ったり、マシンガントークに圧倒されたり、励ましあったり。

その時点で連絡は付かなかったけど、実家の方が被害が大きい筈なので
「水も電気もガスも使わずに食べられる物!!あと、飲み物!」
と思って2家族分頑張って買い物したり。
(実際は2家族分なんて買えませんでしたが)
レジに並ぶと、本当にこの買い物で良かったのか不安に思ったり
でも、その人によって必要な物は違うから、良いんだ!と割り切ったり。

職場は職場で、上の人の方針転換で、いろいろ振り回されて
良識の有る上司が苦心している姿を、手伝えもせずみるしかなかったり。
貯水タンクも使い切って、酷い状態のトイレに遭遇したり。
流すための水の確保や運搬を手伝ったり。


その後も毎日色々あって。
でも、出来る仕事が限られてしまったので、どこかゆったりしていたり。
当たり前に仕事をしている同僚から、「うちの実家、なくなったんだ」と
静かにきかされたり。

思いがけず、しらない色んな人と色々話したり、
いつもは苦手な親戚にも、自分から安否確認をしたり、
連絡の付かなかった親からのメールが、私にではなく相方にだけ届いたり
(機種のせいですが。)
徐々に、色んなニュースが入り始めたり。
駄目だと思っていた、気仙沼の親戚が無事だとわかったり。


そして、いつもどおりの外の空気を、気持ちよく吸えなくなったり。
やっとでた、待望の水道水が、不安な物になってしまったり。
今まで、熱が出ても休んだことの無かった仕事を、実家の手伝いのために
あっさり休んだり。逆に親に心配をかける状態になっていたり。
色んな物が、壊れていたり。
いつも通っていた橋が、壊れていたり。

今までなら、お母さんは心配しすぎだよ。と思ったのかもだけど、
自分も、心配する相手がいると、親と同じようなこと言ったり。
ニュースに、色んな事を思ったり、平日の昼間に、犬の散歩をしたり。

色んな事が、日常で、非日常な感じです。
なんとなく、自分メモです。

あいかわらずまとまり無くてすみません。

久々日記

2011-03-22 | 日常日記
久しぶりに日記です。

心配してくださった方もいらして、有難うございます。

うちはとりあえず、皆無事でした。
親戚も、何件かは家や車を流されたけど生きていました。

生きている。
それがまずは本当にラッキーな事だと思っています。


亡くなられた方には、心からご冥福をお祈りいたします。
そして、被災者の方が少しでも早く安心できる生活に戻れるよう
祈っています。本当にそう思います。


ちなみに、私が住んでいるところは地震被害は少なくて
電気や水も概ね復旧したのですが
毎日ニュースになっている県なので、なにかと落ち着きません。
測定値が私の地域より大分低いところでも水道水が基準値を
超えだしたので、複雑な心境です。

本当、一個人の意見なのであれなのですが、

風評被害と言うか、実被害がかなり出ています。
綺麗な自然と、美味しいくだもの・農産物の土地なのに。
牛乳や農作物のニュースは本当に心が痛みます。

屋内退避地域の友人も、物資も無く、かといって家や土地を残して皆で
どこかへ行くだけのガソリンも理由もなく、行き詰ってゆく感じです。

私の地域も、測定数値が高いので、折角無事を確認できた親や親戚に
今度は私が心配をかけている状態です。

色んな意見や考え方やデータがあって、「冷静に判断」は大事です。
ただ、見通しの付かない事が多いのは事実です。
「ただちに影響は出ない」
予測もされず、問題がおきてからしか対応してもらえない状況のなかで
正直そのあいまいな言葉には、不安を感じます。
かといって、逃げ出す訳にも行かないのです。

逃げ出している人も多く居て、私はそれが悪いとは思いません。
小さい子どもの居る人なら尚更。当然のきもします。
でも、私は逃げる=色々捨てる ことになり、できません。
その考え方があっているのかも、よくわかりません。


こういうことを書くのは、あまりよくないのかな。
しかも、どうも暗いですね。

でも、とある一市民としてかいてみました。