こんばんは、M氏です。
しがらきで調整されていたピエリーナですが、先日右前脚球節に不安があり、このまま時間をかけて進めて行っても、3月で引退となる馬で馬に負担がかかるだけになるという事で引退となりました。
私も同様の考えだったので、堀調教師、しがらきや牧場スタッフ、クラブ関係者の判断には感謝しかありません。
なかなか体質面に弱さがあり、順調に使う事が出来ない馬ではありましたが、地方で3勝、中央では500万を2勝して、1000万まで行く事が出来ました。募集額もギリギリ回収しましたが、ポテンシャルを考えたら物足りない成績だったと思います。
そんなピエリーナですが、実は募集時はその世代で1,2番目に人気した1歳馬でした。
運良く抽選で当選して、嬉しかったのは覚えています。
募集動画の印象としては小柄ではありましたが、軽さがあり、運動神経の良さが目立ちましたね。
リーズナブルな価格(2000万)、姉のバイラオーラの活躍、堀厩舎、見た目の可愛らしさで過剰人気となったと分析しています。
体質の弱さがあり、デビューは4月の未勝利デビューでしたが、全く見せ場なく、大敗でした。
そこから立て直されて、開催後半の東京で4着としましたが、福島と新潟の芝では見せ場なく、7,11着となります。
限定未勝利では初ダートにトライして、先行して3着と希望を見せて、次走は格上挑戦で福島の500万を使うも前が詰まる不利がありながら、0,3秒差の7着と頑張りました。
能力を見せてくれたので、再ファンドを目指して、名古屋へ移籍して、楽に3連勝して、再び堀厩舎に戻ってきました。
復帰初戦の新潟ダート1800では逃げて、突き放す強い内容で快勝しました。
降級となり、函館で連勝を狙うもリズムを崩して、2戦共に大敗となったのは予想外でしたし、ショックでしたね。
そこから体質の弱さがあり、7ヶ月半もしがらきで調整する事となり、復帰戦の小倉ではスムーズな競馬で先行して、快勝してくれました。
ただ相変わらず体質の弱さがあり、そこから半年しがらきで調整となり、夏の小倉で走るも大敗でした。
結局これが引退レースとなり、繁殖入りという形になるかと思います。
この馬を通して感じたのは堀厩舎に入厩するハードルが物凄く高くて、下のクラスの馬では話にならないという事です。体質的に弱さはありましたが、他の厩舎ならこれくらいなら入厩させて使うと私は思いました。だからこそ使うときは抜群の仕上がりですし、レースに向けての調整も素晴らしい。あの成績を残している理由も同時に分かりました。
しかし500万を強い内容で勝った馬でしたし、歯痒さしかありませんでしたね。
まあ体質難だったのが一番の問題ではあるのは分かっていますし、この経験を生かしていけたらと思います。
最後になりますが、ピエリーナにはお疲れ様と言ってあげたいと思います。馬はレースでは良く頑張ってくれましたし、ダメージの少ない良い状態で繁殖入りも出来ますので、良い仔を産んでくれるのではないかと期待しています。
クラブで募集された際は出来が良ければ、もちろん出資検討をしたいと考えていますので、楽しみに待ちたいと思います。
ただ愛馬だったからという色眼鏡は私には一切ありませんので、ダメならダメとはっきりとレビューしますので、ご安心下さい。
でも良い仔を出してくれるという期待を持ってはいますので、第二の人生を頑張ってもらいたいです。
11戦2勝(2-0-1-1-7)
募集額 2000万
獲得総賞金 2010万
回収率 101%
※一口DB参照
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