今回、私はフィリピンスタディーツアーに息子(小学4)と娘5歳と3人で初めて参加しました。当初、参加を迷いました。それは私が英語を全く話せない事への不安と、まだ小さい娘を連れての参加は、他の参加者の皆様やホームステイ先にご迷惑を掛けてしまうのでは無いかと心配もありました。しかしJohnやJohnの奥様に背中を押して頂き参加を決めました。
■ホームステイ先
私達が3日間お世話になったのは、Johnの親戚のEmilyの御宅です。Emilyはとっても明るく笑顔が素敵な女性です。子供達もすぐに打ち解けました。Emily の母親のLolaは表情豊かで子供達と積極的に関わってくれました。娘もLolaが大好きで起床したらすぐにLolaを探して、べったりでした。
Emilyはお料理上手で私にも伝わるようにフィリピン料理を説明してくれました。会話では辞書を抱えて悪戦苦闘しましたが、私達の言いたい事を理解しようと努力してくれました。とても楽しい時間でした。彼女は少しでも時間があれば家周辺のお散歩や公園にも連れて行ってくれました。公園では少年達がバスケットを楽しんでました。その試合を息子が観ているとEmilyが少年達に声を掛けてくれて、息子を誘ってくれました。息子はミニバスケットをしているので、フィリピンでバスケットが人気スポーツである事を知っていましたが、突然の嬉い展開に息子は大喜びでした。現地の子供達と会話を楽しんだり、スポーツを通してコミニケーションをとって交流を持てた事は息子にとって良い経験になりました。Emilyの優しい気配りにも感謝でした。
■現地の小学校訪問
小学校Colegio San Agustinの4年生のクラスにお世話になりました。息子達の側には、すぐにクラスメイトが集まって何か楽し気に会話してる姿をみて安心しました。そんな楽しい時間を過ごしていた時にハプニングが起きました。息子はクラスメイトに渡すお土産を用意していたのですが、何処かに紛失してしまったのです。焦った息子は半ベソをかいて私に助けを求めましたが、英語が話せない母親は頼りにならない事に気付き、自らクラスメイトに事情を話しアドバイスを聞き、その通りに職員室へ行き、先生に事情を話して無事にお土産が手元に戻って来ました。約10分程の出来事でしたが、息子と2人ドッと疲れが出ました。日本で同じ事が起きたら、きっと私が手助けしてしまう所です。ハプニングのお陰で息子の土壇場での行動力に逞しさと成長を見る事が出来ました。
■帰国後
今回のフィリピンスタディーツアーに思い切って参加を決めた事は、私達にとって良い刺激になり、息子には新たな目標が出来ました。再びツアーに参加出来る様に頑張って英語レッスンに励むと言っています。当初、心配していた言葉や娘の問題はJohnやJohnの奥様やツアーに参加した皆様にも色々と手助けをして頂いて無事に怪我もなく帰国することが出来ました。JohnとJohnの奥様やフィリピンでお世話になった全ての方々のお陰で貴重な体験を経験させて頂き本当にありがとうございました。
2015年夏休み Tさんファミリー(小4&5歳の女の子と参加)