世界中で猛威を振るったCOVID19。
マスク生活を強いられ、海外旅行も厳しく制限されていた3年間。
子供達にとっては、一番大切な友達を作るという時間やチャンスを奪われ、
それぞれがストレスを感じ、少なからず悩みを抱えていた期間だったと思います。
そんな中、ようやく大手を振って海外旅行に行けるようになった2023年春、
再びハングアウト主催のフィリピンスタディツアーに参加することができました。
私達親子(娘2人、高3.高1)は3回目のフィリピンです。
1回目は8年前、2回目はCOVID前の4年前になります。
今回フィリピンに行くことが決まったとき、子どもたちは大喜びで、
フィリピンは懐かしいところに帰るような感じ!と言い、私も全く同感でした。
マンゴーいっぱい食べたい!
ジョリビー行きたい!
綺麗なビーチ行きたい!
トライシクル乗りたい!
子供たちはフィリピンでの楽しみ方をもう知っちゃっています(笑)
今回のツアーが今までの2回と大きく違うのは、参加者全員が大学生、高校生だったということです。
そのため、ボランティア活動を中心に、体験学習、課外活動、インターンシップ、という内容のツアーでした。
ツアーの目玉でもあるホームステイも、今回は各家庭に1人ずつでお世話になることになりました。
下の娘は当時まだ中3で、初めての1人でホームステイです。
よほど緊張していたのでしょう。
初日、ホームステイ宅に到着したときには、なかなか車から降りられなかったようです。
気持ちのふんぎりがつかなかったのでしょう。ホストマザーが笑顔で迎えてくれていても顔がこわばって、
無表情でずっとこちらを見ていた、と後で聞いたときは涙がでそうになりました。
2日目の朝、娘は私に特にホストファミリー宅での話しをしようとはしませんでした。
私もあえて聞かないようにしました。ここで話を聞いてしまって娘の気持ちが溢れてしまうと、
その後余計に辛くなるかもしれないと思ったからです。
バンの中では毎日、みんなが順番に励まし合って、
1人ずつ車からホームステイ宅に降りていっていたようです。
3日目の朝、ようやく娘は少し笑顔でバンに乗り込んできました。
何かが吹っ切れたのでしょう。
前の晩にホストマザーと会話がうまく続いたのかもしれません。
日本語の通じない海外で、初めて自分だけの力で乗り越えた壁だったのだと思います。
小さなことかもしれませんが、この体験が必ずこの先、
彼女をさらに成長させてくれるステップになるだろうと信じています。
毎回のことですが、フィリピン人のホスピタリティ、
コミュニケーション能力の高さには大変驚かされます。
高校訪問、授業参加の際には、どうしてもシャイな日本人の子どもたちは、
自分から話しかけるどころか、笑顔で挨拶さえも難しい状態でした。
たぶん日本人なら、ほぼこういう雰囲気になってしまうでしょう。
それをカバーしてくれるように、積極的に笑顔でグイグイきてくれるフィリピン人。
「Kポップ好き?インスタやってる?写真一緒に撮ってもいい?キャー!嬉しい!!」
それだけで、どんどん会話が広がり一気にこちらの緊張もほぐれます。
私はその状況を教室の後ろから親目線で見ていたので、心の中で、
フィリピン人のみんなナイスフォローありがとう!と、感謝の気持ちでいっぱいでした。
私達がステイした西ネグロス州シライ市では、現地で話される言語はイロンゴ語。
フィリピンの標準語はタガログ語。教育は英語で受けているため、
日常会話の中でも途中で英語に変わったり、イロンゴ語になったりと自由に使いこなしています。
私達日本人には、なぜこんな器用なことができてしまうのだろうと不思議でなりませんが、
単純に羨ましい限りです(笑)
今回シライ市観光課の皆様の協力の中、サトウキビ工場見学、マングローブ植樹、
水牛ライディング、市役所の清掃、給食配給など、たくさんの体験をさせていただきました。
どれも語れば長くなってしまいますが、全てが貴重な体験であり全てが考えさせられるものでした。
日本の生活や暮らしは便利で快適だと、よく聞かれる言葉ですが、
それを実体験を通じて肌で感じることは、なかなかできないことです。
経済成長が目に見えて感じるフィリピンですが、まだまだ貧困はそこら中にあるし、
そのイメージも大きいですが、家族だけじゃなく自分を取り囲むコミュニティーみんなで助け合って生きていく姿には感動させられます。
こうやってまたフィリピンに取り憑かれ(笑)4回目のフィリピンツアーに参加するのでしょう!
( 中3,高2 親子で参加)
マスク生活を強いられ、海外旅行も厳しく制限されていた3年間。
子供達にとっては、一番大切な友達を作るという時間やチャンスを奪われ、
それぞれがストレスを感じ、少なからず悩みを抱えていた期間だったと思います。
そんな中、ようやく大手を振って海外旅行に行けるようになった2023年春、
再びハングアウト主催のフィリピンスタディツアーに参加することができました。
私達親子(娘2人、高3.高1)は3回目のフィリピンです。
1回目は8年前、2回目はCOVID前の4年前になります。
今回フィリピンに行くことが決まったとき、子どもたちは大喜びで、
フィリピンは懐かしいところに帰るような感じ!と言い、私も全く同感でした。
マンゴーいっぱい食べたい!
ジョリビー行きたい!
綺麗なビーチ行きたい!
トライシクル乗りたい!
子供たちはフィリピンでの楽しみ方をもう知っちゃっています(笑)
今回のツアーが今までの2回と大きく違うのは、参加者全員が大学生、高校生だったということです。
そのため、ボランティア活動を中心に、体験学習、課外活動、インターンシップ、という内容のツアーでした。
ツアーの目玉でもあるホームステイも、今回は各家庭に1人ずつでお世話になることになりました。
下の娘は当時まだ中3で、初めての1人でホームステイです。
よほど緊張していたのでしょう。
初日、ホームステイ宅に到着したときには、なかなか車から降りられなかったようです。
気持ちのふんぎりがつかなかったのでしょう。ホストマザーが笑顔で迎えてくれていても顔がこわばって、
無表情でずっとこちらを見ていた、と後で聞いたときは涙がでそうになりました。
2日目の朝、娘は私に特にホストファミリー宅での話しをしようとはしませんでした。
私もあえて聞かないようにしました。ここで話を聞いてしまって娘の気持ちが溢れてしまうと、
その後余計に辛くなるかもしれないと思ったからです。
バンの中では毎日、みんなが順番に励まし合って、
1人ずつ車からホームステイ宅に降りていっていたようです。
3日目の朝、ようやく娘は少し笑顔でバンに乗り込んできました。
何かが吹っ切れたのでしょう。
前の晩にホストマザーと会話がうまく続いたのかもしれません。
日本語の通じない海外で、初めて自分だけの力で乗り越えた壁だったのだと思います。
小さなことかもしれませんが、この体験が必ずこの先、
彼女をさらに成長させてくれるステップになるだろうと信じています。
毎回のことですが、フィリピン人のホスピタリティ、
コミュニケーション能力の高さには大変驚かされます。
高校訪問、授業参加の際には、どうしてもシャイな日本人の子どもたちは、
自分から話しかけるどころか、笑顔で挨拶さえも難しい状態でした。
たぶん日本人なら、ほぼこういう雰囲気になってしまうでしょう。
それをカバーしてくれるように、積極的に笑顔でグイグイきてくれるフィリピン人。
「Kポップ好き?インスタやってる?写真一緒に撮ってもいい?キャー!嬉しい!!」
それだけで、どんどん会話が広がり一気にこちらの緊張もほぐれます。
私はその状況を教室の後ろから親目線で見ていたので、心の中で、
フィリピン人のみんなナイスフォローありがとう!と、感謝の気持ちでいっぱいでした。
私達がステイした西ネグロス州シライ市では、現地で話される言語はイロンゴ語。
フィリピンの標準語はタガログ語。教育は英語で受けているため、
日常会話の中でも途中で英語に変わったり、イロンゴ語になったりと自由に使いこなしています。
私達日本人には、なぜこんな器用なことができてしまうのだろうと不思議でなりませんが、
単純に羨ましい限りです(笑)
今回シライ市観光課の皆様の協力の中、サトウキビ工場見学、マングローブ植樹、
水牛ライディング、市役所の清掃、給食配給など、たくさんの体験をさせていただきました。
どれも語れば長くなってしまいますが、全てが貴重な体験であり全てが考えさせられるものでした。
日本の生活や暮らしは便利で快適だと、よく聞かれる言葉ですが、
それを実体験を通じて肌で感じることは、なかなかできないことです。
経済成長が目に見えて感じるフィリピンですが、まだまだ貧困はそこら中にあるし、
そのイメージも大きいですが、家族だけじゃなく自分を取り囲むコミュニティーみんなで助け合って生きていく姿には感動させられます。
こうやってまたフィリピンに取り憑かれ(笑)4回目のフィリピンツアーに参加するのでしょう!
( 中3,高2 親子で参加)