トラックバック論が何でこんなに盛り上がるのか。
えぇと、僕は元々「個人サイトはこうありたい」とか「blogとは何ぞや」というような話が大好きなんですね。
別にその考えを他人に向けて「オマエもそうしろ」と言うことじゃ無しに、例えば「僕はリンクは自由と思うから、勝手にリンクする」「トラックバックを使う際には、僕はこういうところに気をつける。が、トラックバックに制約をかけられる謂れはないから、あんたが勝手に送るなと言おうが、僕が必要と判断すれば送る」と、まぁ、そんなところなんです。
過去に何度かやったトラックバック論にしたって、僕の考えが絶対的に正しいものではなしに、それでもなるべく理詰めで書いたつもりでしたが、goo BLOGユーザーはblog初心者が多いせいか、僕のような態度のでかいbloggerの言うことを信じて、僕のトラックバック論に同調された方も多いと思います。あ、にゅきみさんのことなんですけどね。
にゅきみさんのトラックバック論を読むと、僕が介入する前と後では明らかに考え方が変わっているんですよ。幸い、彼には彼のスタンスがあって、それに僕の考えを融合させたような感じなんですけど、あるいはひょっとして僕の考えを鵜呑みにしている方が、いないとは思うけど、万が一いたとすれば、もう一度自分なりのトラックバック論を考え直したほうが良いと思います。
一番危険なのは、声の大きいblogger(と、かなり前に僕を評して誰かが言った)の言うことを妄信することなんです。僕なんて別にこれと言って専門知識があるわけじゃなし、勉強したわけでもないし、自分の理想をまくし立てているだけですよ。
そういう意味で、前回の記事のコメント欄ではにゃさんが書かれた
色んな意見があるしさ
色んな性格があるしさ
色んな姿勢があるしさ
これが大事なんです。
ただそれを意見として述べている限りは、誰かからの反論があってしかるべきだし、反論の受け皿を用意していないような人は、そもそも意見を述べる資格は無い、というのが僕の考えです。受け皿を用意しているのなら、賛成意見だけではなく、反対意見も聞くべきだしね。それを受け入れるかどうかは別にしてですよ。
モノに対する考え方は、人それぞれだし、それを頭から否定するのはどうか、ということなんですが、トラックバックに関して言えば、そういう機能があるものを利用していて、その仕組みを理解せずに「勝手に送るな」はちょっと脳味噌が足りないんじゃないの、というだけです。別に煽っているわけでもなんでもなく、ですよ。そして僕は頭の悪いやつは大嫌いだ、ということです。頭が良すぎるやつも嫌いですけど。
それでですね、僕にはblogとはこうあるべき、という間違った固定観念があってですね、正直言うと、あまりに日記的なblogってのは、何もblogツール使ってまでやることはないんじゃないか、という偏見があったわけです。それもかなり長い間。具体的には、つい3ヶ月くらい前まで。
日記的blogがつまらない、というわけじゃ無しに、トラックバックをほとんど使わない、記事とコメント欄だけ使うことにたいして、それは「blogじゃなくてもできること」と言う思い込みがあったのですね。
だから僕の初期の巡回先には「日記的blog」は一切入ってませんでした。
ただ、いつの頃から「ひょっとして日記的blogの運営者は、トラックバックを使わないのではなくて、使い方をよく分かってないんじゃないか?」と思うようになったのです。
そんなわけで、僕は試しにトラックバック記事をいくつも書き、日記的blogに対して積極的に送ってみることにしました。全てではないですけど、概ね相手には好評だったようです。そしてさらに分かったのは、日記的bloggerは使い方を知らないのではなくて、使うきっかけをつかめなかっただけではないのか、ということでした。
blog初心者の多くがつまづくのが、トラックバックです。
間違って送ったらどうしよう、とか、相手に嫌われてもイヤだし、という考えがあるのかもしれません。
僕はblogについては「意見交換」ツールと言う認識なのですが、日記的bloggerにとっては「情報共有」ツールとしての側面を多大に利用すべき(はにゃさんの嫌いな「べき」ですけど)なんじゃないかなぁ、と思うのです。
何のためにblogやってますか? 単なる日記をWEB上で公開する意味はなんでしょう?
誰の反応も期待しない、自分だけの独り言だとしたら、それをネットにつなげる環境を持っていれば誰にでも見られるところに書き込むのは、サービス提供会社のサーバーの大きな無駄です。アクセス至上主義にはなりたくありませんが、もし僕のblogが誰も見ていないの だとしたら、僕は更新はしなくなるでしょう。
goo BLOGユーザーではないのですが、かなりこまめにgoo BLOGを巡回していると思われる碧さんのblogの記事に、誰にも見て欲しくなかったら、ブログなんてわざわざやる理由がないと思うわけでと書かれていますね。全くその通りだと思いませんか。
皆さんは違いますか?
だから宣伝効果の意味もこめて、もっとトラックバックは気軽に送りましょうよ、と思うのですね。あからさまな宣伝で無い限りは、それを嫌う人はあまりいないと思いますよ。送る記事の内容にもよりますけど、送られたことを嫌うような人は、僕はblogをやるのは向いていない人だと思います。
最近はあまりチェックしなくなったのだけど、goo BLOGのTOPページに「新着blog」って出ていますよね。僕、以前はそこをかなりマメにチェックしていました。少しでも面白そうなblogがあると、何かしらコメントを残すようにしていました。そのときに気付いたことは、始めてから何日も経っていないのに、「誰もコメント/トラックバックをつけてくれない」というものが非常に多く、かといって、その人自身がどこかにコメントを残しているのか、というと、どうもそうではないらしい、ということでした。
blog暦が長い方は、おそらく、誰かが初めて自分のblogにコメントを残してくれた場合、相手のblogにも訪れて、何かコメントを残しているのではないでしょうか?
正直、最近の僕はそれを怠っている部分もあるのですが、僕が思うのは、それなりに賑わっていて、長い間blogをやっている人というのは、たいていの場合、それをやってますが、全くやらない人のblogは、余程公共性の高いもの(例えば、ゲーム攻略blogなどのデータベース系)でない限りは、閑古鳥が鳴いていて、blogの寿命も大変短いものと思います。
例に出して申し訳ないのですが、先日もコメント欄で取り上げた、長期間にわたって人気を維持しているヒロシさんのblog「today's photo」ですが、今でこそ毎日たくさんのコメントがつけられ、アクセスランキングの25位圏内にあるblogの中では、数少ない「コメント欄の賑わうblog」なんですね。その「today's photo」でさえ、開始してしばらくの間は、誰のコメントもつかない日が何日も続いているのです。最初からたくさんのコメントがつくblogなんて、そうそう無いです。あるとすれば、特定の個人サイトヲチblogくらいではないですか?
ヒロシさんが凄いと思うのは、毎日よそのblogをこまめに回り、関連のある記事を見つけてはトラックバックを送り、自分のところにきた訪問者に対して暖かく振舞うところです。もう一度書き込みに来よう、という気にさせてくれるのです。
僕がそれまで偏見を持っていた「日記的blog」に対してその偏見をほぼ完全に取り去ってくれたのは、ヒロシさんの「today's photo」や、彼と交流が深いゆうさんの「ゆうのありえない日々」でした。このお二方のblogは、正直なところ、やや内輪ウケに走りやすい面もあることは否めないのですが、日常を書き連ねるblogとしては、良いお手本だと思います。このお二方は、自分の記事に寄せられたコメントに対して、非常にマメにレスをくれるし、よそのblogに対しても積極的にコメントを入れ、なおかつトラックバックを送る記事を多く書き、自分自身の記事もトラックバックしやすいも鬼なっていることが多いように思います。
※上記の二つのブログは、共に「退会」されました。
他に似た傾向をもつblogとして、yauo-iさんの「おいしいたまごやき」もあげておきましょうか。こういう方たちに対して、僕は時々「レスをつけることに対する苦痛はないのかなぁ」と思うことがあるくらいなのですが、恐らくは楽しんでいるから続けられるのでしょうね。
ただ、僕はこのような人気の安定しているblogに対して、ある種の危惧感を抱いています。
同じ話題を取り上げていても、どうしてもそのコメントやトラックバックは、人気blogに集中する傾向にあります。
前の記事のコメント欄でも書きましたが、「歴史人物占い」、このトラックバックが、ゆうさんのblogに集中しました。これは彼女の人気の高さを伺える指針になったのですが、この話題は僕のblogでも取り上げているし、そもそも僕もゆうさんも最初に知ったきっかけは、さとさんの「本日も終止掛かり気味」の記事なんですね。まぁさとさん自身、他のblogを経由して知ったことのようですが、僕もゆうさんも「さとさんの所に書かれていた」ことをしっかり明記しています。にもかかわらず、トラックバックの多くはゆうさんのところに集中しました。
いや、誤解されては困るのですが、もちろんゆうさんが悪いとか言うわけではなく、blogの発展性から見て、これは好ましくないことじゃないかな、と思ったわけです。さとさんがどう思うか別にしても、この話題について触れる際は、ゆうさんの所だけではなく、さとさんの所へもトラックバック入れた方が良いのではないかなぁ、と僕は思うのですね。
せっかく面白い記事が多いのに、なかなか人の目に触れずにひっそりとしているblogは多いです。もしかしたらその人自身が、それを望んでいるのかもしれませんが、僕としては「面白いものを書く人は正当に評価されるべきだ」と思うのですね。
だから、ゆうさんのように「さとさんのblogから知りました」と書いてある場合は、さとさんのblogにもリスペクトしてトラックバックを送るほうが、blog全体の活性化につながるんじゃないだろうか、と思うのです。
まぁ、あまりに「トラックバックはこうしろ」という論点になると、ギスギスしちゃってblogの運営が面倒になってくると思いますが、僕としてはせっかくある機能なんだもの、最大限にそれを生かしましょうよ、ということですね。
前記事の寄せられた海藤さんのトラックバック記事の中に、
トラバの機能で、もっと面白い事できないかなぁって思います。というものがあるのですが、以前は「意見交換ツール」としての利用ばかり考えていた僕は、日記的blogとのつながりを求めて、それまで僕が考えていたトラックバックとは違うことをしようと、始めたのが「好きな○○教えて」ですね。
これはπ氏の雑記にて書かれていた「好きなフリーソフト5つ」に便乗して始めたものなんですが、なるべく多くの人が乗りやすいように、いくつものパターンを考えていました。goo BLOGでもテーマサロンなる物を用意していますけど、ユーザーのblogの発展にとっては、サービス提供サイドの企画するものよりも、ユーザー自身が作り上げた企画のほうが好ましいと思うのですが、いかがでしょうか?
僕の自惚れかもしれませんが、「好きなgoo BLOG教えて」「アニメソング5つ」等をやってから、それに便乗したもの同士の交流が、少しはあったものと思います。
そしてそんなことでも「むだづかいにっき」が、多少なりとも存在価値があるのだとしたら、最近blogに対する更新意欲が激減している僕にとっても、大きな励みにはなりそうです。
ぐうたらさせてよ!の海藤さんから頂いたトラックバックに多大なる感謝を致します。
折角、知らないブロガー同士が仲良くなれるきっかけを
作ってるんだから。
閉鎖的になったら、ネットで公開してる意味無いもんねぇ。
なんだか「むだづかいにっき」の新たな方向性が、ちょっとだけ見えてきたような気がします。ありがとう。
送信しようと思ってたところに、goo BLOGの黒幕氏から虎が放たれた。
よって追記。
えーと、南無さん(goo BLOGの黒幕)は、僕のことを「goo BLOGのヌシ」などと呼ぶのですがね、正直言うと、かなり困惑しているのですよ。
まぁ態度がでかいことは認めるけど、正直、僕の発言にはそんなに影響力があるとは思えないし、むしろ萎縮してしまう人のほうが多いのではないか、と思うのですね。
ヌシ殿の”制御”も行き渡っている絶妙さ とか仰ってますけど、僕、「制御」しているかなぁ、と思うんですよ。なんか悪い人みたいじゃない?
言いたい放題の僕ですが、僕は自分の考えを押し付けるつもりは無いですよ。従ってくれる人がいるのなら、まぁ嬉しいことは嬉しいですがね。
でもやっぱり僕のblogってのは、門戸は広く開けてはいるつもりだけど、馴染みにくいんじゃあないかなぁ。いろいろな人が入れ替わり立ち替わり来てくれるけど、固定客ってあんまりいないでしょ。そもそもこんな長い文章が書いてあるblog、僕なら読まないしね。面倒くさくて。あんまり読む価値のあるものでもないしね。
もし読んでくれている人がいるのなら、長文だからなんか凄い事書いてあるに違いない、とまんまと騙されている人たちですよ(禿藁
えぇと、僕は元々「個人サイトはこうありたい」とか「blogとは何ぞや」というような話が大好きなんですね。
別にその考えを他人に向けて「オマエもそうしろ」と言うことじゃ無しに、例えば「僕はリンクは自由と思うから、勝手にリンクする」「トラックバックを使う際には、僕はこういうところに気をつける。が、トラックバックに制約をかけられる謂れはないから、あんたが勝手に送るなと言おうが、僕が必要と判断すれば送る」と、まぁ、そんなところなんです。
過去に何度かやったトラックバック論にしたって、僕の考えが絶対的に正しいものではなしに、それでもなるべく理詰めで書いたつもりでしたが、goo BLOGユーザーはblog初心者が多いせいか、僕のような態度のでかいbloggerの言うことを信じて、僕のトラックバック論に同調された方も多いと思います。あ、にゅきみさんのことなんですけどね。
にゅきみさんのトラックバック論を読むと、僕が介入する前と後では明らかに考え方が変わっているんですよ。幸い、彼には彼のスタンスがあって、それに僕の考えを融合させたような感じなんですけど、あるいはひょっとして僕の考えを鵜呑みにしている方が、いないとは思うけど、万が一いたとすれば、もう一度自分なりのトラックバック論を考え直したほうが良いと思います。
一番危険なのは、声の大きいblogger(と、かなり前に僕を評して誰かが言った)の言うことを妄信することなんです。僕なんて別にこれと言って専門知識があるわけじゃなし、勉強したわけでもないし、自分の理想をまくし立てているだけですよ。
そういう意味で、前回の記事のコメント欄ではにゃさんが書かれた
色んな意見があるしさ
色んな性格があるしさ
色んな姿勢があるしさ
これが大事なんです。
ただそれを意見として述べている限りは、誰かからの反論があってしかるべきだし、反論の受け皿を用意していないような人は、そもそも意見を述べる資格は無い、というのが僕の考えです。受け皿を用意しているのなら、賛成意見だけではなく、反対意見も聞くべきだしね。それを受け入れるかどうかは別にしてですよ。
モノに対する考え方は、人それぞれだし、それを頭から否定するのはどうか、ということなんですが、トラックバックに関して言えば、そういう機能があるものを利用していて、その仕組みを理解せずに「勝手に送るな」はちょっと脳味噌が足りないんじゃないの、というだけです。別に煽っているわけでもなんでもなく、ですよ。そして僕は頭の悪いやつは大嫌いだ、ということです。頭が良すぎるやつも嫌いですけど。
それでですね、僕にはblogとはこうあるべき、という間違った固定観念があってですね、正直言うと、あまりに日記的なblogってのは、何もblogツール使ってまでやることはないんじゃないか、という偏見があったわけです。それもかなり長い間。具体的には、つい3ヶ月くらい前まで。
日記的blogがつまらない、というわけじゃ無しに、トラックバックをほとんど使わない、記事とコメント欄だけ使うことにたいして、それは「blogじゃなくてもできること」と言う思い込みがあったのですね。
だから僕の初期の巡回先には「日記的blog」は一切入ってませんでした。
ただ、いつの頃から「ひょっとして日記的blogの運営者は、トラックバックを使わないのではなくて、使い方をよく分かってないんじゃないか?」と思うようになったのです。
そんなわけで、僕は試しにトラックバック記事をいくつも書き、日記的blogに対して積極的に送ってみることにしました。全てではないですけど、概ね相手には好評だったようです。そしてさらに分かったのは、日記的bloggerは使い方を知らないのではなくて、使うきっかけをつかめなかっただけではないのか、ということでした。
blog初心者の多くがつまづくのが、トラックバックです。
間違って送ったらどうしよう、とか、相手に嫌われてもイヤだし、という考えがあるのかもしれません。
僕はblogについては「意見交換」ツールと言う認識なのですが、日記的bloggerにとっては「情報共有」ツールとしての側面を多大に利用すべき(はにゃさんの嫌いな「べき」ですけど)なんじゃないかなぁ、と思うのです。
何のためにblogやってますか? 単なる日記をWEB上で公開する意味はなんでしょう?
誰の反応も期待しない、自分だけの独り言だとしたら、それをネットにつなげる環境を持っていれば誰にでも見られるところに書き込むのは、サービス提供会社のサーバーの大きな無駄です。アクセス至上主義にはなりたくありませんが、もし僕のblogが誰も見ていないの だとしたら、僕は更新はしなくなるでしょう。
goo BLOGユーザーではないのですが、かなりこまめにgoo BLOGを巡回していると思われる碧さんのblogの記事に、誰にも見て欲しくなかったら、ブログなんてわざわざやる理由がないと思うわけでと書かれていますね。全くその通りだと思いませんか。
皆さんは違いますか?
だから宣伝効果の意味もこめて、もっとトラックバックは気軽に送りましょうよ、と思うのですね。あからさまな宣伝で無い限りは、それを嫌う人はあまりいないと思いますよ。送る記事の内容にもよりますけど、送られたことを嫌うような人は、僕はblogをやるのは向いていない人だと思います。
最近はあまりチェックしなくなったのだけど、goo BLOGのTOPページに「新着blog」って出ていますよね。僕、以前はそこをかなりマメにチェックしていました。少しでも面白そうなblogがあると、何かしらコメントを残すようにしていました。そのときに気付いたことは、始めてから何日も経っていないのに、「誰もコメント/トラックバックをつけてくれない」というものが非常に多く、かといって、その人自身がどこかにコメントを残しているのか、というと、どうもそうではないらしい、ということでした。
blog暦が長い方は、おそらく、誰かが初めて自分のblogにコメントを残してくれた場合、相手のblogにも訪れて、何かコメントを残しているのではないでしょうか?
正直、最近の僕はそれを怠っている部分もあるのですが、僕が思うのは、それなりに賑わっていて、長い間blogをやっている人というのは、たいていの場合、それをやってますが、全くやらない人のblogは、余程公共性の高いもの(例えば、ゲーム攻略blogなどのデータベース系)でない限りは、閑古鳥が鳴いていて、blogの寿命も大変短いものと思います。
ヒロシさんが凄いと思うのは、毎日よそのblogをこまめに回り、関連のある記事を見つけてはトラックバックを送り、自分のところにきた訪問者に対して暖かく振舞うところです。もう一度書き込みに来よう、という気にさせてくれるのです。
僕がそれまで偏見を持っていた「日記的blog」に対してその偏見をほぼ完全に取り去ってくれたのは、ヒロシさんの「today's photo」や、彼と交流が深いゆうさんの「ゆうのありえない日々」でした。このお二方のblogは、正直なところ、やや内輪ウケに走りやすい面もあることは否めないのですが、日常を書き連ねるblogとしては、良いお手本だと思います。このお二方は、自分の記事に寄せられたコメントに対して、非常にマメにレスをくれるし、よそのblogに対しても積極的にコメントを入れ、なおかつトラックバックを送る記事を多く書き、自分自身の記事もトラックバックしやすいも鬼なっていることが多いように思います。
※上記の二つのブログは、共に「退会」されました。
他に似た傾向をもつblogとして、yauo-iさんの「おいしいたまごやき」もあげておきましょうか。こういう方たちに対して、僕は時々「レスをつけることに対する苦痛はないのかなぁ」と思うことがあるくらいなのですが、恐らくは楽しんでいるから続けられるのでしょうね。
ただ、僕はこのような人気の安定しているblogに対して、ある種の危惧感を抱いています。
同じ話題を取り上げていても、どうしてもそのコメントやトラックバックは、人気blogに集中する傾向にあります。
前の記事のコメント欄でも書きましたが、「歴史人物占い」、このトラックバックが、ゆうさんのblogに集中しました。これは彼女の人気の高さを伺える指針になったのですが、この話題は僕のblogでも取り上げているし、そもそも僕もゆうさんも最初に知ったきっかけは、さとさんの「本日も終止掛かり気味」の記事なんですね。まぁさとさん自身、他のblogを経由して知ったことのようですが、僕もゆうさんも「さとさんの所に書かれていた」ことをしっかり明記しています。にもかかわらず、トラックバックの多くはゆうさんのところに集中しました。
いや、誤解されては困るのですが、もちろんゆうさんが悪いとか言うわけではなく、blogの発展性から見て、これは好ましくないことじゃないかな、と思ったわけです。さとさんがどう思うか別にしても、この話題について触れる際は、ゆうさんの所だけではなく、さとさんの所へもトラックバック入れた方が良いのではないかなぁ、と僕は思うのですね。
せっかく面白い記事が多いのに、なかなか人の目に触れずにひっそりとしているblogは多いです。もしかしたらその人自身が、それを望んでいるのかもしれませんが、僕としては「面白いものを書く人は正当に評価されるべきだ」と思うのですね。
だから、ゆうさんのように「さとさんのblogから知りました」と書いてある場合は、さとさんのblogにもリスペクトしてトラックバックを送るほうが、blog全体の活性化につながるんじゃないだろうか、と思うのです。
まぁ、あまりに「トラックバックはこうしろ」という論点になると、ギスギスしちゃってblogの運営が面倒になってくると思いますが、僕としてはせっかくある機能なんだもの、最大限にそれを生かしましょうよ、ということですね。
前記事の寄せられた海藤さんのトラックバック記事の中に、
トラバの機能で、もっと面白い事できないかなぁって思います。というものがあるのですが、以前は「意見交換ツール」としての利用ばかり考えていた僕は、日記的blogとのつながりを求めて、それまで僕が考えていたトラックバックとは違うことをしようと、始めたのが「好きな○○教えて」ですね。
これはπ氏の雑記にて書かれていた「好きなフリーソフト5つ」に便乗して始めたものなんですが、なるべく多くの人が乗りやすいように、いくつものパターンを考えていました。goo BLOGでもテーマサロンなる物を用意していますけど、ユーザーのblogの発展にとっては、サービス提供サイドの企画するものよりも、ユーザー自身が作り上げた企画のほうが好ましいと思うのですが、いかがでしょうか?
僕の自惚れかもしれませんが、「好きなgoo BLOG教えて」「アニメソング5つ」等をやってから、それに便乗したもの同士の交流が、少しはあったものと思います。
そしてそんなことでも「むだづかいにっき」が、多少なりとも存在価値があるのだとしたら、最近blogに対する更新意欲が激減している僕にとっても、大きな励みにはなりそうです。
ぐうたらさせてよ!の海藤さんから頂いたトラックバックに多大なる感謝を致します。
折角、知らないブロガー同士が仲良くなれるきっかけを
作ってるんだから。
閉鎖的になったら、ネットで公開してる意味無いもんねぇ。
なんだか「むだづかいにっき」の新たな方向性が、ちょっとだけ見えてきたような気がします。ありがとう。
送信しようと思ってたところに、goo BLOGの黒幕氏から虎が放たれた。
よって追記。
えーと、南無さん(goo BLOGの黒幕)は、僕のことを「goo BLOGのヌシ」などと呼ぶのですがね、正直言うと、かなり困惑しているのですよ。
まぁ態度がでかいことは認めるけど、正直、僕の発言にはそんなに影響力があるとは思えないし、むしろ萎縮してしまう人のほうが多いのではないか、と思うのですね。
ヌシ殿の”制御”も行き渡っている絶妙さ とか仰ってますけど、僕、「制御」しているかなぁ、と思うんですよ。なんか悪い人みたいじゃない?
言いたい放題の僕ですが、僕は自分の考えを押し付けるつもりは無いですよ。従ってくれる人がいるのなら、まぁ嬉しいことは嬉しいですがね。
でもやっぱり僕のblogってのは、門戸は広く開けてはいるつもりだけど、馴染みにくいんじゃあないかなぁ。いろいろな人が入れ替わり立ち替わり来てくれるけど、固定客ってあんまりいないでしょ。そもそもこんな長い文章が書いてあるblog、僕なら読まないしね。面倒くさくて。あんまり読む価値のあるものでもないしね。
もし読んでくれている人がいるのなら、長文だからなんか凄い事書いてあるに違いない、とまんまと騙されている人たちですよ(禿藁