1970年代後半・・・
我が母校松江農林高校には新聞部がありました。
寄せ集め傭兵部隊でしたが当時の落ちこぼれ部長が言うんだから間違いない!
今はたぶん廃部になってんだろうなぁ・・・?
30代の頃は奇天烈な写真を撮りたくて
テクニックではなくレンズに頼った時期があります。
そのレンズの一つに16ミリの魚眼レンズがあります。
このレンズ説明しますと画角が180度あります。
手っ取り早く言えば両手を水平に横に広げた範囲は
すべて写るのです。
カメラマンの爪先だって写りこんでしまいます。
よく子犬なんかの顔をアップにして撮っている
写真がありますね鼻が強調されて
何となく変形しているのがわかりますが
あのレンズだと思ってください。
このレンズを使えば奇天烈な写真になるのです。
撮影場所は高野山の奥の院に行く途中の杉林です。
湾曲して写っています。
でも、所詮はレンズに頼った写真ですぐに飽きてしまいました。
今は手元にはありません。
この写真は最初、清水寺の三年坂と思っていましたが
違うみたいです。
おそらく東山三条辺りの路地裏だと思います。
私は路地裏が好きです。
森山大道風な写真を撮りたいと常々思っています。
何か生活の匂いがして良いのです。
この写真は昔、食べ物やさんだった名残でしょう。
まあ路地裏も時たま危ない感じの場所もありますが
大抵民家が密集しているのでカメラを持ってうろうろしていると
警官に職質されます(笑)。
子供の頃、どらえもんのタケコプターと
同じくらいに憧れたのが一反木綿の背中です。
乗せてもらって飛んでみたかった。
普段、こんな方向から見ないでしょう・・・。