篠崎博見ミュージアム

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1985

2014-05-11 22:40:30 | その他
今日は、ちょっと用事があり、牛久、筑波方面へ行った。
そして、初めて万博記念公園にも行った。

そう、科学万博筑波'85の記念公園。
忘れもしない小学5年生の時のことである。

私は、科学大好き少年だったので、あのときの高揚した気持ちは今でも忘れられない。

水戸に移り住んで19年になるが、やっと行くことができた。
万博記念公園は、当時「ぽっちゃん湖」があったところが残っているだけ。
なんか寂しいな。
何かひとつでも当時の建造物が残っていれば良かったのに。

しかし、行ってみたら、何とも言えない郷愁にかられてしまった。
私にとって、科学万博は特別なものなんだよな。
小学5年の私が受けたあの強烈なインパクトは忘れられるものじゃない!!!
将来何かを成し遂げたいと強く思うようになったのもあのころからじゃないかな。
きっと、私の人生に科学万博は何らかの影響を与えていると思う。

1985年、科学万博の年、小学5年

この3つがリンクしているので、今でも小学校や中学校の何年生の時が西暦何年かを考えるときは1985年を基準に計算してしまうのである。

万博記念公園にはテニスコートがあったのだが、どうも、あの辺にジャンボトロン(超でかいテレビ)があったらしい。
私も当時ジャンボトロンをみた。
記憶に間違いがなければ、私が見たときは、なぜかNHKのお昼のニュースが流れていてがっかりしたものだった。
お昼時だったのかな?
公園の木も随分立派になっていたが、あれは、木が育ったのだろうか?
今日、車はそのテニスコートのわきあたりに止めたのだが、そこが当時のジャンボトロンのわきだなんて変な感じだ。

しかし、今思い返してみても、あのドキドキワクワク感は後にも先にも科学万博1度きり。
小学5年生というのもちょうど良かったのかもしれない。
今の小学生には、立派な科学館があちこちにあるけど、それとはやっぱり違うよな。
楽しく勉強になるだけじゃない、万博でしか味わえない高揚するものがあった事は疑いようがない。

また、時代も良かった。
今は科学万博のような事をやるのは難しい時代かもしれないし、もしできたとしても科学万博とは随分違ったものになるだろう。
ましてや、中年になってしまった私に、小学5年生のワクワク感は感じられなそうだ。

「もし戻れるとしたら、小学生がいい?中学生がいい?」なんていう質問を耳にすることもあるが、特別に戻りたい年はない。
しかし、1985年の科学万博で感じたあの高揚感はもう一度味わってみたい!
そんな気持ちになる旅だった。


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