今日は管理人の"プチ夏休み"最終日。
トリック仕鰍ッを用意して、再びホームグラウンドの「③-(9)漁港」へとやってきた。
今回のターゲットは、このところのショゴ祭りに浮かれてすっかり忘れていた「シマアジ」。
この時期はまだ手のひら弱のサイズだが、小さな体に似合わぬ強烈な引きと食味はやっぱりさすがのシマアジ君である。
今日はトリックオンリーで狙ってみるのだ。
今回釣り座を構えたのは、夏場の小シマアジで実績のある堤防側の岸壁。
平日の未明ということもあってか、釣り人はほとんどいない。
一方、対岸の市場前は、相変わらずショゴ狙いと思しき釣り人で鉄火場状態。
先日までの管理人もそうだったが、いったんショゴの魅力に取り憑かれると、ショゴ以外のターゲットがなかなか目に入らなくなってしまう。
"ショゴたん症候群"である(笑)。
同じ港内に向かっていても、こちら側とあちら側では違う世界が展開しているのだ。
早速トリック仕鰍ッを準備して釣り開始。
こちら側の水深は対岸の市場前よりもかなり浅く、竿1本半くらいである。
底から50センチくらいのタナをキープしてアタリを待っていると・・・・
竿先をがんがんとひったくるようなアタリで20センチ級のアジがヒット。
おお!なかなかいいサイズ!
このサイズのアジにお目にかかるのは久しぶりだ。
その後も15~23センチのアジをぽつぽつとキープしながら、朝マズメの時合いを待つ。
対岸では市場関係の業務が始まったらしく、釣り人が次々と撤収して(追い出されて?)いく。
前回までは私もあちら側に居て必死でショゴを追いかけていたんだなあと思うと、何だか不思議な気分である(笑)。
やがて、東の空が明るくなり、海中の様子が見えるようになってきた。
海面付近をぴろぴろ巡回しているのは、フグの群れ。
動きに統一性がなく、てんでばらばらである。
その下にいるのはコッパメジナの群れ。
仕鰍ッを入れると、こぼれる餌を狙ってわっといっせいに寄ってくる。
そして、コッパメジナの群れの下からほんの一瞬海面に上がってきてはすぐに消えていく銀色の魚の群れがいる。
よし、見つけたぞ。シマアジだ。
しかし、このシマアジ、なかなか釣るのが難しい。
仕鰍ッを入れてそのままシマアジが浮き上がってくるのを待っていると、その間に巡回中のフグにやられてしまう。
ならば!と、いったん投入した仕鰍ッをしゃくって餌を撒き、すぐにピックアップして餌をつけ再投入してみると・・・
シマアジの上がってくるタイミングとはぴったり合うのだが、警戒心の強いシマアジはオモリの着水音に驚いていっせいに逃げてしまう。
むむむむ・・・・
あれこれ試行錯誤の末ようやく見つけたパターンは、仕鰍ッを再投入する際にャCントの手前に静かに落とし、そのままゆっくりとャCントまで移動させるというもの。
これでようやく臆病なシマアジ君の口元まで仕鰍ッを運ぶことができ、体長約18センチの手のひらサイズのシマアジ君を2匹ゲット♪
しかし、今日のシマアジの時合いは短く、いざ3匹目!と思ったときにはもう姿を見せなくなってしまった。
うーん、残念。
それでも未練がましく仕鰍ッを投入し続けていると、コッパメジナに混じって泳ぐ一匹の見慣れた魚の姿が目に入ってきた。
小さいけれど、間違いない。確かにショゴたんだ。
仲間とはぐれてメジナの群れに混じっているのだろうか。
仕鰍ッに餌を付け直して投入すると、いとも簡単に食ってきた。
小さいながらも強烈なファイト。
竿を持つ手に滲みついた「あちら側の岸壁」での熱い記憶がよみがえる。
そのまま一気に抜き上げて、手のひら弱のかわいいサイズのショゴたんをゲット。
うーん、やっぱりかわいい♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/7c/a0f3b9639abc0014497d52b31cab9ed6.jpg)
まだ居るかもしれないと仕鰍ッを再投入して待っていると・・・・
なんと!
突然真下から目測30センチオーバーのショゴが浮き上がってきてトリックの針をくわえた。
うわっ!なんだなんだ!
満月に曲がる1号竿。
胴でためて持ちこたええるのがやっとである。
それに・・・今日は玉網が無い!
うわあああああああ!!!!!
結局なすすべもなく0.8号ハリスをぶち切られ、尺ショゴは海の底へと消えていった。
しばし茫然自失の管理人。
・・・・居る。
・・・・やつらはまだここに居る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/2d/f7243aabce3e002d53f6355c009b274e.jpg)
ショゴ祭リハ・・・
マダ終ワッテイナイ・・・