最近、勝浦周辺でアジが好調という噂をちゃっかり聞きつけた管理人。
久しぶりに入れ食い気分を堪能しようと、わが愛車、白い「流星号」を駆り、一路勝浦へと向かった。
深夜、家族を起こさないようにそっと家を出る。今日のBGMは、管理人お気に入りの１枚、"M･S･G･"(1991)。
（マイケル・シェンカー最高！）
すれ違う車もまばらな深夜の国道１２８号線をヘッドバンキングしながらひた走る。
途中の釣餌屋でアミエビブロックと付け餌用のオキアミ、青イソメを仕込み、さらにコンビニで管理人自身の「餌」も仕込み、準備完了。
ほどなくして目指す釣り場（注）へと到着した。
※管理人注
本日の釣り場は、勝浦の「某所」ということにしておきます。
ここは、深夜に単独で入るとかなり危険ですので、お勧めしません。
この記事を読んで訪れた方が、万が一事故にでも遭われたら管理人もつらいので、何卒ご了解いただきたく。
＜↓ヒント＞
釣り場には、既に地元釣り師が３名陣取っている。
皆、ケミホタルを付けたカゴウキ仕鰍ｯのアジ狙いだ。
「どうですか？」と聞くと、「今日は渋いっぺよう。昨日までは良く釣れてたんだけどよう。」 とのこと。
うーむ・・・。
でもまあ、朝まずめの時合いがくればそこそこ釣れるだろう、と自分に言い聞かせ、タックルの準備をする。
今日のタックルは、磯竿３号に4000番のスピニングリール、道糸4号、発泡ウキ4号に、かめやま式カゴテンビン錘4号、3本針の吹流しサビキ仕鰍ｯ。
サビキ仕鰍ｯはもともと全長80cmの市販品だが、これだと短すぎるので、モトスを継ぎ足して1.5ｍくらいにして使っている。
（かめやま式テンビンなら、仕鰍ｯを長くしても絡む心配は無いのだ！）
一番下の針に付け餌をつけて、ウキ下２ヒロから始めてみる。
やがて東の空が明るくなり始めた頃、管理人の隣の地元師にアジがヒット。
いよいよ時合い到来か、と身構えるが、管理人のウキには変化なし。
数名いる釣人のうち、隣の釣師だけが入れ食いモードだ。
WHY？
管理人は、思い切ってその釣師に、「タナはどのくらいですか？」と聞いてみた。
すると、返ってきた答えは、「竿1本半！」
え？７M？
そんなに深いの？
半信半疑のまま、ウキ下を二倍にして仕鰍ｯを投入すると・・・あらま！ヒット！
ウキを消しこんだのは、レギュラーサイズのアジ。
その後も、1投ごとに18～20センチほどのアジが１匹～2匹とヒット。
楽しい～♪
やがて完全に日が昇り、食いも遠のいてきた。
そこで管理人は、さらにウキ下を下げて、一気に１０Mにしてみた。
すると、再びアジがヒット。
どうやら、アジの群れは底近くに溜まっているらしい。
その後も朝7時くらいまでの間、コンスタントに釣れ続けたが、日が高くなり海面に日が射すようになるとぱったりとアタリも途絶えた。
地元釣師たちは、皆、帰り支度。
管理人も、残った餌を使ってしまおうと、大き目の青イソメを丸々一匹ちょん鰍ｯにしてえいやと投入。
すると・・・
ウキがもぞもぞと沈んだかと思うと、一気にぎゅーんという強い引き！
いったいなんだろう？メジナでもボラでもない。アイゴか？
上がってきたのは、なんと体長26センチの立派なカワハギ。
後ろで見ていた地元釣師も「おおー！」とびっくり。
やったね♪
今夜の日本酒のつまみGETだぜい！
調子に乗った管理人。
柳の下の2匹目のドジョウならぬカワハギを狙って、残った青イソメを次々とちょん鰍ｯして仕鰍ｯを投入してみるが、その後ヒットしてくるのはオハグロベラとキタマクラばかり。
そんなに都合よく事が運ぶわけが無いよね（笑）。
やがて付け餌がなくなり、本日の第1ステージを終了した。
～つづく～
