潮待小屋

気まぐれ南房突入記

2008-08-21 22:56:00

　
休日出勤の振り替えで急遽代休を取ることになった。
ラッキー！「夢の平日釣行」ができるじゃないか♪
どこに行こうかと悩んだ末、せっかくの機会なので、ソーダ祭り開幕の噂も聞こえてくる南房に突入してみることにした。

急な休みでコマセを手配する時間が無かったので、ルアーロッド１本だけ車に積んで出発。
クーラーボックスは強気の３２リットルを用意（笑）。
まあ、釣れなかったら釣れなかったで南房観光でもすればいいかな。
市原インターから慣れない高速に乗り、館山方面へと向かった。

＜本日のBGM＞

キマグレン「ZUSHI」。
ラジオで聞いて気に入り、即GET。めっちゃいいです♪

現地到着は午前３時半。
高速代はかかるものの、高速に乗ってからはあっという間である。
東京や千葉湾岸エリアからなら、外房に来るよりはるかに「近い」。
うらやましいぞ。都会の人。
管理人なんか、高速に乗るまでに（途中道に迷ったこともあったが）１時間もかかってしまったのに・・・（泣）。

今回の目的地「アーミー堤防」に出てみると、なんと、平日の夜だというのに既にずらりと人の列。
う～ん、さすが人気釣り場。休日はいったいどんな騒ぎになるんだろう。

堤防先端付近まで歩いて進み、空いていたスペースに釣り座を構える。
他の釣り人は、青物狙いと思しきルアーマンが６割に、（たぶん地元の）カゴ釣りのおじさんが４割といったところか。
朝マズメ待ちのルアーマンは、堤防上に座り込んで待機中。
管理人もクーラーボックスに腰鰍ｯてぼんやり夜の海を眺め、しばしの休息タイム。
夜の潮風が涼しくて気持ちいい。
ああ、やっぱり海っていいなあ・・・・。
　
　
午前４時半、東の空が少しずつ明るくなってきた。
ルアーマン達が次々と活動を開始する。
管理人もタックルに仕鰍ｯをセットして戦闘体制に入る。

今日用意したタックルは、ロッド＝シマノ：GAME AR-C S1006L、リール＝シマノ：ツインパワーMｇ4000、ライン＝PE1.5号。
これに、沖釣り用のフラッシャーサビキを半分に切って3本針にしたものを結び、その先にオモリ兼用のメタルジグをセット。

周囲のルアーマン達はみな堤防外側に向かってメタルジグを投げているが、これといって反応は無い様子。
そこで、ひねくれものの管理人が堤防内側に向かって仕鰍ｯをキャストしてみると・・・・

いきなりガツンッとヒット！

最初は普通のファイトだったのが、寄せる途中で次から次へと重くなってくる。
こ、これは・・・・・

足元まで寄せてくると、なんと30センチオーバーの良型のサバが4匹、サビキ針とジグ全部に鰍ｩっている。
うひゃあ、えらいこっちゃ！
ロッドのバットパワーに物を言わせてそのまま「おりゃあっ！」とごぼう抜き。
（AR-Cは強い竿です！）
その後も、35センチクラスを中心に、30～40センチのサバがダブル、トリプルで食ってくる。
えらの付け根にナイフを入れて血抜き用に海水を張ったバッカンに投入していくが、すぐに一杯になってしまう。
おお～、忙しい～。

そうこうするうちに、今度は外側でも次々と竿が曲がり始めた。
管理人も外側に復帰してキャスト開始。

しかし、ここでも食ってくるのはサバばかり。
どうやらサバの大群にぐるりと取り囲まれてしまったらしい。
足元の海中では、小さなイワシの群れがキラキラと体を光らせながら泳いでいるのが見える。
おそらく、この小魚の群れにサバが付いているのだろう。

サビキに多点鰍ｯは疲れるのでメタルジグオンリーに仕鰍ｯを替えても食ってくる。
糾pに替えても食ってくる。
カゴ釣りのおじさんは、「コマセなんか無くても釣れるぞお！」と叫んでいる（笑）。
正直、少々飽きてきた・・・・。

気がつくと、３２リットルのクーラーボックスがほぼ一杯。
これ以上釣ったら運べなくなる！
堤防ではまだまだサバが釣れ盛っていたが、このあたりでやめておくことにした。

カゴ釣りのおじさんが「釣れたか？」と訊いてきたので、
「サバばっかりです。ソーダを釣りたかったんですけど・・・」と言うと、
「今日はソーダ居ねえなあ。でも（マル）ソーダなんかよりサバの方がうまいっぺよお。今日は良かったよお。」との返事。
うーん、そうだったのか。
それじゃあ、素直に喜んでおくことにしよう（笑）。
ちなみに前日にはシイラの群れが入っていたらしい。
日替わりでいろんな祭りが楽しめるなんて、さすが南房♪

荷物を片付け、車まで戻るのがこれまた一苦労。
とにかくクーラーボックスが重過ぎ。
つらくて泣きたくなってきた。

悪いことは言わん！

アーミー堤防は、先端まで行くな！

＜本日の釣果＞