潮待小屋

地元の旬の味


 
土曜日、釣りの帰りに一宮の魚屋さんでゼンナ(コタマガイ)を買った。
一見、アサリに似ているが、殻のふくらみが薄いのが特徴で、外洋に面した砂地の海底に棲む。
九十九里の海はアサリの生息には適さないが、かわりにこのゼンナが獲れる。
アサリよりも淡白な味で、味噌汁にすると結構美味しい。何より値段が安い。

その魚屋さんにはハマグリも売っていたが、大きくて安いのと、小さくて高いのがあった。
大きくて安いのは養殖もの、小さくて高いのが地物だそうだ。
九十九里の名物に「焼き蛤」があるが、地物を使っている店が果たしてどのくらいあるのか・・・。

他にも九十九里名物のナガラミ(キサゴ)という巻貝も地元の魚屋さんで買うことができる。
これは塩茹でにしてビールのつまみに最高。

ツメタガイも、釣りのついでに簡単に拾うことができる。
ツメタガイは大きくて殻の丸い巻貝で、海が荒れた後に砂浜を歩くとよく打ち上げられている。
塩茹でにすると結構うまいが、わざわざお金を払って買う人がいないので、店頭に並ぶことはまず無い。

都会の魚屋や料理店に出回ることはなくても、美味しい食材は沢山ある。
釣りの帰りに地元の魚屋さんを覗いて、お気に入りの「旬の味」を見つけてみてはいかが?

  

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