春はあけぼの。
やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、
紫立ちたる雲の、細くたなびきたる。
本日も惨敗。
そもそも餌のアジが居ない（泣）。
しばらく釣りはお休みかな。
釣りは駄目だったけれど、今朝の私は楽しくて仕方がない。
なにしろ今回は特別な目的があるのだ。
それは、先日、都内の日本酒バーで飲んで感動した「鳴海（なるか）」の蔵元を訪ねること。
海の近くの静かな山の麓にある東灘醸造さん。
近くまで行くと、もろみのいい香りが漂ってくる。
う～ん、素敵♪
時間が早かったため蔵元さんの売店はまだ開いていなかったが、幸いにも本日の「本命」ターゲットの「鳴海」を二本入手することができた。
「特別純米」（白ラベル）と「純米吟醸」（赤ラベル）。
発酵由来の炭酸ガスの残る微発泡性の直詰め無濾過生原酒だ。
やったね！
ヒラメより嬉しい(^^♪
お酒用に準備したクーラーボックスに氷と一緒に大切に仕舞い、ルンルン気分で帰路に着いた。
途中、大多喜の道の駅に寄り道して、つまみを物色。
タケノコとシイタケの佃煮と・・・
好物のからし菜の漬物をゲット。
自家製の本カマスの干物も焼いて、今夜は楽しい反省会（笑）。
まずは赤ラベルの純米吟醸からいってみよう。
栓を開けると、プシュッと炭酸ガスの抜ける音がした。
日本酒度≠Wというスペックだけを見ると随分甘口のお酒のようにも思えるが、実際には香りと酸味と獅ﾝのバランスが絶妙で、単純な甘口/辛口という分類では語ることのできないお酒。
先日頂いた白ラベルも美味しかったが、こちらも素晴らしい。
シアワセでございます♪
ちなみにこの蔵の杜氏さんんはまだ30代の若い方なのだとか。
若い杜氏さんが頑張って一躍注目を浴びるというのは、「新政」や「風の森」、「而今」などにも通じるところがある。
これからますます楽しみな蔵元さんだ。
例年になくアジが釣れないので、今シーズンの泳がせ釣りは今回をもっていったん終了。
次回からは別の釣りをやります。
・・・と言っても、何も狙うあてが無いんだよなあ。
参ったな(^^;)。
