たけぞうのしっぽ

あまえんぼうゴールデンたけちゃんとおかあさんの日々…それから

土用の丑の日に…

2010-07-27 | 食べ物
昨日は土用の丑の日だったなぁ。

「みんな、うなぎ食べたのかなぁ。」とだらりと伸びるおいらくん。



近所のスーパーでもこの猛暑の中、入り口の特設テントでうなぎを並べて炭焼きしていた。

夕方行ってみると、灼熱の中に結構な行列が出来ていたよ。

我が家の「うなぎ担当」は、じいさん。(ちなみに昨年の様子

じいさんは今年はワタシにナイショで早々に松田川の漁業権を買って

早くからうなぎ漁をやっていた。

(じいさんは全くの趣味で里のお山に行っております。漁法は、竹籤の先にミミズを付けて

川底のウナギの寝床へ差し込み釣る、と言ったとてもシンプルで原始的なものだ。)



今年は知り合いの人たちも結構うなぎが捕れているらしく、じいさんの成績もかなり良い。

じいさんの釣った天然うなぎの大好きなにぃにのためにセッセとため込んでいるわけで。

で、先日のこと。

いつもより早めに川から戻ったじいさんが車からワタシを手招きしている。

(釣れた日は帰りが早いが、釣れないとねばるので帰りが遅い)

むむっ!不自然な格好…どうやら川でコケて、左足を痛めたらしい。

苔むした石に足を取られてよろめいた所、大きな石の間に足が挟まってグキッ!

それでも釣った2匹のうなぎの入ったカゴは離さなかったじいさん…執念なり。

1時間ほど川原で痛さに呻き、思案の果て、どうにかこうにか車まで戻ったという。

だからだ!!!

一人で知らん間に川で溺れて、裏の川まで流れて来た日にゃ~洒落にならんし

人様にも迷惑をかけるというもの。

と、こんな風に叱られるのでワタシに黙ってじいさんは川へ通っていたわけだ。

その夜、あろうことかお風呂で挫いた足をマッサージしたらしい。

翌日にはボンボンに腫れ上がり、キューピーさんの足のようだ(汗)

叔母が杖を買ってきてくれて、それを頼りにぎこちなく家の中を移動している。

きっと骨折か、軽くてもヒビくらいはいってるだろうとムチャクチャ脅して

やっと病院へ連れて行った。

若干口の悪い先生に「どうでもええけん、とにかくそのネットとシップ、取ってんた。」

と言われ、そうであったと母にやってもらったシップを慌てて外す。

「来たくもないのに、娘に折れちょる!と脅されてやって来た」みたいな

言わんでいい余計なことばかりしゃべって先生の診察を受けるじいさんの左足の先から

奇妙な長~~~い毛が一本ひょろ~~ん、ひょろ~~ん。

思わず先生の話もうわの空によくよくみると・・・たけぞうの毛であった。ぷっ♪

その後、気がつくとじいさんの足先のたけぞうの長~~い白い毛は

診察中の先生の白衣へ移動したみたいだ。

脅したじいさんの足はレントゲンも撮ってもらったが、

お陰様で「がいな捻挫」(重度の捻挫)と、いうことでギブスになはならずほっとした。


で、そんな丑の日の我が家は・・・

例の自家製ラー油をどうしても試してみたくて



野菜餃子を作ってみた。



子どもたちがいたら軽く150個くらいは食べたもんだが…



調子に乗ってラー油を入れすぎた・・・1個食べてはお茶を飲み…

とうちゃんにバカとなじられ…

自画自賛だが、それでもワタシ的には美味しかった(笑)

ふと見ると、

たけぞうが食いぐるみを咥えたまま寝ていた。



ブタ鼻・・・( ̄∀ ̄;)