訳:恋には熱烈に尽くすのと公私を分別するのと両方ある。
<恋には盲目的愛と冷静な分別の両面がある >
恋には、恋人に夢中になるあまり理性が働かなくなってしまうという面と、もう一つは恋人を守るためあるいは二人の恋をうまく成就するためにかえって思慮深く冷静になるという面があり、これら二つの相反する面が存在するということ。
小野寺律の場合③
<インフォメーション>
1.「純情ロマンチカ」がAT-Xにて再々放送決定
2011年6月24日(金)スタート
放送時間:日替(月)~(金)7:00~7:30/19:00~19:30
2.西武池袋駅改札前広場の天井フラッグに原作&アニメの「世界一初恋」広告展示
期間:5月1日(日)~5月10日(火)
展示数:B0サイズ4種・裏表36枚
<本編>
丸川書店オフィスで高野編集長と営業部部長横澤隆史の怒鳴り声が
部決会議の時、高野編集長が当初の部数から3万部追加と押してたけど、営業部トップが却下。その結果発売初日で完売したが、重版できるまでの10日間売り上げチャンスロスを生み出してしまったと。
横澤部長は丸川書店社内の間では暴れグマという異名持つ。
律っちゃんと同僚美濃が横澤部長の話をしてるとき背後から本人が現れた。
律っちゃんは横澤部長に初対面挨拶すると・・・
横澤部長:
小野寺出版の一人息子。七光りのやつ
ぐっさりと突き刺す横澤部長一言に律っちゃんげんなり。
そんな律っちゃんに高野編集長をはじめとしたエメラルド編集部一行は・・・
高野編集長:七光り大いに結構じゃないか。世の中の一般人は一光も持ってねーヤツらばっかりなんだ
トリ:恵まれた環境は決して悪い事ではない
木佐くん:親を越えて一人前って、人生挑戦しがいがあって楽しいじゃん
美濃:利用できる物はどんどん有効活用しないとね
慰めてくれた・・・と思いきや
「
それで失敗したら、ただのクズだけどな」
あはは・・・人悪すぎッなひとたち(ー▽ー;)
律っちゃんは自分の初恋の人が高野編集長だったと分かって以来、2人きりになるのを避けてた。
入社して1ヶ月。律っちゃんに初めてマンガ家編集担当を持つようになった。
その中の1人武藤先生のネームが予定(15日)より5日遅れていることに気付く{%電球webry%}
トリ前担当に聞くとこによるとたまに煮詰まると激しく落ち込み立ち直るのに時間かかかると。トリのアドバイスで武藤先生に進行確認の電話を入れる。
ネームができあがるまで10ページ。できあがったネームは律っちゃん宅のFAXに送ってくれるとのこと。
一旦仕事を終え、エレベーターから降りるとエントランスで高野編集長と横澤部長がたばこ{%喫煙webry%}吸いながら話しているとこを目撃。
さっき揉めていた2人がやけに楽しそうな雰囲気。高野編集長のめったに見られない笑顔と横澤部長が高野編集長を
「
政宗」
と呼び捨てしてたことに動揺する律っちゃん。
さっさと帰る律っちゃんを高野編集長が放っておくわけない。
律っちゃんは高野編集長と2人きりになるのを避けつつも、帰り道が同じだってことすっかり忘れてた。
高野編集長は自分が律っちゃんに避けられていると律っちゃんの態度を見抜く。
高野編集長:やっぱり意識してんの?
律っちゃん:だ、誰がそんなこと
その時電車が急カーブして電車の中にいるみんなはその動きに揺れた。
律っちゃんの体を高野編集長がしっかりとキャッチ。
支えられた律っちゃんは高野編集長の顔を合わせないようにと外背くが、電車ドアには高野編集長が自分をじっと見ていると感じ狼狽える。
家に着くと武藤先生からネームFAXが届いてた{%!?webry%}
この前、5年分のエメラルドネーム直し(高野編集長が赤字で書いた)のプレゼンテーションをし、今は自分の力量が試されるとき。
律っちゃん:どーしよー・・・これは結構なおすかも
初ネームチェックということで一度見てもらおうとトリにかけようとするが、トリ曰わく
『ネームは必ず高野さんに見てもらうように』
これは会わないわけにはいかない・・・
FAXで送ったら・・・
高野編集長:
となりだろ!ネーム持ってこい!!(`□´#)
押しかけててもと脅され仕方なく高野編集長のとこへ。
すぐに見るから家に上がれという高野編集長の誘いを断る。しかし・・・
高野編集長:中途半端な仕事の仕方してんじゃねーぞ
律っちゃんは高野編集長の啖呵に乗せられ家に入った。
初めて入る高野編集長の部屋はきちんとしてた。
律っちゃんが直した箇所はというと
・セリフの語尾後回し
・全体的にギャグコマが多いのでカット
・ドキドキシーンでオチを持ってきたとこを省略
高野編集長からの回答
・ギャグコマは意図的な物のみ残す
・作者のあそびを残す
それとネームチェックをさらに直した。
高野編集長、律っちゃんの初チェックネーム評価はどうなんですか{%はてなwebry%}
高野編集長:基本は間違ってない。けど優等生だな。まあ、当面は場数をふむ事だろう。まだ未熟だけど、経験を積んでれば問題なしと。
律っちゃんは用は済んだからと帰ろうとするが
高野編集長:
なんでお前オレを避けんの?
その質問に律っちゃんは外背まま避けてないと否定。
高野編集長を諦めさせようと彼女いると嘘つく。しかし・・・
高野編集長:オレの目を見てもー1回言ってみろ
高野編集長のマジ顔に律っちゃんは狼狽える。
自分のうそをすぐに見破らた。
高野編集長は律っちゃんを押し倒し{%キスマークwebry%}をした。高野編集長に触れられた律っちゃんは高野編集長の手を払いのけこぼれたネームをかき集めてさっさと帰ろうと玄関のドアに手を掛ける。
横澤部長来訪{%表情恐怖deka%}
そーいや、高野編集長のとこへ行く行くとしつこく言ってましたよね(^_^;)
高野編集長と横澤部長の関係っていったい
<本日の勤務内容>
高野編集長からの指令でエメラルド5年分のネーム稿解読
武藤先生の編集担当赴任
ネームチェックし、渋々と高野編集長に鑑定。
<純情ロマンチカからの共演者>
鈴木さん
<ゲスト>
武藤雪菜:河原木志穂
アナウンス:瀧澤 樹
脚本:中瀬理香 絵コンテ:坂本郷 演出:杉山慶一 総作画監督:菊地洋子、安田京弘作画監督:宮田奈保美 原画:12人、中村プロダクション 第2原画:3人、bigowl
動画検査:佐藤愛香 動画:7人、bigowl 色指定:田中一郎 仕上検査:田中一郎、北川太郎 仕上:手倉森咲子、bigowl 撮影:スタジオトゥインクル(4人) 制作協力:A.C.G.T 制作進行:大原昌典、高田祐樹
横澤部長出現で律っちゃんの動揺が隠しきれない様子。高野編集長と横澤部長の関係が気になるとこ。高野編集長の部屋でのやりとりシーン、規制を考慮しつつもドキドキしちゃいました(^0^)。
<世界一初恋グッズ>
<次回予告>
Adversity makes a man wise
武藤先生の体調不調で入稿ピンチ。律っちゃんはなんとしてもと緊急出動!?印刷所までに届けられるか。
<丸川書店用語集>
写植
写真植字の略。印画紙などの感光シートに写真技術を応用した要領で入力に応じて印刷用の版下の文字を出力することまたはその文字全体のことをいう。主に漫画では文字部分に当たるセリフなどに使用される。「写植を貼る」等と表現する。
も~ちょい(`皿´)