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ちょっとした心の動きを綴ります

2014-05-29 | 詩歌
どこにいてもどんな時も忘れることはない
私の一番大切な部屋に鍵を掛けて
なにより一番大事な箱に入れて守ってきた
あなたのことは何もかも忘れたくはない
私は一つ一つの出来事をみんな残すつもりよ

だけど時間という名のネズミが忍び込んで
私の一番大切な箱に穴を開けて
なにより一番大事なものをどこかに運び出す
あなたのことは何もかも忘れたくはない
私は一つなくしていくたび涙を流してるのよ

あなたを失ってから私は空を飛べない
あなたを失ってからどこにも行けない

あなたのことは何もかも忘れたくはない
私は隙間のできた思い出の箱をまだ手放しはしないわ

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