🌸さくらジャパニーズラングェッジスクールインク(さくら日本語学校)🌸

比人技能実習生、エンジニア、日系人等の日本語教育を一貫したシステムで行っています。

                  移民について(Ⅱ)               11月19日

2018-11-19 | さくら日本語学校
フィリピンは11月1日~4日までお盆休みを頂きましたので“移民”について少し勉強をしました。
今後起こりうる、まず移民政策について是非を問う前に“人口激減”について考えてみたいと思います。
住民基本台帳に基づく人口動態調査によれば、
2015年一年間の日本人の人口減少は27万1834人と過去最大となりました。
今後、人口減少は恐ろしいほどのスピードで加速します。
2010年代では273万人の人口減少が予想され、20年代には 2倍を超える620万人となり、30年代には820万人、40年代には900万人、そして50年代には910万人と予想されています
この10年間の間に1000万人近い人口が減少すれば日本はどうなるのでしょうか。
20年代には2倍以上の人口が減ることを考えれば決して遠い未来の話ではありません。
更に人口減少には終わりがないということを理解しておかなければなりません。
日本の人口減少は限りなく続いて行くと考えていた方がいいでしょう。
なぜなら日本の人口減少の恐ろしいのは単に総人口が減るだけではなく“高齢者”が増加する一方であることです。

すでに超高齢者は日本人の4人に1人以上の割合で高齢者となる時代を迎えています。
あと7年後の2025年にこの超高齢者層が一番多くなる (団塊の世代)と言われています
厚生労働省の発表によると、この2025年度には必要な全国の介護職員は253万人にもなり38万人が不足すると発表していますが、今年の新聞等によると58万人が不足するのではないかとも言われています。
現在、2017年度の技能実習生77職種で27万人にも及びますが、この2倍以上が1職種の介護のみで不足するだろうと言われているのです。

この“現実”の数字を国会議員の先生方や厚労省も真剣に討論して欲しいと考えているのは、私だけでしょうか
                                                                 感謝
 

                 移民について(I)                 11月16日

2018-11-16 | さくら日本語学校
“移民”という言葉について皆さんは何を想像しますか。
移民のほとんどは、発展途上国からやってくる貧しくて職のない人々であり、そういう移民が解禁されれば大量に日本へ押し寄せることになります。
この意味の中には言葉が分からず、仕事にもつけないのでドラッグや麻薬の密輸、最悪の場合テロも起こるかもしれない。
彼らは日本人の職を奪い、隣近所に住むことによって犯罪者が増えることは間違いない。
以上のようなイメージを持つ方が多いと思います。

すでに介護、農業、工業分野には人手不足に陥っています。このままでは日本の若者たちは良い仕事を探して海外移民を目指す時代になりかねません。移民政策で成功しているカナダやドイツなどをヒントに、移民受け入れを行えばまだ間に合うと言われています 。
日本人は外国人に対して特別に人種差別意識が強かったり排除的ではありません。
政府も東京オリンピックを目指し、外国人観光客に対しても積極的に大歓迎の姿勢(おもてなし)を見せながら、定住となると断固拒否などの態度をとっています
海外から見ればお金を落としてくれる観光客は歓迎するものの、日本人の本心は外国人嫌いだと捉えられても仕方がありません。

私は移民を受け入れるためには、下記のように思っております。

1.入国する前に1年間位、母国に於いて日本語 N 3級レベルに教育して、日本の法律、マナー、ルール、習慣、文化、税金などまでを細かく教えます。
そうすることによって日本で N 3レベルクラスであれば日本の企業ではひっぱりだこでやとってくれます 。
日本語が N 3クラスですからもちろん仕事もありますし、犯罪を起こさなくて済みます。
2.日本に入国後、再度教育のできる施設を国別につくる支援センターが必要と思います。
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                   万歳!!                    11月14日

2018-11-14 | さくら日本語学校
10月30日、待ちに待った朗報が入りました。
パン業界の大手のY社が、新年度70名の採用スタートが決まりました。
5年前からの案件ですので本当に嬉しいです。
                                                                感謝

                   親孝行                     11月 12 日

2018-11-12 | さくら日本語学校
熊本に住んでいるおふくろに逢いに10月末行ってきました。
3ヶ月ぶりなのに足腰が相当弱っていると感じました。
なにせ“99歳”ですから仕方ありません。
それでもデパートに連れて行って美容室で散髪をしてマッサージ、そして食事は完食です。
今回は蕎麦を食べましたが、あまり美味しくなかったようです。

残った時間でデザートを食べに行きましたがとても「美味しい、美味しい」と大変喜んでくれました。

人間は一生、人に学び、教わることは続くのです。
母より勇気をもらい、いつまでも前向きに進みたいものです。
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                   準優勝                    11月09日

2018-11-09 | さくら日本語学校
9月16日、全国人材技能実習生の“日本語弁論大会”が広島で開催されました。
私共の技能実習生のジャン スリトが参加するということで、応援に広島まで行きました。昨年は3位でしたので今年は優勝出来ればと思っていましたが6ヶ国18名の強豪の参加者ばかりでしたが、“準優勝”を勝ち取ることが出来ました。
弁論大会の原稿作りから指導等を教えてくれたŞ協同組合様のスタッフや勤務先の(株)Rの皆様方には、改めてお礼申し上げます。
 
昔の弁論大会はほとんどが中国人ばかりでしたが、今回はなんと中国人は18名中 1名のみでした。驚きです。
                                                                感謝